徳丸無明のブログ

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R-1グランプリ2023 優勝予想

2023-02-12 21:47:25 | 雑文
関東では雪が降るなど冷え込みが厳しいようですが、福岡は比較的暖かい日々が続いている今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか的なR-1グランプリの季節が巡ってまいってまいりました。昨日準決勝が行われ、3月4日に決勝が開催される、ひとり芸の祭典R-1グランプリの、優勝予想をさせていただきます。

ファイナルに残ったのは以下の7人。


コットン きょん
ラパルフェ 都留拓也
カベポスター 永見大吾
田津原理音
サツマカワRPG
寺田寛明
Yes!アキト


この中から僕が予想する優勝第1~第3候補は次の通り。


①ラパルフェ 都留拓也・・・阿部寛、森泉、『トイ・ストーリー』のウッディなどのモノマネで人気沸騰中の都留。とにかくモノマネのクオリティが高いんですけど、それだけじゃなく、ネタの形でモノマネを活かすこともできるんじゃないか・・・。いや、観たことないんですけどね。せいぜい「細かすぎて伝わらないモノマネ」ぐらいしか。でもたぶん大丈夫だと思います。

②サツマカワRPG・・・2年連続ファイナル。ギャグやショートネタだけでなく、ちゃんとストーリーを持った長さのネタもできますし、去年もけっこうよかったので第2候補。

③コットン きょん・・・去年のキングオブコント準優勝。ウデもネタもしっかりしてるんで、コンビでやってることをそのままやれば間違いなく面白いでしょう。


ほかのファイナリストにもひとこと。


カベポスター 永見大吾・・・コンビでの漫才の面白さは折り紙つきなのですが、ピンネタは観たことないんで未知数。漫才以外のどんな顔を見せてくれるのかに期待します。

田津原理音・・・知らないのでノーコメント。

寺田寛明・・・これで3年連続ファイナル。知的なタイプの芸人。知的なネタって笑いよりも関心が先にきちゃいがちなんですよね。「ははは」より「おお~」って。なので、好きなタイプではあるんですけど、優勝は難しいかと。

Yes!アキト・・・去年は敗者復活のアキト。僕は去年、「ギャグの羅列は若い視聴者にはウケるから一般投票でファイナル行けたけど、年長の審査員にはハマらなかった」と評しました。今回もギャグの詰め合わせでくるなら同じ結果になると思います。同じギャグをやるにしても、ただ順番に披露するのではなく、見せ方を工夫して、まとまりをもった1本のネタに仕上げれば評価も変わってくると思うんですけどね。


以上の7人に、復活ステージから選ばれる1人が加わって決勝が行われます。敗者復活の予想もしときます。復活ステージに臨むのは以下の23人。


やまぐちたけし
清川雄司
ソマオ・ミートボール
赤木裕
鈴木ジェロニモ
本多スイミングスクール
ヨネダ2000 誠
二代目ちくわぶ
村民代表 南川
もりせいじゅ
ケビンス 山口コンボイ
トンツカタン お抹茶
こたけ正義感
蛙亭 イワクラ
へんみ亮介
エルフ荒川
真輝志
シモタ
徳原旅行
きしたかの たかのピエロ
まりんか
9番街レトロ 京極風斗
森本サイダー


芸歴10年以内の制限をかけたことで顔ぶれの移り変わりが激しくなっていますね。ブレイクの兆しが見えるたかのピエロや、芸人と弁護士の2足の草鞋・こたけ正義感、ダレノガレ明美ネタで強烈なインパクトを放っているソマオ・ミートボール、ギャルキャラで露出増加中のエルフ荒川、去年THE WとM-1ファイナリストのヨネダ2000 誠あたりが捨てがたいのですが、今回は蛙亭 イワクラにBet。公私ともに絶好調。コント師としての評価も確固としたものになりつつあります。単純に好きということもあるんですけど、一般投票は人気と知名度で決まってきがちなので、その点でイワクラが一番なのかなと。


皆さんもよろしければコメント欄から優勝予想にご参加ください。第1~第3候補まで予想可とさせていただきます。今回も当たっても何も出ません。
gooブログのコメントフォームには名前とタイトルとURLの入力欄がありますが、これらは必須じゃなくて、コメントだけでも投稿できるはずですので、お気軽にお寄せください。

M-1グランプリ2022 感想

2022-12-21 23:24:56 | 雑文
寒いですね、とにかくお寒いですね。強烈な寒波が日本列島を包み込み、本当に温暖化は進行しているのか疑わしくなる今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか的な漫才の祭典、M-1グランプリの感想文です。今年は新顔中心というか、知名度の高いコンビは少なめで、今後新風を吹き込んでくれそうな顔ぶれになりましたね。

