日の出ゴルフの朝。
降りる出口まであと数キロ。
CGで作ったような朝焼けが
目の前に広がりました。
前の日に呑む約束があったので
この日はお願いして
助手席でした。
だから、画像を残せました。
東北道、栃木インター手前。
朝焼けでした。
肉眼で見る朝焼けに
レンズ越しの画像は
敵わないです。
滲むような紅の朝焼けは
一期一会で、
二度と同じシーンを
見ることはないのです。
3人のゴルフ仲間で
ゴルフ談義をしながら
コースに向かう時間は
それだけでも十分に意味があって、
朝焼けのシーンは
ご褒美のようだと感じたのです。
この日は、
家から1時間程度で
到着してしまうコースでした。
行き帰りの車の中が楽しいと、
もっと遠いコースにすれば良かった、
と考えてしまいます。
例えばコースに一人で向かうときも
好きな音楽を聴いたり、
考え事をしたり、
その瞬間の車の中でなければ
できないことをするのは
充実した時間です。
車でゴルフという常識が
ゴルファー減少の原因だと
いう説があります。
電車でゴルフに行きやすくする
工夫や努力を否定しませんけど、
ソレとコレは別だと思います。
電車には電車の良さがあり、
車には車の良さがあるのです。
僕はゴルフに行く車の中も
ゴルフの内だと思っています。
色々な風景も楽しめるだけでなく、
朝は、ゴルフに向けての
気持ちを高めていき、
帰りはクールダウンします。
反省もします。
『朝が来る幸せ』が
少しわかる年齢になってきて、
朝焼けの見え方が
違ってきたような気がします。
溢れる希望だけではなく、
本当に小さな不安も
感じたりするのです。
この日のメンバーで、
今シーズン、もう1回、
日の出ゴルフに
行こうという約束をしました。
次があることこそ幸せです。
ゴルフプラネット 第65巻 ~頭を空っぽにしてゴルフを楽しもう~ | |
篠原嗣典 | |
マイナビ出版 |
ゴルフ千物語⑨ Powdery Snow | |
篠原 嗣典 | |
マイナビ出版 |
ゴルフプラネット 2001年度版 【全4巻セット】 | |
篠原 嗣典 | |
マイナビ出版 |
まつよい | |
篠原嗣典 第3回マイナビ電子書籍コンテスト入選作 | |
マイナビ |