多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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例年より地味だが好演…国立劇場初春歌舞伎『世界花小栗判官』

2018-01-14 | 歌舞伎つぶやき
国立劇場初春歌舞伎、尾上菊五郎劇団の『世界花小栗判官』です。

例年、凝った舞台でおなじみですが今年は割合地味でこじんまりとした感じでした。
去年がかなり派手だったから余計そう感じたのかもしれません。
さてまた今月は歌舞伎座の白鷗・幸四郎・染五郎襲名に、新橋演舞場の獅童復帰とか目白押しだったのもあるかも。

役者衆もそれに応じてというのでもないですが、全体、まとまりがよく配役も成功していました。
菊五郎と菊之助もさらりとやって無理を感じさせませんでした。
適役でうまくやっていたのは松緑で、女形は時蔵もよかったが照手姫の尾上右近も好演でした。

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