個別の感想は以下の通り。まずはファーストステージから。


カベポスター・・・トップバッターに選ばれた時点で優勝はあきらめたのでしょうか。いい具合に肩の力が抜けていました。
大声大会のネタ。自分以外が「ん」で終わる言葉を選んだために優勝を重ねる。「ん」を言うときの永見のポーズの反復が面白い。もっと大きな声が出るよう「言葉を選べよ」とツッコんだあとに「酒池肉林」という、別の意味で言葉を選ぶべきワードをもってくるのがうまい。2大会連続のゆりあへのメッセージがプロポーズへの伏線になっていたように、様々な「◯◯ん」も伏線に使えたような気がします。もっと尺が長ければいろんな展開を見せられるネタですね。
立川志らくが「ツカミの糸電話があまりに面白すぎて、それを超えてこなかった」って言ってましたけど、本編と直接関係のないツカミはあまり評価しなくていいんじゃないでしょうか。

真空ジェシカ・・・「共演者の信頼を得たい」と言ったのに、なぜだかシルバー人材センター連れていかれてしまう。博多大吉が「大喜利型漫才」と評していたように、このネタは「こんなシルバー人材センターはイヤだ、どんなの?」というお題の答えを羅列した形になっています。組み立てによってちゃんとストーリー展開があるように見えていますが、ひとつひとつの場面は独立していて、単独でも成立するんですね。なんで、話をちゃんと積み上げていくタイプが好きな人にはイマイチに思われるでしょう。去年のネタも同じ作りでしたけど、今回はひとつひとつの繋げかたが自然になっていました。
個人的には「六法全書の同人誌」と「かいみょん」が好きです。

オズワルド・・・「夢の中ならなんでもし放題」という話をしていたと思いきや、実は「今はオレの夢の中だ」と言い出す畠中。「今夢を見ている」と言い張る人を、どうやって現実だと気づかせるか、というシチュエーションがまずいいですね。ワクワクします。「現実でこんなことやったら死んだほうがマシ」の動きは、もっとコミカルにできるはず。
年々テンポが速くなっていますね。手数が増えてるぶん、余韻によって生まれる笑いが犠牲になってる気がします。忙しい中でのネタ作りが大変なら、来年は思いきってエントリーせず、2年がかりで優勝を目指してはどうでしょうか。

ロングコートダディ・・・まさかのWボケ。これも大喜利型ですね。「こんなマラソンランナーはイヤだ」の答えを次々見せていくスタイル。足音がけっこう大きくて、セリフの聞き取りに少し支障が出ていました。もっと音が出ない靴を選べなかったのでしょうか。最後の「一緒に走ろう」の伏線回収で全体のまとまりをもたせたかんじ。

さや香・・・最近珍しいケンカ漫才。聞いていて気持ちがいいです。まず「いつまでも若くないですよ」のひとことがカツーンと入る。パンチのようなツカミ。「衰えた」と言いながらもまだ若いエピソードを披露していきます。顔近づけツッコミをやることで、わかりやすくヤマ場を作れていますね。自分のオトンより相方のオトンがだいぶ年上と気づいた所で感情の切り替わりが起きて、場面転換のような劇的な効果になっています。「一番好きな食べ物は漬物」と「佐賀のタクシーだけ20%引き」に対するツッコミ変えたらもっと笑いが取れたんじゃないでしょうか。
完成度だけなら今大会一番ですね。

男性ブランコ・・・音符運びという架空の仕事のネタ。運びかたのコツを説明するも、失敗して浦井が死んでしまう。「そんな仕事はないよ」とか、根本を否定するツッコミなしで本編に入ったのはよかったです。最後の「音符運び危ないからやめとく」ってセリフ、フツーすぎ。
なんかインポッシブルっぽかったですね。出血を表すムーブとか、まさにそのものじゃないですか。こんなコミカルなネタ持ってきたのは、何か心境の変化でもあったのでしょうか。ロングコートダディもそうですけど、やっぱコント師ですね。

ダイヤモンド・・・余計な単語が付いた不自然な話を繰り広げる。「いちいちうるせえな」って怒鳴るのは、感情の爆発としてはタイミングが早いし、ツッコミをもうちょっと言い返してほしかったです。「もねってやめてよ」には共感できません。オネエみたいになっていくのはちょっと面白いですけど。ひとつひとつのワード選びはセンスあります。しかしセンスはあってもあまり笑いを生み出すには至らなかったか。「不自然ローソン」と「定価ローソン」が一番よかったです。
野澤の声はなんかクセになる。ダイヤモンドはネタごとに違った工夫をしていますね。そこはちょっとキュウに似ています。

ヨネダ2000・・・イギリスで餅をついてひと儲けをたくらむネタ。「ペッタンコ」のリズムをベースに、周囲の人々が様々な音楽的反応を繰り広げます。前半笑い低めで後半爆発。ダンスの披露に歌までうたっちゃって、これを漫才とするのはちょっとズルい気もします。イギリスの設定は必要だったのでしょうか。USA踊るならむしろアメリカのほうがよかったのでは。
今年THE Wもファイナリストで準優勝だったヨネダ2000。将来は安泰でしょう。

キュウ・・・「全然違うもの」を次々挙げていき、違っていると思ったものがなぞかけ的に関連していた、というネタ。関連が明らかになった瞬間、「うまい!」という笑いが起きます。まったく一緒のものを聞いているときの清水の表情が笑えますね。「~でしょう」の反復でリズムをつけていましたが、少しわざとらしいというか、芝居くさくなっていたかもしれません。
サンド富澤が言う通り、キュウは発想がすごいから、その感心のほうが上回ってしまうきらいがありますね。清水は平場が弱いのか、ネタの後は空回りしていました。
9年目のキュウが9番手で9位。9よっつでしょう!

