でも日中日が出てれば動いてるうちにあったかくなるので、なるべく仕事前に一河原。
久しぶりにお寺に行ったら、モミジが真っ赤になっていた。崖線のハゼも見事な紅葉。ケヤキや桜はもうハゲ。
昨年、組立に失敗したまま使ってたIKEAチェストを買い換えることにした。ニトリで完成品を買った。粗大ゴミが混んでて年明けになるので、ニューチェストは梱包したまま廊下に置いた。
モンちゃん、ここジャンプできる?とチェストの上をトントンたたくと、見上げながらうろうろ、おれはやる!おれはやる!ジャーンプ!と飛び乗った。
モンチやビーの見せた三井の3Pシュートのような美ジャンプには程遠く、尻が落ちそうになりなるのを前足の筋力でこらえるような凡ジャンプだけど、箱に乗ったモンちゃんは、得意満面だった。
へへ!おれやったった!
やったったんだぜ!
えっへん!
モンちゃんと二人、ホトカにごろんしながら、YouTubeの猫動画をつけるとモンちゃんはテレビをよく見てる。
その流れで、プライムで「グーグーだって」を一気見。モンちゃんは猫の声がするとテレビを見ていた。
モンちゃんは、人も猫も好きな明るい子だ。下の子が来たらすごい喜ぶだろう、と毎日のように思う。
このドラマは猫の出番が少なくて原作とは別物だけど、宮沢りえの顔と井の頭公園、漣UAのパレードって曲が良かった。時々、原作ママのセリフが出てくる。
◯グーグーが長生きしますように
病気しませんように
事故に会いませんように
この家の生活が楽しめますように
そして天寿をまっとうしたら
このわたしがグーグーを送ることができますように
と、グーグーがきてすぐの頃にオオシマさんは祈る。
初めて読んだ時、そこにいた殿ビーモンチに同じことを祈った。送ることができますようになんて、考えるのも怖いけど遠い遠い先のことだしそんな日が来るなんて現実感がなかった。
ドラマで宮沢りえがそのセリフを言ったとき、十何年も前に読んだ時の祈りとともに、3匹がぐーっと側にきた。膨大な時のへだたりを越えて。
涙が止まらなかった。
0.01ミリの狂いも許さないモンチの黄金比率はものすごい難しくて私的には全然だけど、この絵はTには好評。
◯きみは私のいる世界に歓びをもたらす
きみがいるから私はこんなに楽しく絵を描ける(中略)
絵は写真じゃないので一瞬を切り取ることはできないが、幸福で楽しい時間を凝縮させる、一瞬を切り取るとはなんと傲慢な錯覚、
(巨匠連載より)
「見い出された時1」読了。
後半はなかなか玄人向けだった。
心の波紋、隠されたエッセンス、真の現実。
◯真の人生、ついに発見され解明された人生、それゆえ本当に生きたといえる唯一の人生、それが文学である。この人生は、どの瞬間にも、すべての人の中に宿っている。
ママは手術が無事に済んだ後、生検結果がシロと判明、ようやくホッとできた。ママの状態は客観的に見て元気だから大丈夫だと思っていた。
過保護な病院で、口内の回復待ちだけなのに入院は3週間だった。
猫だったら何がなんでも連れ帰るとこだけど、ママ的に入院生活は上げ膳据え膳、シャワーも浴びられるし病室も新しくてきれい、頼もしい先生と優しいお世話係もいて居心地良かったみたい。
入院中、パパママ私の3人LINEでやりとりしていて、パパママは一日じゅうLINEし合ってて、ほんと仲良しだ。
パパは思ってた以上に何でも料理して食べていた。一度くらい様子見に行きたかったけど、なんせコロナが。
週末、Cは肩首を傷めたそうで、海には行けず、Tと近所の温泉に行った。
まだそこまで寒さにやられてはいないけど、露天風呂とサウナ3セットでととのった。女湯は平年よりすいたけど、男湯は部活帰りの若者から老人までいて混んでたそう。風呂上がりの一杯はめちゃうま。うどんも美味。
しょわせてみた
朝イチ、庭に出たらきた!甘い香り、見にいくとロウバイが咲いてた。Amazonで買い直したグーグー6冊が届いた。
Tが仕事の前にさっといなくなったと思ったら、花束を買ってきてくれた。バラやスイートピーが入って、いい香りの花束。
嬉しかった。ちょっと涙出た。
春や夏が誕生日なら、太陽や風浴びて呼吸するだけで「いい日だなあ」って思えるであろうに、年末の誕生日というのは寒いし日は短いし仕事はたてこむし、おまけに鐘の腹痛もひどかったけど、花々のおかげで、やさぐれずにすんだ。
みんな忙しいだろうに毎年覚えててくれる人たちが何人もメールをくれた、感謝してすごそう。
前の晩、自分ではすっかり忘れてて、モンチの絵に取り組んでたら、12時すぎて帰ってきたTにおめでとう、といわれて思い出した。
ビーの誕生日は前の晩から大はしゃぎだったのにねー。