ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

アウトに向かって行く喜びを

2018年11月08日 09時19分52秒 | コース



関東の山間に
紅葉の見所がやってきた、
と天気予報が伝えています。
秋ゴルフはフィナーレが
最高なのです。
今年は秋が暖かだったので、
通常より1、2週間遅く
紅葉の見所が来るようです。

秋のコンペのシーズンも
ど真ん中です。
予約サイトを見て
仰天しました。
『キャンセル待ち』
という文字が並んでいました。
安いけど、遠いゴルフコースから
埋まっていった様子が
読み取れました。
ゴルファーは増えています。

先日、こんなシーンを
見ました。
土曜日のプレー後に
フロントで清算したときです。
「マジで! OK!
ちょっと待っていて!」
大声がしました。
若者のグループが
電話していました。
フロントに向かって、
お願いします、と
言ってきました。
僕は「どうぞ」と順番を譲りました。

今日もプレーしたのだけど、
明日もプレーしたい、と
メンバーを探していて、
見つかったという瞬間でした。
その場で空いている時間を
押さえようとしていたのです。

情熱溢れるシーンで
エネルギーをわけてもらった、
と嬉しくなりました。
彼の目のキラキラが
ゴルフが大好きだ、
と言っているようでした。

帰宅してカメラの画像を
確認していたときに、
冒頭の画像を見て
『これからスタートするワクワク』
『スタートできる幸せ』
彼らを思いだしながら
感じたのです。

昨日、未確定だと書いた
今週末のゴルフのスタート時間が
確定しました。
コースは満杯のゴルファーで、
ハーフターンはかなり待つことを
予めご了承ください、
と言われました。
そんなことは何ら苦ではありません。
待ち時間も楽しめるのが、
目指している上級ゴルファーです。

もう一度、画像を見ました。
台風で葉が全て落ちた山桜の大木。
昇る朝日が作るその影。
カート道に書かれた案内。
光が導くゴルファーの道……
ゴルフの神様の微笑みが
見える気がします。 


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敷居を跨ぐも跨がないのも自分次第

2018年11月07日 09時32分51秒 | 用具



敷居がない家が増えて、
敷居も鴨居も説明しないと
通じない昨今……
ふっと思いだしたのです。
昔は、敷居で
パットの練習をした、と。

敷居そのものが
水平だという前提で、
綺麗に真っ直ぐに
転がすのがけっこう難しく、
ヘッドを真っ直ぐに引いて
インパクトで狙い通りの方向に
打ち出す練習になります。

また、打ち出しの速度を
意識して、
距離に応じた速度を
狙い通りに出す練習も
やりやすいのです。

一点だけ注意したいのは、
ボールの転がる音が
思いの外大きく、
柱を通して別の部屋にも
振動が伝わったりもするので、
迷惑にならないように
練習するということです。

今の家には一部屋にしか
敷居がありません。
久しぶりに練習をしようと
思ったのですけど、
画像を撮っただけで
練習はしませんでした。

週末にゴルフに行く予定ですが、
僕のミスで、
スタート時間が
確定していません。
つまり、コースが満員なのです。
秋ゴルフのピークが
来ていることを実感しつつ、
参っております。
ハラハラして待つのも
楽しいものだと……
ハッピーエンドになることを
祈っています。 

 

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謎が謎を呼ぶ腕輪

2018年11月06日 10時07分31秒 | 用具



「c-noさんは、
どうして腕にバンドを
しているのでしょうか?」
時々、質問されます。
きっかけは、体幹のバランスが
良くなるというものでした。
今は、一言でいえば
『習慣だから』なのです。

画像は、少し前に撮ったもので、
ウレタンのバンドですが、
紫外線に反応して
色が変わるものです。
紫になっていますが、
普段は白いのです。

紫外線を探知する機能は
全く利用していません。
この画像を撮った時を含めて、
色が変わったと確認したのは
片手で数えられるぐらいです。
ちなみに、
このバンドの本来の機能は
虫除けです。

ここで宣伝です。
貧打爆裂レポート
タイトリスト TS3 ドライバー編が
公開されています。
https://www.facebook.com/gridge562/videos/2195312354124584/

敏感なドライバーだと
面白がっています。
ご覧になってください。

話を戻します。

腕輪をつけているのは習慣で、
気持ちとしては
『お守り』となっています。
イヤなことや不運が重なったら
効果が薄れてきたのだと
別のものに付け替えるように
何本も次の出番を待つバンドが
家にはあります。

実は昨年、1回だけ、
面倒だから外してプレーしようと
ゴルフをしたことがあります。
昨年のワーストスコアでした。
何をやってもダメ。
アンラッキーのオンパレード。
「くわばら、くわばら。
お守り効果を舐めちゃいかん」
改心して、現在に至ります。

虫除けのバンドが、
魔除けにもなるなんて、
何ともファンタジーです。
ゴルフの世界は
リアルなファンタジーで
満たされています。
僕は、バンドもゴルフ用具だと
最近は考えているのです。 