ウエストランド・・・井口が悪口を言うためだけの、あるなしクイズ設定。見え透いているけど、笑いは届けやすいですね。出だしはゆっくりジワジワのウケ具合でしたが、「警察に捕まり始めてる」で客の心を完全につかみました。井口の答えの連呼がちょっと多いか。それを減らせば手数を増やせますね。
僕もナイツ塙と同じように短く感じましたが、それはネタを飛ばしたからだけでなく、「もっと悪口ほしい、もっとくれ」ってなってたからだと思います。分析してごめんね。


続きましてファイナルステージ。


ウエストランド・・・1本目と同じ形式のネタにして正解ですね。先に書きました通り、観客は1本目を観て「もっと悪口ほしい」という心理になっていました。そこに「ほら、これがほしいのか」と言わんばかりに、同じあるなしクイズのネタを放り込んだら、みんな「まってました!」とばかりに食いつくのです。ようは観客の飢餓感につけこむ形で爆笑をかっさらうことに成功したわけです。
しかし今年はR-1でお見送り芸人しんいちも優勝しましたし、世間は今、毒を求めているのでしょうか。コンプライアンスだ、痛みを伴う笑いはダメだ、ルッキズムだって、今まで当たり前のように言えていたこと、できていたことが軒並みダメってなっちゃって、みんな「もういい加減にしてくれ」ってなっているのでしょうか。
仮に世間が今、毒を求めているというのであれば、ウエストランドは時代が味方をしてくれたということになります。これまでずーっと悪口を言い続けてきた井口。そのキャリアによって、研ぎ澄ましに研ぎ澄まされた悪口が、毒を求める時代の願望と出会った。まったく計算していなかった、偶然による需要と供給の一致。言いたいことも言えないこんな世の中で求められたポイズンは、井口の毒だったのです。2020年のM-1が9位で終わったのは、ネタがイマイチだったからでも、ウデが未熟だったからでもなく、まだ時代の空気が強く毒を求めるまでに至っていなかったからなのかもしれません。苔の一念岩をも通す。悪口言い続けてきて本当によかったね。
それから、なぜ井口の悪口が笑えるのかというと、もちろん共感の部分もあるんですけど、それだけじゃなくて、井口の悪口は、「下から」の悪口だからなんですね。売れない芸人で、コンプレックスのかたまりのような小男が、なんかギャーギャーわめいている。その様は、滑稽ではあっても、威圧的ではありません。
社会的に下の立場にいる人間の悪口。それが「下から」の悪口です。下からの悪口は、発言者の劣位が気の毒であるがゆえに、不快感をもよおしません。キャラクターによってはポップですらある。だから許容される。許される悪口なのです。
たとえば有吉弘行なんかは、猿岩石でのブレイク後、仕事がなくなった時期を経て、復活し始めのころはガンガン毒を吐いていました。ひるがえって、テレビ界の頂点を極めた今、ほぼほぼ毒を封印しています。これはなぜかと言うと、「上から」の毒は過度に攻撃的で威圧的になるので、毒を吐かれた側が可哀想になり、笑えなくなってしまうからです。有吉は年を取って丸くなったのではなく、その自覚があるから意図的に毒を抑えているのでしょう。
なので井口の毒も、時限性というか、長期間は使えないかもしれません。志らくは「あなたがたがスターになったら時代が変わる」と言いましたが、ウエストランドがスターになったら毒を吐けなくなる可能性大です。井口の毒は、ウエストランドがスターではない限りで通用する毒だということです。改めて、分析してごめんね。
最後に河本が泣いたとき、「お前が泣くんかい!」とツッコんでしまいました。優勝予想の記事に書きました通り、心情的にはウエストランドに一番優勝してほしかったので、予想は外れましたが、嬉しい結果となりました。
しかしこうなると、アナザーストーリーが楽しみですね。まさか泣きながら電話したりしないでしょうね?いや、ひょっとしたらフリなのかもしれません。

ロングコートダディ・・・タイムマシンで江戸時代に行こうとするネタ。ツッコミの声が大きいのはいいとして、なぜガッツポーズする?
面白いんですけど、やっぱりこういうネタならコントとしてやってほしいです。

