内外装共に順調に仕上がっていて、まさに完成直前である(色々あって引き渡しは3月1日予定)。今回は、こだわりの津軽テイストを一部紹介したい。
ボクの故郷は青森県弘前市、津軽というエリアである。
人生の半分以上を信州で生きており、この先もますます信州での日々を重ねていくコトになるだろう。
でも、ボクという人間の基礎が出来たのは津軽であり、ボクの故郷はこの先もずっと津軽なのである。
という訳で信州で新築している家にも津軽テイストを取り入れるコトに。
本当は、世界遺産でもある白神山地のブナ、または県木のヒバを建材として使えたら良いのだけど、その辺は予算的にムリ。シンボルツリーとして庭先に植えようとも考えたけど、いずれも巨木になるので、狭い敷地ではムリ。
そこで取り入れられそうな津軽グッズを探してみた。
言われないと気付かれないかもしれないけれど、時々、それらを見ながら故郷を想える。
そんな感じの自己満足で良いと思いつつ。
これは、「BUNAKO」というブナを使った伝統工芸品のシェード。
言われないとたぶん誰も分からないだろう(笑)
でも知って欲しい。
BUNACOが生まれた背景やその魅力を。
カウンター上にさり気なく設置されたBUNACOの優しい灯りに、ボクは満足している。
トイレには、同じく伝統工芸品の津軽びいどろの照明を使ってみた。点灯してみたら、海の浮き玉デザインの網紐がシルエットとなって、思っていた以上に味のあるステキな仕上がりとなった。
こんなワクワクするステキなトイレに早く籠もりたい(笑)
そして次は、津軽で畳職人として活躍している、弟の友達によるグッズ。
作ってもらった畳を信州に送ってもらったり、こっちに来て作ってもらうのも現実的ではない。
そこで彼が手がけた津軽テイストの縁を取り入れるコトに。
斬新っ!
鳩笛に惹かれたんだけど、全体のバランスも考慮して、津軽塗(黒)柄の縁を、こちらの畳屋さんに送ってもらい、仕上げてもらうコトに。
これは仕上がりイメージなので、実際どんな感じになるか完成品はまだ見ていない。
決して広くないリビング隅の四畳半スペースだけど、津軽と信州が誇る畳職人のコラボ畳が敷かれるなんて!
これは仕上がりイメージなので、実際どんな感じになるか完成品はまだ見ていない。
決して広くないリビング隅の四畳半スペースだけど、津軽と信州が誇る畳職人のコラボ畳が敷かれるなんて!
ワクワクが止まらない。
ひとまず、津軽テイストの一部を紹介してみた。
津軽人の感性やこだわりって本当に素晴らしい。
今回の新築を通して、住んでいた頃は知らなかった津軽の魅力を再発見できた。
津軽は、知れば知る程、魅力に溢れるボクの故郷だ。
そんな津軽のテイストを取り入れた家はきっとステキになる。
信州在住津軽人みんぺーによる唯一無二の家だ。最後に木と石の素材感に溢れたリビングの壁にワンポイントで設置したスペインガラスを紹介しておく。
なんでスペイン?
かつて新婚旅行先として、地中海を臨むイタリアに憧れる嫁さんを「同じ地中海だから似たようなもんだ」と言い聞かせて行ったのがスペインだから。
世界一周一人旅にてスペイン語を学んだボクは、スペイン語を使えて頼りがいのある自分を見せたかった(笑)
このガラスブロックには、そんなボクたち夫婦のストーリーも込められていたりする。
これこそ本当に言われないと分からないだろう(笑)
以上、説明されないと気付かれないだろう、地味だけど、みんぺー的こだわりグッズの紹介でした!
それにしても、次々と色んなコトにこだわり、思いつきで提案する面倒くさいボクを、設計士さん、インテリアコーディネーターさんは、ホント上手に扱って扱ってくれた(笑)
ただ要望に応えるだけでなく、その都度、的確なアドバイスを返してくれた。
やめた方が良い場合は、理由を丁寧に説明してくれ、納得させてくれた。
結果、何の後悔も不満もないし、こんなステキな家が仕上がっていくんだから、さすがプロである。
まだまだこだわりのパーツは盛り沢山なので、また紹介したいと思う。
それにしても家作りって本当に楽しい。