民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

児童養護施設職員と夜勤あけの朝

2019年12月20日 | 児童養護施設の仕事
本日、夜勤あけ。

今朝は、学校に通う子ども全員が、朝から遅刻せずに登校できた。

当たり前に思われるかもしれないけれど、不登校傾向の子も多く、いつも誰かしらが行けずに残っているのが日常である。

頑張ったのは本人たちなのだけど、昨夜から今朝にかけて、勤務職員が一人ひとりをフォローした結果でもある。

学校には無理してでも行くべきだとは思わない。

でも、安心して行けるもんなら行けた方が良い。
無理やり嫌々行かせるのではなく、自主的に一歩を踏み出せるように。

言葉をかけ、手をかけ、目をかけ、心に寄り添う。

そしてそっと背中を押してみる。

丁寧に、丁寧に。

そんなコトの繰り返し。

昨夜、理不尽な暴言をぶつけてくる子どもを対応した後、後輩に聞かれた。

この仕事やってきて良かったと思います?

たまにそんな質問を受けるコトがある。

良かったか良くなかったかで答えるとしたら、良かった。

すぐに変化はないし、結果もなかなか出ない仕事だ。

でも、良い職場で、良い仲間たちと悩みながら、日々、出来るコトを精一杯やれている。

そんな実感があるし、時々、本当に時々、小さな結果が出る。
今日は、そんな良い朝だった。

みんな休まず、遅れずに学校に行けた。

ただそれだけ。

でもそれが堪らなく嬉しい。

この仕事の良さはこんな何気ないコトに喜びを感じられるコトかも。

そんな喜びを後輩たちと分かち合い、職場を後にしてきた。

仮眠とって、また夕方から出勤、頑張ろっと。


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