これが値段の割に優秀で、決められた時間以上空いているとスマホに通知が来ます。
これが値段の割に優秀で、決められた時間以上空いているとスマホに通知が来ます。
箱の中にはディスプレイ本体とHDMIアダプタとタッチペンのみ。トリセツ?なにそれ美味しいの?な玄人志向的パッケージ(笑)
Raspberry Pi5+純正ヒートシンクではHDMIコネクタとヒートシンクが干渉して、アダプタでの接続ができません。ヒートシンクを外すか、削るかしないといけないのですが、どちらもちょっと面倒なので後で考えるとして、ひとまずケーブルで接続して動作確認をします。
ケーブル接続したら電源を入れて起動してみます。
一瞬「No Signal」って表示で焦りましたが、無事に起動しました。
保護フィルムはがしていないので見にくいですが、ちゃんと表示されました。
Zero2も一緒に購入していたので、こちらもセットアップしてみました。
Raspberry Pi5との大きな違いとしては、ボードの大きさです。
そして、インターフェースも異なっています。
USB機器を接続する際はOTG(On The Go)ケーブルが必要になります。
スターターキットには、純正OTGケーブルとHDMI変換アダプタが同梱されているので、それを使用してキーボード・マウス・ディスプレイを接続して使用してみます。
電源は、microUSBなので、Raspberry Pi5で使用した電源から持ってきます
raspberry pi 5と同じ手順でセットアップしていきます。
ただ、調べてみるとOSは32bitの方がいいようです。今回は32bit版で進めてみました。
起動してさわった感じは、当たり前ですが5に比べるともっさりした感じで動いています。
X Windowなしで使った方が良さそうですね。
機能を絞った使い方をする場合はZeroを使うのもいいかもしれないです。
ディスプレイやキーボード・マウスを付けて普通に使ってもいいのですが、サイズが小さくてどこでも置けるraspberry piなので、リモートデスクトップで運用することにしたいので、VNCを使って運用をしてみます。
raspberry piをサーバーにして、windowsとスマートフォンから操作できるようにしてみます。
左上のラズベリーパイマーク→設定→Raspberry Piの設定で設定画面を呼び出します。
インターフェイス→VNCでスイッチを右側になるようにします。
今度は右上にVNCのアイコンが出てくるので、クリックしてIPアドレスを確認します。
raspberry piがDHCP機能を使ってIPアドレスを割り振られている場合は、起動するごとにアドレスが変わってしまうので、固定しておいた方がよいでしょう。
右上のネットワークのアイコンをクリックしてAdvanced Options→接続を編集する→歯車アイコンから変更ができます。
変更をしたら、ネットワークアイコンをクリックして一度アダプターを無効化して、再度有効化しましょう。
設定→Raspberry Piの設定→ディスプレイ→ヘッドレス解像度で任意の解像度を選択します。
小さすぎると昔のノートパソコンのように表示領域が小さくなってしまいます。大きければいいかというと今度は文字やアイコンが小さく表示されてしまうので、使用環境に合わせて設定をします。
raspberry pi側の設定は以上となります。
クライアント側にVNC Viewerをインストールします。
Windows Mac Linuxそれぞれにクライアントソフトがありますので、環境に合わせてインストールします。
今回はRealVNCを選択しました。
インストール出来たらクライアントソフトを起動して、File→New connectionを選択します。
VNC Serverにraspberry piのアドレスを入れて(Nameは適当に)OKをクリックします。
接続をするには、先ほどNameを付けたアイコンをダブルクリックします。
初めて接続するときは警告が出るので、contenueボタンをクリックします。
raspberry piのユーザー名、パスワードを入力してOKを押すと、問題がなければデスクトップが表示されます。
これで、ヘッドレス運用ができます。
スマートフォンからも同じ要領で、クライアントアプリをアプリストアからインストールすることで、リモートデスクトップ環境が使えます。
今回はここまでにします。