最近、毎週出ていますが
防水ウェストポーチのポケットに入れっぱなしの小銭を何気なく見ると塩害の影響が・・・
硬貨が白くなるのは良くありますが
1円と10円が電食しているよう(緑青も吹いてるけど)
1円玉 表面のエンボスが薄くなってきている
10円玉同じく1円の後が・・・・全体的に黒っぽく変化
5円 色が変わるが問題なし
50円、100円のニッケル硬貨は全体に白く変色しているが問題ないレベル
そう言えば 前々回スプレーを浴びたので・・・
アルミと銅は弱いようですね(^^ゞ
この場合 アルミがアノードとなり銅がカソード反応となって
白い粉のようなのは水酸化アルミニウムの様です
この仕組みで 海水に漬かると 自動発光したりする物がありますね
アルミから銅に電気が流れて行き アルミがだんだんと水酸化アルミニウムとなっ
て小さくなります
このアルミとはエンジンの水冷系統(ウォータージャケット)やポンプ周りですね
銅(鉄)はシャフトやペラ スルハルになります
ジンク(防食亜鉛)はアルミの変わりに電気を亜鉛から銅(鉄)に流してくれますのでアルミが溶け出さないで ジンクが溶けて(小さく)なります
ポケットの中でこんな実験が行えるとは 恐るべし電蝕
ちなみに錆びない(酸化しない)腐食しない代表としてステンレスがありますが(本当は 含まれているクロムが酸化(錆びて)表面を守っているので常に錆びているとも言えるが)
これは電位が極端に高く 自身の腐食は少ないのですが
他の金属が触れた場合 酸化を促進させます
ステンレスのシンクに鉄の包丁を置くと直ぐに錆びてステンレス側にも錆が移ります(もらい錆)
エンジンの中や他の金属と同居する場合にステンレスのボルト・ナットを使用したりすると悲惨な結果を生み出しますので
缶切り等で 一部ステンレス・一部は鉄なんて物は最悪のパターンです
良く確認しましょうね
例:エンジンばらして アルミのボルトが舐めてしまい「コストダウンしやがって」と、ステンに変えるのは間違いですので(コストダウンでは有りません)
ステンといっても色々在ってSUS○○○とか言いますね
一番目にする(船関連で)のが SUS304ではないでしょうか?
これは家庭では良いですが海で使うのにはちょっと・・・と言うレベルです
SUS316になるとモリブデンが入り 海水にも強くなります
SUS430は 良く(家庭で)見かける 磁石に付くステンレスです(シンク周りにありますね)
*磁石に付くのは4から始まるらしいです
SUS440Cなどはカーボンが入り 刃物に向きます
マリン用にはMS-270等のように明らかにマリンステンレス(だと思う)なんて商品名もありますね
マリングレードと、歌っている物は たいてい316だと思います
大事な所には 304ではなくて316をお勧めします
ついでですが 最近ペラに船底塗装のペイントをした船を見ました(昔、私もしていましたが)
通常、ペラクリーンですよね?
これが高価なので 船底時にペンキ塗りたくなるのですが
まず自己研磨タイプの塗装は持ちません(すぐに落ちてしまいます)
ましてヨット等の低速用の船底塗料は溶けやすいので20時間くらいでしょう(厚塗りで持たせる事も可能ですが)
確かに汚れ(貝)が付かないだけなら目的は果たせるかも知れません
しかし この船底塗料には亜酸化銅が含まれているのです
そうです 酸化した銅です つまり錆びた銅(の、仲間)です
上で書いたように ペラは真鍮やステン・アルミなどで出来ています
ここに違う金属 錆びた銅を塗っているのです
当然、電食が発生します ペラが薄くなって小さくなって・・・・・
なんてことはめったに起きませんがこれを防ぐ為に 専用塗装のペラクリーン等があるのです
ブラスのスルハル等、金属部分は船底塗料ではなく 金属用塗料を塗りましょうね
逆に言うとペラクリーンでなくても良いのです
ー参考ー
今週は雨が続きますね
秋の長雨でしょうか 秋雨前線でしょうか?
