極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ガラニウムと二胡と胡弓

2009年02月15日 | 現代歌謡


毎日のガラニウムにも活をいれきみに誓つて減メタボかな


 バレンタインデー


杜仲茶がホットだ。小林製薬は杜仲葉のゲニポシド酸の血圧降下
作用があるだけでなく、杜仲葉配糖体“アスペルロシド”に内臓
脂肪抑制効果があることを確認した。メタボの人には朗報だ。杜
仲は中国しかないが、似たような茶葉は日本にもあり、アスペル
ロシド以外にも、サンシュユの偽果の果肉のイリドイド配糖体な
ども研究の成果では同等若しくはそれ以上の効果が期待出来る(
要継続)。

 トチュウ


胡弓(日本胡弓)胡弓

78年から82年の間、開放間もない中国の仕事で西安と北京を行き
来していたころホテルでひとり滞泊することも多く心細さもあり
BGMで聴く胡弓の音色が堪らなく愛おしく、切なく或いは侘び
く、寂しく心の奥へと届き響いた。帰国後も中国音楽は親しみを
もって時折聴いている。

 二弓(胡弓)

胡弓は、和楽器で3本若しくは4本の弦を持ち、ほぼ三味線を小型
にした形をしている。素材は棹に紅木 、紫檀、普及品には花梨
が使われ、皮は猫または犬、弦は絹製。弓の棹は中央部が毛側に
向けてやや湾曲し、弓に弾力を持たせるためで、現代のヴァイオ
リンと同じで、中央部で二つに分解できるようになっている。細
部の仕様は流派、個人により異なる。毛は円筒状に束ねた馬尾毛
である。広義として、擦弦楽器を総称する時に「胡弓」の語を用
いることがあるが定義は曖昧である。そのため、中国の擦弦楽器
である二胡、高胡などを俗に胡弓と呼ぶこともあり、単に胡弓と
いった場合、これらを指すことも多いが、
本来の胡弓との間に混
同が生じ問題化している(中国の擦弦楽器との区別のため和楽器
の胡弓が「和胡弓」「大和胡弓」「日本胡弓」といった名称で呼
ばれることもある)。胡弓は日本と沖縄と中国にまたがって話が
ややこしい。中国の擦弦楽器は、二胡だけでなく、京胡、龍頭胡、
中胡、越胡、高胡、低胡、板胡と、もっとややこしい。


                          

なんで、魔女の宅急便やね?

その後、胡弓音楽は三味線 (三弦) の音楽である地歌、箏の音楽
である箏曲と同時に発展し、これらを総称して「三曲」といい、
相互に深くかかわり合って来た。また地歌や箏曲に加わり他の楽
器と合奏することも多くなり、特に三曲すべてを合わせる三曲合
奏の形式が出来上がっていった。江戸時代を通じて三曲合奏が盛
んであり、このようにして、胡弓音楽は当道座の盲人音楽家たち
によって作られ、今に至るまで伝承されてきた。今日、マスコミ
などでは民謡の胡弓が取り上げられることが多く、一般にも知ら
れているが、しかし胡弓音楽の主体は歴史的、内容的に見ても三
曲にあり、現在でも新しい曲が作られ、演奏活動や伝承も行なわ
れている。

 

うでもいいか。先ずは、♪〽『越中おわら風の盆』から。
お次は、日本の奏者を聴こうやひこにゃん。
                                                                          
 
■ 原一男

  ♫『八千代獅子』+『秋の序』

■ 木場大輔
kiba 試聴あり

■ 石田音人
 

  1stアルバム「星の道」

■ 畦地啓司

邦楽合奏CD/熊野古道 邦楽合奏曲「熊野古道」(試聴あり)             




さて、お次は本場中国から。

■ 呉汝俊
 ウー・ルーチン 

 It's For You

■ 陳 敏 チェンミン

chen min 

 

 『花

■ 劉福君 リュウ・フジュン

劉福君

■ 沈琳 シェンリン

 『二胡女人花』+『二胡十二国記』 


■ 胡弓传奇 陳軍





さあ、これでご堪能頂けたと思うのにゃん。


当時、北京空港で大日本塗料(いまはない)の現地担当部長が、
実は会社が三井物産に買収されたのだが、西安にいる仲間には「
心配するな、この仕事が無事完遂できるまで俺が責任を取る。」
と伝えていくのだと話す。われわれは飛行機で移動するのだが、
これから一日半掛けて汽車で西安に行くと話し、そのまま急いで
北京駅に向かった。その後、彼がどうなったか知らないが、プロ
ジェクトXの主題歌の
『地上の星』を字でゆく、熱いものを感じ
た。語り尽くすには到底及ばぬ苦労の連続があったことなど今で
は胡弓の切ない音色とともに懐かしい思い出として消えてしまっ

                                   

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする