言うコトや行動がブレると良くない。
子どもも混乱するから。
頼れる大人ってそういうものだ。
さて、いつからか職場の子ども達の会話に「きめつ」というフレーズが出る様になった。
きめつ?
きみつ?
ミッツ(笑)?
初めはそんな感じだった。
週刊少年ジャンプを読んでいたのは遥か昔の話である。
ただし5巻だけは宿題が終わるまで我慢しよう。
開放、そして読了(笑)
今、年代に関係なく読まれている漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の人気がスゴい。
気がつけば息子のコキータの口からも頻繁に「きめつ」が登場する様に。
え?
「きめつ」知ってるの?
当たり前じゃん!
すごい人気なんだよ。
小遣いで漫画を2巻まで買って繰り返し読み、「きめつ熱」か増していくコキータくん。
子どもの頃は漫画が大好きだったボクなので、読んだらハマる気はしていた。
だからこそ?敢えて読まずに距離を取っていた。
流行り物にはすぐには乗らない。
昔からそんな変なこだわりがある。
まぁそれはそれとして、休校生活を頑張るコキータくんに3〜5巻まで3冊を買ってあげた。
新品が品切れになる程の人気らしい。
何軒か探してようやくゲット!
ただし5巻だけは宿題が終わるまで我慢しよう。
それまでは巻かれたビニールを取ってはいけない。
男と男の約束だぞ。
読みたがるコキータくんの前に立ちはだかる威厳の塊と化したボクである。
読みたがるコキータくんの前に立ちはだかる威厳の塊と化したボクである。
父親とはそういうものだ。
時には息子の壁にならないといけない。
その壁は強固で高い。
しかし、その後、公私共に目の前で繰り広げられる「きめつ」トークにチンプンカンプンなボク。
キミたち何を言っているんだい?
そこで満を持して読んでみるコトに。
どれどれ…
ん?
ヤバい。
面白い。
一気に4巻まで読み終えてしまった。
なんだよ、このワクワク感は。
木箱を背負い、その中には鬼になってしまった妹がいる。
ねずこを守らないと。
ねずこを守らないと。
ねずこのために強くならないと。
43歳のおっさんが見事に感情移入してしまった(笑)
こうなると目の前にある5巻のビニールを取りたくて堪らない。
読みたい。
読みたい。
続きが知りたい。
開放、そして読了(笑)
その代わり、コキータくんの宿題を終わらせるコトに全力を尽くした。
大人には臨機応変な対応力が必要である。
それをブレと言うか柔軟性と言うか…
よく分からない。
とりあえず宿題も終わり、漫画も読めたコキータくんはハッピーだし、そんな姿を見れたボクもハッピーである。
5巻を読めたから…ではなく、息子の嬉しそうな姿を見れたから。
5巻を読めたから…ではなく、息子の嬉しそうな姿を見れたから。
そこがポイントである。
そんな訳で、今更かもしれないけれど『鬼滅の刃』オススメです。
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