さや香・・・「男女の友情は成立する」という石井と、それを論破しようとする新山。石井のほうがおかしいのかと思いきや、「大人の関係」がただのアクシデント的キスだったことが明らかになった瞬間、立場が逆転する。すると「シラフの1回はベロベロの5回、昼の1回は夜の25回」という独自の計算式が変態性の表れに見えてきます。途中で立場が入れ代わるのは珍しくありませんけど、それでも物語の組み立てがよくできています。
1本目もそうですけど、羅列型の漫才と違って話が積み上がっていってるし、展開にメリハリがある。ひたすらヒートアップさせていくだけのケンカ漫才(誰とは言いませんけど、まあブラックマヨネーズ)とは違って、話の流れを追う楽しみがあります。
2本ともよかったです。僕の中ではさや香優勝。


今回審査員が2人変わりました。オール巨人と上沼恵美子が引退して博多大吉と山田邦子に。個人的には大歓迎です。オール巨人は少し考えが古くて頭固いし、上沼恵美子は感情的になりがちで自分の好みを優遇しがちという印象でしたので。でも山田邦子は山田邦子で、自由すぎて制御きかなそうなかんじでしたね。それでもえみちゃんよりクニちゃんのほうがマシかな。
全体的には、大爆発したネタはなく、中爆発がいくつか起きた程度の、わりとおとなしめな大会になりました。ウエストランドは(少なくとも2,3年は)売れるとして、ほかの組はどうなるでしょう。ダイヤモンドがキャラもってそうな予感はあります。カベポスターとキュウは今後も変わらず劇場と営業メインで行きそうな気がします。ヨネダ2000は遅かれ早かれなんで、あとはさや香がこれを機に東京進出するか否か。ロングコートダディも大阪拠点でしたっけ?これ以降、お笑い勢力図はどのように変化していくのでしょうか。

M-1グランプリ2022 優勝予想

2022-12-01 22:50:43 | 雑文
福岡では11月末までなかなか季節が進まず、夏に近い秋の気温が続いており、比較的すごしやすい日々でしたが、12月に入って急に冷え込み、一気に冬に近づいた感のある今日この頃、皆さんの地域はいかがですか的なM-1優勝予想です。昨日準決勝が行われ、今月18日に決勝戦が放送される、漫才の祭典M-1グランプリ。そのM-1の、優勝予想をいたします。

ファイナルに残ったのは以下の9組。


真空ジェシカ
ダイヤモンド
ヨネダ2000
男性ブランコ
さや香
ウエストランド
キュウ
カベポスター
ロングコートダディ


この中から僕が予想する優勝第1~第3候補は次の通り。


①カベポスター・・・今年ytv漫才新人賞とABCお笑いグランプリで優勝し、勢いに乗るカベポスター。とにかくネタの構成がしっかりしており、いかにも漫才師らしい漫才師。典型的なしゃべくりなのも好ましいです。華はないけど腕はある。王道の漫才師に優勝してほしいという願望を込めて第1候補。

②キュウ・・・ゆったりとした独自の間が味わい深いキュウ。詰め込み型とは真逆の、引き算の漫才。ほとんど笑顔を見せない清水の、媚びないスタイルはダウンタウン以来か。ひとネタごとに工夫が見られ、その構想力は他の追随を許さない。あまり一般ウケするタイプじゃないんですけど、そんなコンビが優勝してこそ豊かな未来が切り開かれるはずなので、期待を込めて第2候補。

③さや香・・・2017年以来5年ぶりの決勝進出。前回観たときは「漫才版ジャングルポケット」という印象でしたが、5年でだいぶ変わったはずですし、パワータイプのネタばかりではないはずですので、その成長に期待。


ほかのファイナリストにもひとこと。


真空ジェシカ・・・2年連続ファイナリスト。なんとなくコント師と思い込んでましたが、コント寄りの漫才なのですね。独自のトガりを保ったまま、優勝眼中なしの姿勢でぶちかますのか、優勝目指してトガりにヤスリをかけるのか。霜降り明星的優勝もなくはないと思いますが。

ダイヤモンド・・・「ネタパレ」や「にちようチャップリン」でちょいちょい見てます。てっきりベテランの苦労人かと思ってましたが、6年目ですか。でも2人とももともと別のコンビ組んでたんですね。優勝できるイメージはありませんが、売れてほしいです。

ヨネダ2000・・・エキセントリックな芸風のヨネダ2000。2021年のTHE Wで初めて観たときは衝撃を受けました。まだ3年目ですか。末恐ろしい・・・。今年もオール巨人や上沼恵美子が審査員やるなら低い点数つけられそうですね。

男性ブランコ・・・キングオブコント2021年準優勝。すごい好きだし、面白いと思いますけど、どっちかっつーとコント師なので、漫才での優勝は考えにくいです。

ウエストランド・・・2020年以来2年ぶり。井口のひねくれっぷりは大好きなんですけど、優勝に手が届くかというと、正直疑問です。希望を言えば一番優勝してほしいんですけどね。キュウと合わせてタイタンから2組進出。

ロングコートダディ・・・2年連続ファイナリスト。キングオブコントも2020年と今年ファイナルだし、賞レース荒らしと言っていいほど残りまくってる。けど男性ブランコと同じくコント師寄りだと思うので、優勝はないかと。


