うちの奥さんは面喰いです
水嶋ヒロの大ファンでもあります。
だから、彼の映画も観ましたし、
彼の出演したドラマも欠かさずに観ていました。
彼の小説を心待ちにしていた1人だったわけです。
昨日、早速購入して来ました
頭だけサラッと読みましたが……
彼女は「読みやすい」と呟きました。
私は「雑だなぁ」と思いました。
(雑な感じは、ある意味で勢いでもあるので
悪い感じではありませんけれど)
小説は最後まで読んで評価すべきですが、
読んでいる別の長編があり、私が読むのは先になりそうです
個人的には、水嶋ヒロに負けてなるものかと
来年の文学賞を狙ってみようと決意を新たにしております。
ゴルフの面白さの欠片を入れられれば、
それだけで十分に面白い話になりそうなんですけど
ティーの前を四角い金属製の箱から
アンテナのようなものが突き出た物体が……
これが動いていたりしたら、まさにSFの世界です
これはモグラ用の罠です。
現実は往々にしてつまらないものです。
このコースでは、この仕掛けを10個以上見ました
モグラの穴は規則で救済されます
(規則 25 参考)
昔参加していた集まりに、
ちょっと変なところに行くと
「モグラの穴なので、救済を受けます」
と宣言してボールを動かす人がいました。
モグラの穴は、判断が難しい場合もあるので
言い出した者が勝ちというムードがあります。
その人は、仲間内から『もぐたん』と呼ばれていました
もぐたんは、名前が少しそれに似ていることや
風貌が小太りで着ぐるみみたいだからとか
あだ名のように使われていて、
本人も別に気にしていないようでした。
しかし、もぐたんはモグラの穴名人というニュアンスで
『毎回、毎回、よくやるよ』という意味がメインでした
もぐたんとは、その後の付き合いがないので
現在どうしているのかはわかりませんが、
たくさんのモグラの罠が仕掛けられているコースを見たら
モグラが可哀想だと、泣きそうな顔をしそうです。
なんだか憎めない人でした
ちなみに、ゴルフの腕前は100前後、
持ち球はトップで、強いゴロを打つたびに
「モグラ殺し!」と冷やかされて、
なぜだか「アブねぇ、アブねぇ」と笑っていたことを
懐かしく思いだしました