古いピンのブロンズパターです 
物品税のシールです 
平成になるまで
ゴルフクラブやキャディーバッグ、
ボールなどには
物品税がかかりました。
昭和50年代前半までは、
証明として、シールが
貼られていたのです 
40年近く前のものです。
古さがわかります。
もう一枚のシールです。
これも古いピンパターに
張られているものです 
ヒール・トウ・バランス。
外側に重量配分をして、
ミスヒットに強くする設計で
ピンはガレージの自作屋さんから
短期間で大メーカーになりました 
Ｐ１選手権の参考に
購入したものですが、
ボロボロです 
グリップは交換すれば済みます 
ヘッドの汚れは、
実はなかなか落ちないのです。
研磨剤が入っている汚れ落としは、
パターの雰囲気が
変わってしまうことがあるので、
オススメできません 
やってみたいと思っていた方法を
試すことにしました 
米国のマニアの間で
話題になっている方法です。
コーラに半日、漬けてみました 
ダメ元です。
ペプシやダイエットコーラはNG。
普通のコーラが良いそうです 
取り出して、お湯で流しました 
汚れが絵の具を溶かすように
ドロリと取れたのです。
ビックリしました 
期待以上です 
日本人なら醤油漬けだと
反論する人もいますが、
ピカピカになりすぎないところが
渋くて大満足でした 
Ｐ１選手権で使用するパターは
既に決めているので、
これは予備にもならないと
わかっているのですけど、
こうして手をかけると
愛着が湧いてしまいます 
１回もボールを打っていませんが、
打ってみたくなってきました 
ゴルフ用具には魂が宿ります。
もしかしたら……
とんでもない魔女の封印を 
解いてしまったのかもしれません。
仮にそうだとしても、
毒を食らわば皿まで、が信条。
怪しく光り出したパターは
本当に魅力的です 
魔法にかかるのも
ゴルフの内なのです 
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