2作目の小説の
『ヒーローたちにララバイを』の
感想がいくつか届き、
本当に感謝感激です
画像は夜明けの
ゴルフコースから見た
山並みと空です
1作目『化粧咲き』の感想で
一番多かったのは
続編、続きが楽しみです、
というものでした
この感想の内、いくつかは
読んでいないのに
他の人の感想に便乗したものです。
売れている数と、
買ったという話の数は
相変わらず後者が優勢で
社交辞令の残酷さを
思い知らされています。
『化粧咲き』は
主人公がある決断をする瞬間が
ラストシーンです。
その決断の内容は
書かれていません
読み手の想像に
お任せします、ということです。
それが、どう続くの? に
繋がっていくのですけど、
続編はないのです
僕は映画『卒業』が好きです。
映画そのものより、
色々なシーンの後付けの解説が
面白いからです
解説や解釈を知ってから
何度も見直しました。
そういう中のいくつかは、
本当にそうなのかは
観客にゆだねられている、
というわけです。
小説を書くにあたって、
そういう部分を意識しました
『化粧咲き』では
余裕がなかったので
ほんの少しですけど、
2作目は、色々と細工しました。
読み終えてから
2度美味しいのは
お得だよなぁ、と考えるからです。
¥238 は安いですけど、
その価値を更に高めたいと
必死で書きました
「2作目のラストシーンは
ハッピーエンドで良かった」
という感想が届きました
2作目を読んでくれた人で
集まれる機会があれば、
この部分について、
色々な意見を交わせたら
幸せだなぁ、と思いました。
物語の流れとしては
ハッピーエンドを
期待させるように
書かれています
それが普通の感想で、
正常なのだと思うのです。
でも……
読み違えたパットが、
または、ミスパットが
結果的に入ってしまうことは
ゴルフでは時々あります
まさにハッピーエンドです。
何も言わなければ
自分以外には
わからないことです。
『ヒーローたち……』には
読み手にゆだねた部分を
意図的に入れました。
それを全て明かすことは
ないのかもしれません。
軽く読んでもらうのが
優先順位1位です
そして、発見できる
楽しみもあるというわけです。
そういう部分は、
書き手の勝手な思い込みで
邪魔なこだわりだという
考え方もあります
否定はしません。
読み手として感じると
イライラすることもあります。
ゴルフも、人生も、
僕がこれまでに書いた
2冊の小説も、
ハッピーエンドは
自分で作れるのです
¥238 で損はさせません。
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