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母 手術

気になっていた発熱も37度台になんとか下がってきたので、お昼に医師の最終判断によって予定通り手術をすることに決まりました。

入院して以来、「手術はできればしてほしくない」と言っていた母も、さすがに1週間以上ベッドに寝たままの状態でしたので、「手術をすれば(もちろん手術が成功すれば)起き上がることができる」という医師の言葉を聴いていたので、「手術しましょう」と医師が言ったとたん、目から涙を流して喜びました。

手術は午後2時から4時30分まで。予定通り2時間半の手術。

頚椎の5番と6番の間の椎間板はぐちゃぐちゃになっていたので、取り除き、腰の骨を移植し、5番と6番の頚椎骨を前方からチタンのプレートとネジで固定する手術で、手術は成功とのことでした。

母は麻酔から醒めた後も、話すことがちんぷんかんぷんで(医学用語では「せん妄」と言います)、看護師が「古澤さん、これいくつ(何本)に見える?」と母の目の前に指を立てて見せ、指の本数を言うように促すと、母は「二十歳」と答えました。

看護師さんは最初意味がわからず、私が「お母さんは看護師さんがいくつ(何歳)に見えるか?と尋ねたと思って、二十歳に見えると言ったようです」と言うと、「まあ、うれしい。そんなに若く見てもらって」と看護師さんは面映い様子をしたので、付き添っていたみんなで笑いました。

とにかく、手術は成功。あとは、母の骨(頚椎)が丈夫でネジが抜けたり、沈んだりしないことを祈るだけです。

病院のみなさん、ありがとうございました。


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