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バカになれないバカなのだ

2018年11月05日 09時53分38秒 | 裏話



義父の一周忌でした。
1年経つのが早すぎて……
年はとりなくないと、
老いを改めて意識しました。
そういうこともあって、
先週はゴルフに
行きませんでした。

お経をたっぷりと
あげていただきました。
この数年、お経が心地良くて、
本当に戸惑います。

その心地良さの中で、
生前の義父を強引にでも
ゴルフに連れ出さなかったのか、
自問自答しました。
大工さんを引退した後、
チャンスは何度もあったのに
僕は動きませんでした。
真っ当な理由がありましたけど、
それはエクスキューズだと
いわれても反論できません。
本人のやる気や都合、
環境やその後の展開や……

ゴルフに連れて行くことは
万能ではありません。
ゴルフは楽しいと喜んで、
虜になってしまうストーリーは
理想に過ぎないのです。
連れて行って、
ゴルフ嫌いになったら、
双方に得がないという
ネガティブな想像が
ブレーキになりました。

でもね。
違うんですよ。
そんなことを気にしないで
強引にゴルフに連れて行く
『バカ一直線』が
僕に足りないところなのです。

「ゴルフの面白さが
わからない奴がバカなのだ!」
と言いつつ、
ガハハ、と大笑いする図太さを
遅すぎるかもしれませんが、
身に付けることを
今後のゴルフ人生の目標に
したいと思います。

お利口さんなゴルファーとして
孤高にゴルフをするのも
大好きです。
馬鹿になることを恐れずに、
突き進むのもゴルフだと
考えることにします。 

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あの暴風の残したもの、残ったもの

2018年11月02日 09時21分52秒 | コース



秋ゴルフの始まりは、
毎週のように来た台風と
記録的な暴風でした。

ヒマラヤ杉という
名前は杉だけど、
DNAは松という木の
松かさです。
開く前に風で落ちていました。
だいぶ前に撮ったのです。
忘れていました。



ボールを探しに行ったら、
こんなシーンも見ました。
たぶん、山桜です。
急に目の前に出てきて、
ビックリしたのです。
探せば、もっとこういう傷跡が
見つかるのだと思います。



これは先週です。
手前の黄色い花は
背高泡立草です。
ススキと勢力争いを
毎年、続けています。
昨年はススキが優勢でしたが、
今年は黄色い花が優勢です。

池は暴風から時間が過ぎても
例年より茶色く見えます。

木に囲まれていたせいで
紅葉が綺麗でした。
毎年紅葉を見せる木々の多くは
暴風で葉が落ちてしまって、
いち早く裸木になり、
紅葉を見ることができません。
周囲の木に守られたことで
華やぐ紅葉こそが、
2018年の秋ゴルフの象徴です。

自分の秋ゴルフは、
今年の夏の異常に多かった
試打の後遺症と、
亜脱臼の不安で、
自分を見失うほどの不調からは
どうにか脱しました。

秋ゴルフをしながら、
季節を振り返るときに
冬ゴルフの足音が聞こえます。
11月に入ったのだと
穏やかな気持ちで、
コースの画像を整理するのも
僕にとってはゴルフの内です。 

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目土袋を愛おしむ

2018年11月01日 09時14分29秒 | 用具



目土袋は使用すればするほど
馴染んできて、
味わい深いものになります。
Golf Planet オリジナルの
目土袋も同様ですが……

良い感じに馴染んだのに
帆布が擦れて、
穴が空いてしまうことが
よくあるのも
目土袋あるあるです。

妻の目土袋も、
僕の目土袋も、
小さな穴が空いて
乾いた砂だと砂時計のように
一筋の砂が底から
流れでてしまうように
なってしまいました。

当て布を表と裏から
接着して穴を埋めます。
砂まみれなので
まず砂を綺麗にしてから、
丁寧に当て布をします。

新しい目土袋にするという手も
あります。
穴がいたら寿命だと
説明する人もいます。
でも、直して使うのを
オススメしています。

上手く直せなくとも、
愛着は湧きます。
それだけでも、
十分に意味があります。

画像の上にあるのが、
Golf Planetのオリジナルで
妻が使っています。
穴が空きにくいように
底を2重にして、
素材も強いものにしました。
妻の場合は、底ではなく
側面に穴が空きました。
購入者の話を聞くと、
強化したのに
底に穴が空いてしまった、
というケースも
あったようです。
なかなか難しいです。

下側にあるのは、
僕が使用している
試作品だったものです。
底が強化されていません。
小さな穴が複数空いたので
底全体に当て布をしました。

目土をしてゴルフをするのは
慣れると気持ちが良いものです。
僕の場合だと、
朝露の中で、使わないクラブの
グリップを濡らさない為の
置き場としても欠かせません。

倉庫から暖房器具を
出すついでに、
目土袋の修理を思いついて
サッと直しました。
ゴルフコースに行かなくとも、
ゴルフはできるのです。
傷ついた心を癒やす効果が
その行動にあるかどうかは
わかりませんけれど、
気分は上々です。 



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