2006年10月29日のブログから

今朝、バァちゃんが　歯磨きから　帰ってきたとき

久々に　シャキ～ンと　じじが起きていました。

ドアを開けて　部屋に入り
歩行器を　トン・・トン・・と　
つきながら歩いてくるバァちゃんを

背筋をピンと伸ばして　
正面から　ジッと見つめています。

バァちゃんの　頭の先から足の先の方まで
じじの目線が　何度も往復しています。

不思議な犬です。

バァちゃんが　退院して帰宅したときのこと・・・・・

それまで、スムーズに出来ていた事が
全て　
出来ない！！と言うようになってしまいました。

ここが　正念場や！！！と　毎日毎日
やってくれるまで　待ちました。
なだめたり　説得したり

動き出す様子が無い時は
しばらく離れて
用事をしながら　待ったりもしました。

一つの事をやってくれるまで
1時間半かかることは　ザラでした
いたいよ～～！！と　いつも言っていて
立ち上がるときには　
遠慮なく、大声で叫びました

その頃は、朝いつも　　
1人では　起き上がれないと　言いました　
やっと、やっと
起き上がっても　服を着替えられないと　言いました。

皆が出かける前の　慌しい時間です。

声かけて　お弁当を作りながら　何度も
促したり　様子を見たり・・・

そんな時、じじが
バァちゃんの部屋に来て
じっと　様子を見ていました。

いつもは、
おとなしくて　吠えたことがない　犬ですが

その時は　バァちゃんに向って
吠えたんです　。

できんわよ～と
寝ているバァちゃんの　ベッドに前足をかけて
立ち上がったりもしました。
　　　　　　　　　

じじが、うちに来てから
丸1年　経った頃でした。

そんな　じじに
驚いたり　
ほほえましかったり
嬉しかったり・・・・・

今も、時々
バァちゃんを　
じじは　　じ～っと見つめています。



文には関係ないけど・・・
寝ている夫の横にくっついて眠るじじ