以上の9組に、敗者復活戦から選ばれる1組が加わって決勝が行われます。敗者復活の予想もしときます。出場者はまだ発表されてないんですけど、準決勝まで残った、ワイルドカードの金属バット以外が出場するはずです。だとすれば、敗者復活に臨むのは以下の18組。


シンクロニシティ
ママタルト
ヤーレンズ
令和ロマン
ななまがり
ハイツ友の会
THIS IS パン
カゲヤマ
ダンビラムーチョ
ケビンス
ストレッチーズ
オズワルド
ミキ
からし蓮根
かもめんたる
コウテイ
マユリカ
ビスケットブラザーズ


「売れる」というのは諸刃の剣のようなもので、M-1でブレイクしたオズワルドは忙しくなりすぎてしまい、ネタ作りにかける時間があまりとれなくなってしまったようです。たしか「あちこちオードリー」だったと思いますけど、「勝負ネタが仕上がっていない」ってぼやいてました。そのため準決勝敗退。去年まで3年連続ファイナリストだったインディアンスは準々決勝敗退。「売れるためのM-1」ですが、売れることで優勝が狙いにくくなるというジレンマがあるのですね。
今年のKOC覇者ビスブラと、まだ15年以内だったのが信じられないかもめんたるはもういいでしょう。ネクストブレイクとして期待がかかる令和ロマンや、奇人・森下のキャラクターがウリのななまがり、ボソボソとした元気のないしゃべりがクセになるハイツ友の会、そしてカベポスターと同じくしゃべくり漫才のヤーレンズとストレッチーズあたりに決勝きてほしいんですけど、でも一般投票で選ばれるのであればやっぱりオズワルドでしょうね。一般投票って、半分くらい人気投票の面がありますからね。ミキがくる可能性も高いですけど、今年はオズワルドでしょう。


皆さんもよろしければコメント欄から優勝予想にご参加ください。第1~第3候補まで予想可とさせていただきます。今回も当たっても何も出ません。
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キングオブコント2022 感想

2022-10-11 22:53:49 | 雑文
急に気温が低くなったり、天候の変化が激しい今日この頃ですが、コント日本一を決める頂上決戦、キングオブコントの感想文などおひとついかがでしょうか。
大会の3日後の記事公開という、だいぶ遅めの感想文となってしまいました。速報性より質ということでご寛容下さい。

個別の感想は以下の通り。まずはファーストステージから。


クロコップ・・・遊戯王的カードバトルと思わせておいてのあっち向いてホイ。最小限の状況説明でネタの設定を理解させているので、スムーズに本編に導入することに成功しています。
1回1回の「ホイ」が笑いどころになっているので、とにかく手数が多い。しかもその手数の多さがくどくないんですね。漫才でもコントでも、ひとつでも多くの笑いを取りたいあまり、むやみに手数が多くなってるネタがありますけど、クロコップのこのネタにはくどさを感じませんでした。ひたすらあっち向いてホイの反復だからでしょうか。
BGMもネタのリズムに合っていて気持ちいいですね。「ダブルフィンガー」で同じ方を指しちゃうのはお笑いの基本。
ヘリコプターに乗る動きも秀逸ですね。ホントに乗ってるように見えましたもん。実物を錯視してしまう演技力。
あとですね、これはクロコップ側の責任じゃないんですけど、あっち向いてホイの、「ホイ」の瞬間に審査員の表情を抜いてるカメラに切り替わる場面が何度もありましたよね。あれはダメですね。「ホイ」の時の、2人の動きがどうなっているかが面白いところなのに、それが映し出されてないんですよ。
あれは、本当に、よくない。ほんっっっっっとに、よくない!
カメラのスイッチング担当の人は1時間正座して反省すること。

ネルソンズ・・・僕は前回のKOCの敗因は、和田まんじゅうのキャラを前面に押し出したネタにしなかった選択ミスだと思っています。そして今回、和田のキャラは立っていました。しかし青山と岸のやり取りがメインになっていて、和田が後景に退いてしまっている。そこがちょっと失敗でしたかね。
結婚式の最中に花嫁を奪いに来たと思わせといて、あとで2次会でしたって明らかにするところはよかったですね。ある程度のキャリアがあっての成せるわざ。
あと、「千鳥のクセがスゴいネタGP」でやってる『ウォーキング・デッド』風のドラマはもう終わりにしたほうがいいと思います。

