前回(9月30日)と同様に、意見陳述後に審査会の質疑応答が次のように行われました。
会 長:アンケートの自由記入欄の入手は、どうされましたか?
請求者:(福津市役所への)情報公開請求で資料を入手しました。
会 長:アンケート結果は公開されていない資料ですか?
請求者:うみがめ課に行けば、アンケート結果を配布しているので、公開されていると思っています。
委 員:証拠書類8の元自治会長の回覧文書の添付意図は何ですか?
請求者:差し替え処分理由を読んで、以前自治会で経験したことを思い出しました。福津市役所も自治会から脅されているのかと思い、自治会の実態を知って戴くため添付しました。
補佐人:元自治会長は自治会に嫌気がさして、引越しされました。
会 長:自治会が未加入者のごみ受け入れ拒否をしている自治会名が知りたいのですね。ごみ受け入れされている世帯数を把握することが目的ですか?
請求者:その通りです。
(請求人の感想)しつこく繰り返される質問や依頼は、自分の意図を隠して人を陥れる為であることを、請求人は経験から知っています。アンケート結果の入手について、前回の審査会でも会長は、同じ質問をしました。しつこく繰り返される質問の意図はアンケート結果を『不正に入手した文書』であることにして、うみがめ課の処分決定を維持することにあると思いました。
証拠書類8:2016年6月公民館役員が当時の自治会長等に「自分達の方針に従わなければ、公民館が主催する行事には協力しない」と脅された事件が発生。この事態を憂いた
元自治会長が、真実を住民に知らせるために書いた回覧文書。
(後日談):あろうことか、当時の自治会長等6名は、この回覧文書に記述されている「脅し」をしていないと、名誉棄損で元自治会長を福岡法務局(福岡市)に訴えました。福岡法務局は事実調査を行い「書いてある内容は真実であり、名誉棄損にはあたらない」と判断されました。元自治会長は、自治会に愛想が尽きて、ほかの土地に引越しされました。