本日、赤旗！出航停止

昨日の天気予報では　６ｍくらいの風「丁度いいな～」でマリーナへ
どこからとも無く　マストを打ち付けるハリヤードの音、「カン・カン・カン」
シャックルがマストを叩き、工事現場の様。
見るとマリーナの吹流しは真横、その横には赤い旗がなびいていました。
「今日は、メーデー？」そんなボケをかます事も無く

天気晴れ　風NNW　8～15m　気圧　1013⇒1015hp　波高１～1.5m

「とりあえず艤装をしましょう」「ジブも出しておきますね」（この日使われる事は有りませんでした）

仕方が無いので、風の様子見をかねて、ビジターバースで離岸・着岸の練習
ボートと違い、バースの中にぴったり停めても風ですぐに流されます
しかもバウを落とされるのですね。
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、おまけにビジターバースには超高そうな船が・・・「アスターンで舵が効きません」「ぶっかる」「前進入れて」「前進！」「前！！！」「後進」「舵切って」と叫び声が飛び交う中、無事終了
コーヒーブレーク

私がいつも乗っている船はラット（ステアリング）だし、コントロールレバーも1本
(２機がけで２本）ですが　さすがにティラーと２本レバーはパニクルと訳判らなくなりますね(^^ゞ

「ちょっと外見に行きますか」で陸橋まで行く事に・・・「大した事ないですね」
陸橋を超えて、公園脇を(波は１ｍ）　
「ウサギ飛んでますね」
「沢山いますね」（この時、北風で真後ろからでした）

「全然、問題なさそうですね」　「後ろ。」「ははっ、結構荒れてますね」
「ついでですからセール上げちゃいましょうよ」と、私。「結構吹いてますよ」
[ちょっとだけ帆走しましょう」と、半ば強引にセールタイを外しちゃう。

船を、風に立てるために旋回、風で押されて廻りすぎ、もう一回転で風に立ち
セールアップ　今日は　初めから２ポン（穴二つ分セールを短くしてあります）
なので、ちょこっとリーフで気持ち良くセーリング。
さすがにヘッドを上げようとは言い出せませんでした。

突然、ブローが入り（上りすぎも有りましたが）ワイルドジャイブ（勝手にブームが反転してしまう）
メンバー一人が後頭部にブームパンチを受け、眼鏡を奉納してしまいました。
怪我も無く、こぶだけで済んだのが何よりでした。

ここでセールを下ろして帰港へ
物語はここから始まったのでした・・・・・
機走、向かい風、強風、ウサギ沢山、波高1～1.5m
そうです。Ｓさんが予想していたとおり（だから渋ってたのですね・・・すみません）
頭から波をかぶりながらの帰港になりました。
それも笑えるくらいに・・・
顔も、服も、髪の毛も、潮で真っ白、サングラスは白く見えなくなり
（でも、皆さん無言にならず、結構楽しそうにかぶってました）
それにしてもこの船（３０ｆ）はこの状況下でも全く安定していました、シャフトだし、さすがに6t超えてるだけの事はあります。
[個人的には、好きですこうゆう～の　さらに夏だったら大歓迎です]

いつもボートに一人で乗っていて、こんなだと結構、力が入って・不安と恐怖(大げさ）で乗っていたのですが、やはりベテランが乗っていると余裕ですね。

そんな中、ディンギーは元気に走り回っていました、さすがですね。
全く懲りてませんのでＡさん　またお願いします。

写真上　2ポイントリーフ
写真下　元気なディンギー