かが屋・・・ストイックコント職人、かが屋。ストイック過ぎて加賀が体調を崩したことも。
僕は優勝予想の記事で、「かが屋はリアリティを重視しすぎてる。現実的な世界を描きつつも、わずかながら非現実を入れていかないと爆発力のある笑いは生まれない」と書きました。今回は職場の先輩の、妙に芝居がかった、それこそSMの女王様のような口調が、「こんなヤツいねえだろ」ってツッコみたくなる非現実感があってよかったです。でも終盤にもうひと段階、さらに強まったSっぷりを見せてほしかった。そしたらもっと大きな笑いにつながってたと思います。
最小限のセリフと表情で感情と態度の変化を伝える演技力はさすがですね。観客は2人の気持ちを察した瞬間に共感の笑みを浮かべます。
トイレに行く際の、カウンター席→トイレ→電話という一連の流れがゆっくりめで、少し間延びしてるように感じました。僕はあそこの動きを少し速くした方がいいと思ったのですが、あれもかが屋のリアリティなのでしょうか。電話中に席で待ってる相手の表情がじわじわ面白い。
小峠が「扉を使う回数が2回なのがちょうどよかった」って言ってましたけど、僕は逆で、それぞれあと1回くらいトイレ行ってほしかったです。そしたら、カオリとの前後の会話に変化が出たはずで、その落差で笑いが生まれたんじゃないかと思うんですよね。あと最後、大将が絡んでくるのではなく、2人をくっつけるべく裏で糸を引いているとおぼしきカオリが何らかの形で出てきたらよかったんじゃないか、って思っちゃいました。

いぬ・・・ジムのインストラクターと生徒のネタ。お互い前日に同じ夢を見ていて、それが予知夢であったかのように現実になっていく。
飯塚も指摘してましたけど、男同士のキスってちょっとズルいですよね。笑いの取り方としては安易なんで、やるなら1,2回にしとかないと。
相手の腰に足を絡めて上体を持ち上げる動きは、彼らの得意技なのでしょうか。特技をやや強引に詰め込んだ感が否めませんでした。
「ザ・ベストワン」の座談会で、空気階段の2人から優勝候補に名指されていたいぬですが、結果はこの通りに。たぶんほかにもいいネタ持ってるはずなんで、今後に期待します。

ロングコートダディ・・・まず、帽子が看板に引っかかる、ってのが直前にわかっちゃったんですよね。明らかに看板の位置が低かったので。「ああこれ引っかかるな」って思って、実際そうなっちゃったから、個人的にイマイチの滑り出しになっちゃいました。やっぱそういう仕掛けは気づかれないようにしないとダメですね。
「全然」の繰り返しと、感情がまったくわからないシェフの無表情は面白かったです。感情のわからなさが、何を考えてるかわからない不気味さから、単純なプログラミングのロボットを見ているような気持ちになってきます。ADに共感して「雑にあつかっちゃえよ」って言いたくなっちゃう。
吸った息を吐かないって、どうやってるの?
2020年に決勝進出するも、浜ちゃんに顔を覚えてもらえなかったロングコートダディ。今回はどうなるでしょうか。

や団・・・平凡で大人しすぎるネタの入りだったので、少し不安になりましたが、すぐに加速を始めてスピードを増していき、いっさい減速することなく最後まで駆け抜けましたね。
3者3様の役割があり、それがきれいに組み合わさって、全体としてのバランスも取れています。トリオでよくあるような、誰かひとりが働き少なめになったりすることもなく、完成度の高さを感じました。
淡々と殺人の隠蔽を遂行しようとする冷酷さと、異様な状況になってなおネタバラシをしようとしない極度の無邪気さ、どちらが怖いのか。2種類の狂気が共存することの怖面白さ。笑いながら死体の処理法も学べちゃうお得なコント・・・なのか?
優勝予想の記事で、「何度かネタ観たことあるけど印象に残ってない」って書きましたけど、今回で完全に覚えました。や団、侮っていてごめんなさい。

コットン・・・まず、浮気の証拠を隠滅する「浮気証拠バスター」という、ありそうで実在しない職業が面白い。この設定を思いついたというだけで拍手喝采を送りたい。コットンは「容疑者のプロフィールに合わせてカツ丼を作る警察官」のネタとかもありますけど、そういう「実際しないモノ作り」が上手いんですね。
「けっこう長いこといらっしゃったんですね」とか「反動で」とか、私的な感想を挟んでくるうっとうしさも笑えます。「部屋がきれいすぎると逆によくないからワザと髪の毛をまく」とか、「スミノフ、澪、ほろよいは男がひとりで飲まない」などのリアリティも素晴らしい。
冒頭の紹介映像で「きょんの髪型変わったな」って思ってたんですけど、最後の男装のための坊主頭だったんですね。

ビスケットブラザーズ・・・奇天烈なセーラームーンのような原田の格好。そこまでやるかってくらい見た目で笑いを取りに来てる様に、冷めてしまいました。冗談でしかあり得ないミニスカートのセーラー服に、丸見えブリーフ。うーん・・・。
冷淡な気持ちのまま最後まで鑑賞したせいか、イマイチ面白くなかったというのが正直なところ。これで高得点を獲得したのが納得いかないです。僕の感覚がズレてるのか?
ブリーフ引っぱって「大学も行ってる」はよかったですね。あとなんか、似たようなぽっちゃり体型であることからくる面白さというのもあるということがわかりました。
TMレボリューションは「なちぃ~」(by.EXIT兼近)

