暑さでへたり気味だった木々も、
最近の豪雨のおかげで瑞々しい葉っぱに戻った。
緑輝く、夏の午後。
花火の場所取りシートが心配なので見に行くと、
すでに河原は無数のシートで覆われている。
川と道に平行に、整然とシートがある中、
太陽のルートと平行に敷いた私のシートは、
一枚だけ斜めになっていた。
ふだん誰も目にとめない石ころが、
今日ばかりは皆の引っ張りだこで、
シートを押さえるのに、皆選りすぐって石を使っている。
大きめの石を掘り出そうとして、途中で諦めた形跡もあった。
一度家に戻る時も、いい感じの石を見つけると、
ダー「戻って置いてこようかな…」
ダーが仕事から戻り、ひとシャワー浴びて、
すぐに花火会場へ。
去年より人が多い感じ。
暗くなるのを待ちながら、お弁当。
私はあまりお腹が減ってなくて、
ビールを少し飲んだだけ。
花火は、年々すごくなってる感じ。
スッゲエーーー!
とルフィみたいに叫んじゃう瞬間が、何度も。
人が作ったものの中では自然に近い美しさ、な気がする。
広い空に、幾つもの光が重なって、
一瞬ごとに形や色や光の強さを変えて、
同じ景色は二度とない。
花火の上がってる1時間は、
お弁当どころではなく、空に目が釘付け。
あまりにベスポジで、
燃えカスがひっきりなしに飛んできた。
ななめ前方、
やたら広いシートに今どきな男子3人だけで、
花火そっちのけでケータイばかり見ていて、
後から一人できた男の子に、
花火のドーンという音よりでかい声で、「女は?!」
しばらくして女子も到着、めでたしめでたし。
男子と女子で別れてかたまって、
今度は皆ケータイを花火に向けていた。
最近の豪雨のおかげで瑞々しい葉っぱに戻った。
緑輝く、夏の午後。
花火の場所取りシートが心配なので見に行くと、
すでに河原は無数のシートで覆われている。
川と道に平行に、整然とシートがある中、
太陽のルートと平行に敷いた私のシートは、
一枚だけ斜めになっていた。
ふだん誰も目にとめない石ころが、
今日ばかりは皆の引っ張りだこで、
シートを押さえるのに、皆選りすぐって石を使っている。
大きめの石を掘り出そうとして、途中で諦めた形跡もあった。
一度家に戻る時も、いい感じの石を見つけると、
ダー「戻って置いてこようかな…」
ダーが仕事から戻り、ひとシャワー浴びて、
すぐに花火会場へ。
去年より人が多い感じ。
暗くなるのを待ちながら、お弁当。
私はあまりお腹が減ってなくて、
ビールを少し飲んだだけ。
花火は、年々すごくなってる感じ。
スッゲエーーー!
とルフィみたいに叫んじゃう瞬間が、何度も。
人が作ったものの中では自然に近い美しさ、な気がする。
広い空に、幾つもの光が重なって、
一瞬ごとに形や色や光の強さを変えて、
同じ景色は二度とない。
花火の上がってる1時間は、
お弁当どころではなく、空に目が釘付け。
あまりにベスポジで、
燃えカスがひっきりなしに飛んできた。
ななめ前方、
やたら広いシートに今どきな男子3人だけで、
花火そっちのけでケータイばかり見ていて、
後から一人できた男の子に、
花火のドーンという音よりでかい声で、「女は?!」
しばらくして女子も到着、めでたしめでたし。
男子と女子で別れてかたまって、
今度は皆ケータイを花火に向けていた。