ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

たぶん、フェアウェイに正義はある

2018年11月27日 09時30分18秒 | 裏話



『フェアウェイに正義はあるか』
というコラムが、
GOLFEEさんからの二次使用で
車のサイトに掲載されました。
http://car-me.jp/golfee/articles/11551

中身は読んでもらうとして、
フェアウェイの語源なんかは
知っていて損はないので、
オススメです。



日本の場合は、ほとんどのコースが
フェアウェイに高麗芝を
採用しています。
夏芝の代表である高麗芝は、
寒くなると休眠します。
紅葉の季節と共に
茶色になります。
上の2枚の画像のような
緑のフェアウェイは
もう少しするとお休みです。



「冬でもフェアウェイが
緑のコースもありますよ」
という声が聞こえますが、
これは冬芝の種を蒔いて
発芽させる方法を
採用しているのです。
オーバーシードと言います。
画像は、先日、
いつもお世話になっているコースで
ビックリして撮った1枚です。
フェアウェイの一部に
オーバーシードしていたのです。

ティーエリアは毎年、
オーバーシードしていますが、
フェアウェイにしているのは
見たことがありません。
一部、イノシシの被害の修復で
オーバーシードした箇所は
あったのですけれど、
その種があまったのでしょうか?

オーバーシードは
春になると逆に枯れてしまって、
高麗芝の芽吹きと入れ替わります。
また、オーバーシードは
あくまでも見た目を
綺麗に整えるだけで、
ベースは休眠した高麗芝なのです。
芽吹いた冬芝は、ラフのように
正確なショットの
邪魔をするケースもあります。

そんなこともあって、
僕はあまりオーバーシードした
冬のフェアウェイが
好きではありません。
とはいえ、僕は少数派で、
オーバーシードされた
冬のフェアウェイは
多くのゴルファーを感動させて、
喜ばせるものです。

今年の秋は遅く来て、
ゆっくりと去って行きます。
フェアウェイだけに注目しても
色々な物語が……
正義があるかどうかは別として、
そこに物語はあります。 

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