ニッポンの社長・・・バケモノ(怪獣?)を倒すため、ロボットのパイロットにスカウトされる少年という、『エヴァンゲリオン』的設定。その気になるたびに裏切られ、呆然とした表情で立ち尽くす。
この顔はケツの最大の武器ですね。僕は暗転の多用がそんなに悪いことだとは思わないのですが、ケツの表情に頼りすぎてしまったきらいはあるかもしれません。というより、表情ありきでネタを作ったのでしょうか。僕はわりと面白いと思ったのですが、武器も使い方次第ということですね。

最高の人間・・・優勝予想の記事をちゃんと調べずに書いたんですけど、岡野陽一と吉住のユニットだったんですね。お恥ずかしい。去年からユニットでのエントリーが可能になりましたが、ユニット初の決勝進出。これだけで記念すべきことです。
イカレたテーマパークの支配人と代表スタッフ。仕事のために人格を破壊しようとする。
ザ・狂気。好きな世界観です。観客から悲鳴が上がる場面もありましたが、それも含めて「いいね」って思っちゃいました。
ナンシーの陽気なキャラから素に戻っての「逃げて」は、今大会中一番声を上げて笑いました。高い演技力あればこそですね。ぶどうに爆弾が仕込まれているとわかりながらも食べて、狂気の上塗り。
回想シーンは必要性あったのでしょうか。なんか「イッツ・ア・スモールワールド」流したかっただけのような気がしなくもないです。吉住は音楽使うの好きですね。
飯塚に緊張を指摘されてた岡野。1回「日常」を噛んで「日常生活の◯◯」って言い直してましたけど、最後の言葉が聞き取れませんでした。「日常生活の基本」って言ったの?


続きましてファイナルステージ。


や団・・・最初は登場人物が何者なのか、どのような人間関係なのかわからないまま始まり、話が進むにつれ明らかになっていきます。それも、ただ明らかになるだけじゃなく、いつも観ている気象予報士に裏切られたからびしょ濡れであることが判明するという、笑いをともなったネタ明かしになっているのですね。この物語の流れ、ドラマ性が実によくできています。
今回は中嶋(ちょいふっくらした博多大吉)が出番少なめかと思いきや、そらタローの中の人だと明らかになる後半あたりから巻き返して、2本目もトータルでバランスよくできてると感心しました。
前半で「母親もファンなんです」ってセリフがあって、最後にその母親が布団を取り込んでくれていたことがわかり、伏線回収とは違いますけど、物語の組み立てとしてよく出来ていると思いました。「可動域なめるなよ」のやり合いもうまい。
2本とも素晴らしかったです。文句なしに今大会のMVP。

コットン・・・お見合い中の男女。女性はお堅いお嬢様かと思いきや、ヘビースモーカーであることが判明する。
タバコ以外にもお嬢様らしからぬ特徴が次々出てくるネタかと思いきや、タバコ1本でしたね。それで正解だと思います。色々出てくると、ひとつひとつの特徴を掘り下げることができないから、内容が浅くなっていたことでしょう。
きょんは普段からタバコを吸うのでしょうか。「いかにもヘビースモーカー」という演技が秀逸。1本目は発想力、2本目は演技力が光っていましたね。
「ニコチンでんじろう」というワードにセンスを感じました。

ビスケットブラザーズ・・・バイト先で仲良くなった2人の女性。しかしフミコは変装したダイスケだった。
これねぇ、キミカの心理がよくわかんないんですよ。フミコがダイスケだったとわかった時点で、もうフミコは存在しないわけでしょ。なのに「もう1回フミコと話をさせてほしい」とは?自分でも「友達はたった今ひとり減った」と言っておきながら。
再びフミコに戻ったダイスケ相手に、フミコとして接するって、おかしくないですか?2重人格と捉えているということでしょうか。なんかフミコ/ダイスケよりもキミカのほうがおかしいような・・・。
いや、ビスブラは面白いとは思ってるんですけど、今回のネタはちょっとねぇ・・・。やっぱり僕がズレてるんでしょうか。


僕はたまに、自分のお笑いの感性が世間とズレていることを感じることがあるのですが、今大会のビスケットブラザーズにもそれを感じました。2015年のKOCでもあったんですよね。ロッチの「試着室」、全然面白いと思わなかったんです。逆にウケなかった2本目の「ボクサー」のほうが面白かったんですよ。なんなんでしょうね、こういうの。
あと、クロコップのところで触れましたけど、「ネタ中に審査員の表情を抜く問題」、1回考え直したほうがいいと思います。前々から「余計じゃないか」って意見ありますけど、せめて頻度は落とすべきじゃないかと思うんですよね。ネタの映像が途切れる割合がだいぶ高いので。じゃなきゃワイプにするとかね。
今後ビスブラは間違いなく売れるとして、や団もほんのちょっとでもいいから売れてほしいです。願わくばクロコップも。
総評は、「やっぱり今年も(バイきんぐの)西村はいらなかった」。
次はM-1グランプリでお会いいたしましょう。ではまた。