南の海上に低気圧が居座っていますが 来週の月曜まで居そうな感じです
ここに北からの涼しい風が吹き込んでるようです
雨はともかく涼しそうな1週間です
*私は天気・ステンレスの素人です 適等に言ってますので細かい突っ込みは・・・・<(_ _)>
大きな修正は是非お願いします
詳しく知りたい方は コチラ をクリック
防水ウェストポーチのポケットに入れっぱなしの小銭を何気なく見ると塩害の影響が・・・
硬貨が白くなるのは良くありますが
1円と10円が電食しているよう(緑青も吹いてるけど)
1円玉 表面のエンボスが薄くなってきている
10円玉同じく1円の後が・・・・全体的に黒っぽく変化
5円 色が変わるが問題なし
50円、100円のニッケル硬貨は全体に白く変色しているが問題ないレベル
そう言えば 前々回スプレーを浴びたので・・・
アルミと銅は弱いようですね(^^ゞ
この場合 アルミがアノードとなり銅がカソード反応となって
白い粉のようなのは水酸化アルミニウムの様です
この仕組みで 海水に漬かると 自動発光したりする物がありますね
アルミから銅に電気が流れて行き アルミがだんだんと水酸化アルミニウムとなっ
て小さくなります
このアルミとはエンジンの水冷系統(ウォータージャケット)やポンプ周りですね
銅(鉄)はシャフトやペラ スルハルになります
ジンク(防食亜鉛)はアルミの変わりに電気を亜鉛から銅(鉄)に流してくれますのでアルミが溶け出さないで ジンクが溶けて(小さく)なります
ポケットの中でこんな実験が行えるとは 恐るべし電蝕
ちなみに錆びない(酸化しない)腐食しない代表としてステンレスがありますが(本当は 含まれているクロムが酸化(錆びて)表面を守っているので常に錆びているとも言えるが)
これは電位が極端に高く 自身の腐食は少ないのですが
他の金属が触れた場合 酸化を促進させます
ステンレスのシンクに鉄の包丁を置くと直ぐに錆びてステンレス側にも錆が移ります(もらい錆)
エンジンの中や他の金属と同居する場合にステンレスのボルト・ナットを使用したりすると悲惨な結果を生み出しますので
缶切り等で 一部ステンレス・一部は鉄なんて物は最悪のパターンです
良く確認しましょうね
例:エンジンばらして アルミのボルトが舐めてしまい「コストダウンしやがって」と、ステンに変えるのは間違いですので(コストダウンでは有りません)
ステンといっても色々在ってSUS○○○とか言いますね
一番目にする(船関連で)のが SUS304ではないでしょうか?
これは家庭では良いですが海で使うのにはちょっと・・・と言うレベルです
SUS316になるとモリブデンが入り 海水にも強くなります
SUS430は 良く(家庭で)見かける 磁石に付くステンレスです(シンク周りにありますね)
*磁石に付くのは4から始まるらしいです
SUS440Cなどはカーボンが入り 刃物に向きます
マリン用にはMS-270等のように明らかにマリンステンレス(だと思う)なんて商品名もありますね
マリングレードと、歌っている物は たいてい316だと思います
大事な所には 304ではなくて316をお勧めします
ついでですが 最近ペラに船底塗装のペイントをした船を見ました(昔、私もしていましたが)
通常、ペラクリーンですよね?
これが高価なので 船底時にペンキ塗りたくなるのですが
まず自己研磨タイプの塗装は持ちません(すぐに落ちてしまいます)
ましてヨット等の低速用の船底塗料は溶けやすいので20時間くらいでしょう(厚塗りで持たせる事も可能ですが)
確かに汚れ(貝)が付かないだけなら目的は果たせるかも知れません
しかし この船底塗料には亜酸化銅が含まれているのです
そうです 酸化した銅です つまり錆びた銅(の、仲間)です
上で書いたように ペラは真鍮やステン・アルミなどで出来ています
ここに違う金属 錆びた銅を塗っているのです
当然、電食が発生します ペラが薄くなって小さくなって・・・・・
なんてことはめったに起きませんがこれを防ぐ為に 専用塗装のペラクリーン等があるのです
ブラスのスルハル等、金属部分は船底塗料ではなく 金属用塗料を塗りましょうね
逆に言うとペラクリーンでなくても良いのです
ー参考ー
今週は雨が続きますね
秋の長雨でしょうか 秋雨前線でしょうか?
南の海上に低気圧が居座っていますが 来週の月曜まで居そうな感じです
ここに北からの涼しい風が吹き込んでるようです
雨はともかく涼しそうな1週間です
*私は天気・ステンレスの素人です 適等に言ってますので細かい突っ込みは・・・・<(_ _)>
大きな修正は是非お願いします
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