ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

情熱の結晶は感謝を生み出す

2018年07月10日 12時29分42秒 | コース



小樽CC旧コースでの
MMT9は無事終了しました。
参加してくれた方々、
コース、及び、関係者、
スタッフ、ボランティア、
ライブ中継や速報を
見てくれた方々……
全てに感謝です。

さて、旧コースのことを
僕も含めて、
リスペクトする意味も込めて
「銭函」と言います。
ズバリ地名でもあります。

通ぶったゴルフコースファンなら
冒頭の画像を見て、
わかるかもしれません。



小樽CCは今年90周年ですが、
そのスタートは、
銭函CCなのです。
当時使っていた旗を
復刻したフラッグです。

戦前は、三角フラッグが
普通だったと聞きます。
風に敏感なのと、
抵抗が小さいので
旗竿が痛まないメリットと、
同じ布から裁断すると
三角のほうが多く旗を
作ることができるメリットが
あるということです。



MMT9開催時一日限定で
売られていました。

これ、凄いんですよ。
現在の旗は耐久性を優先して
合成繊維で作られています。
これは布なのです。

何度か旗を作ろうと
画策したことがありますが、
布で旗を作れる業者は
日本にはなくなったのだと
落胆したのです。
関係者に拍手です。
布で旗を作るところまで
復刻するのは、
不可能を可能にした
強力な努力なのです。
それを一枚3000円で……

復刻したフラッグが
素敵だとわかる人は、
ゴルファーの5%ぐらいは
いると思います。
片手シングルより
少し多いぐらいと説明すると
わかりやすいと思います。

この復刻のこだわりと
その実現の難しさまで
理解できる人は、
日本中に200人ぐらいかも、
と思うのです。
『それでもやる』
という心意気と
それを認めるコースの理解。
小樽CC……
恐るべしです。
そして、あっぱれです。

内部情報的な詳細まで
今回知ることができたのは
僕の財産です。

ゴルフの神様のシナリオは
いつもながら壮大で、
信じられない展開でした。
MMT9も凄いけど、
我慢に我慢を重ねた結果、
たくさんの出逢いと
物語を知ることになりました。

ゴルフに教わってきた
『損して得を取れ!』
という精神は忘れがちです。
半ば強制的に、
思いだしました。
他にも幾多の物語が……
ただ、ひたすら感謝です。

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