キングオブコント2022 優勝予想

2022-09-12 23:30:00 | 雑文
気象庁が異常気象と認定した夏の暑さもいくらか緩み、すごしやすくなりつつある今日この頃、皆さんご機嫌いかがですか的なキングオブコントの優勝予想です。当ブログの風物詩が今年も帰ってきました。
今年は10月8日(お笑いの日)に決勝が行われる、コントの祭典KOC。今大会のファイナリストは新顔少なめですね。顔ぶれから察するに、「新しい息吹を感じる」のではなく、「コツコツやってきた人たちが正しく評価される機会を得る」大会になりそうです。

ファイナルに残ったのは以下の10組。


いぬ
かが屋
クロコップ
コットン
最高の人間
ニッポンの社長
ネルソンズ
ビスケットブラザーズ
や団
ロングコートダディ


この中から僕が予想する優勝第1~第3候補は次の通り。


①ネルソンズ・・・2019年以来3年ぶりのファイナリスト。去年はジェラードンが出場し、今年はネルソンズ。「にちようチャップリン」の大会で準優勝するなど、何度も惜しいところまで行くのに、なかなか一番になれないネルソンズ。今度こそ、満を持して頂点に立つ姿が見たいという期待を込めて第1候補。
ネルソンズは和田まんじゅうのキャラが一番のウリなのに、前回のKOCはキャラがまったく生きてない平凡なコントでした。和田の面白さを前面に押し出すことができれば優勝は難しくないのではないかと。

②コットン・・・元ラフレクラン。2019年のNHK新人お笑い大賞で優勝するなど、実力は十二分。ネクストブレイクと言われながらもなかなか売れずにいるのですが、僕は個人的に彼らの「優等生臭」が鼻につくせいではないかと思っています。いい子っぽすぎるというかね。んじゃどうすればいいのかと言うと、今とは違う、ヤンチャな一面なんかを見せられれば、キャラクターが認知されて需要が出るんじゃないかと思うんですけど、それはともかく、実力を考慮して第2候補。

③クロコップ・・・リズムゲームのネタとか、「空手家の私は7人の子」とかを観たことあります。そんなちょいヒットがありつつも、これまでパッとしなかったクロコップ。しばらく見てなかったうちに成長しているのではないか、キングオブコント向けの隠し玉ネタを仕上げてきているのではないかという推測に基づいて第3候補。


ほかのファイナリストにもひとこと。


いぬ・・・「有吉の壁」と「水曜日のダウンタウン」に出演してるの観たことありますけど、ネタはちゃんと観たことないのでよくわかんないですね。

かが屋・・・コアなお笑いファンから人気が高いかが屋。僕も面白いとは思いますけど、彼らのコントは日常の延長線上にあって、リアリティを重視しているため、ぶっ飛んだ設定のネタ(たとえば、去年の空気階段のSMクラブのネタ)よりも爆発力を生みにくいという難点があります。ジワジワくる笑いなのですね。それゆえ高得点には至りにくいのではないかと。
2009年に優勝した東京03のように、日常の描写でありつつも爆発力を生むには、いくらか日常から離陸して非日常に片足を入れる、つまりそのぶんリアリティを犠牲にする必要があると思うのですが、かが屋は今回もリアリティ重視でくるんじゃないかという気がするんですよね。なので、大多数の人はかが屋を優勝候補と見ているでしょうけど、僕は難しいと思います。

最高の人間・・・知らないのでなんとも言えないです。ですが、いぬとともにニューフェイスとして期待。

ニッポンの社長・・・今回で3年連続の決勝進出。面白いとは思いますが、万人受けするタイプではないし、現状では4,5番手という印象。優勝する姿が想像できません。

ビスケットブラザーズ・・・2019年以来3年ぶりの決勝進出。去年はうるとらブギーズで、今年はビスブラ(僕にとっては類似芸人なんですよね)。面白いんですけど、なんとなく5位前後で終わるのではないかと。

や団・・・名前は知ってるけど、ほとんど見たことないトリオ、や団。苦労人ですね。ネタも何度か観たことあるはずですけど、あまり覚えていません。覚えていないということは、印象に残らなかったということであり、個人的にはいまひとつなのではないかと。

ロングコートダディ・・・漫才もコントもできるロングコートダディ。2020年以来、2年ぶり2回目。なんか可もなく不可もなくってかんじ。7,8位くらいで終わるのではないかと。前回は浜ちゃんに顔を覚えてもらえませんでしたが、今回はどうなるでしょうか。


皆さんもよろしければコメント欄から優勝予想にご参加ください。第1~第3候補まで予想可とさせていただきます。今回も当たっても何も出ません。
gooブログのコメントフォームには名前とタイトルとURLの入力欄がありますが、これらは必須じゃなくて、コメントだけでも投稿できるはずですので、お気軽にお寄せください。