河村尚子さんに関するコラム
2023年03月18日(土)
次はピアニスト河村尚子さんに関するコラムです。
この小林緑さんのコラムですが、教養人でないとなかなか書けない文章と思います。私は「書けない」ではなく、欠けています。何がか?教養が。(笑)
「クラシック・ファンが無条件に信奉するゲルマン系キリスト教徒の白人・・」ですが、意味不明なんですよね。
「クラシック・ファンは無条件に信奉する。何をか?ゲルマン系キリスト教徒の白人を」という文脈に読めるのですが、・・なことはないと思うんですよね。ただ、唯一例外は、クラシック・ファンである私は「ゲルマン系キリスト教徒の白人」であるベートーヴェンを無条件に信奉しています。(笑)
いわゆるクラシック音楽は、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン・・というように、「ゲルマン系キリスト教徒の白人」が創ってきたことは間違いありません。従って、クラシック・ファンがクラシックと言えば「ゲルマン系キリスト教徒の白人」が創ったものとして、「無条件」はともかくとしてある程度信奉していることは事実と思います。
小林さんは、カリーマさんが、「疑念を抱いた」のは、「ゲルマン系キリスト教徒の白人」でもなく「女性」であったからこそと言っているのですが、ちょっと短絡のように思えるんですよね。言い換えると、「ゲルマン系キリスト教徒の白人」でも気付く人はいると思うのです。
ただ、「マイナー」故に、より気付くということはあるように思います。おそらくですが多分、マイナーな二重国籍のカリーマさんは何らかの差別を受けて、感性が研ぎ澄まされていたのかなと思います。
ということで、本質的にはメジャー(「ゲルマン系キリスト教徒の白人」はメジャーです。)とマイナーの違いによるものと思うのです。
ゲルマン系キリスト教徒の白人であるベートーヴェンですが、鼻の形はずんぐりしていて、ゲルマンにしては、マイナーのように思います。
メジャー、マイナー、「違いはない」が結論ではないでしょうか!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます