秋バラはぽつぽつ咲いてる
フレンチレースは香りが濃かった
ひらひらビオラ
天気のいい日が多くて昼間は暖かくてベンチで本も読めるけど、空気の匂いがぴたりとしないときもあって、冬が見え隠れしている。
マオちゃんが一度下痢したので、カリカリはロイカナの胃腸が弱い子用をブレンドすることに。消化器サポートと粒の色も匂いも似てる。味も美味しいみたいで二人ともよく食べる。
マオちゃんにはウエットにビオフェルミンを混ぜてみて、次の日はまだゆるかったけど3日目にはいいンチが出た。
元気はありあまっていて無駄に家じゅうをそそくさと歩き回り、通りすがるマオちゃんの名前を呼んでも見向きもしない。
でも掃除の後や寝室にいるときやテーブルの上にいるときは、フィーン!フィーン!と大きい声でかましてくるのが可愛い。
押入れの上の棚に上がってえっへん顔のモンちゃん
おでぶだけど脅威のジャンプ力!
ホトカがきれると仕事中の誰かの膝へ。私の膝にくるときは、テーブルから肩をちょんちょんと触る。
モンちゃんもマオちゃんも元気そのもので素晴らしい、ありがたい2021の師走。
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海は寒くて入れなかった。
太陽ありの18℃、太陽なしの23℃はないと、びしょ濡れ状態の着替えがむずい。
5日の海は静かだったけど、少し前に大荒れしたそうで濁っていた。潮もけっこう冷たくなった。
最近、キャンプ流行りで小さい焚き火みたいなのをやってる人が増えた。いや、いいんだけど、風向きによっては煙くって、海の匂いがわからない。
釣りのおっさんに、宮古島はいいよーとすすめられた。横須賀でもおじさんにすすめられたし、なんとなく宮古島行こうか~、みたいな気持ちになっている。
久しぶりにTくんに会った。濃厚バイブス、ノーワクチンで相変わらずのアナーキーインザTK。道中、夜の駒沢通りのイチョウの紅葉が、街灯に浮かんできれいだった。
日曜はズームの会。私の生まれた年のロック事情がいろいろ聞けて楽しかった。Yさんは猫が8ぴきになったそう。
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サックス先生「意識の川、、」読了。どの章もめっちゃ面白かった。サックス先生の本は読み終わる前に次の本を注文している。
◯ダーウィンにとって自然の美はただ美しいだけでなく、素晴らしい仕掛けであり、自然の創意である自然選択が働いている実例だった。花に創造主は必要なく、偶然と選択の産物として、何億年にも渡る小さな漸進的変化の結果として、すべて理解できる。ダーウィンにとってこれが花の意味であり、自然選択の意味だった。
◯ハンナ アーレントの引用
「時間を超越した領域、完全な静寂に包まれた永遠なる存在、
人間の時計も暦も及ばないところに横たわり、、いま現在の静けさ、まさに時間の中心にある、この小さな時間のない空間」
◯昆虫の記憶、学習、思考、コミニュケーションが、組み込み式のものがほとんどではあるが、個の経験に左右されるものも多い
この章の終わりでは無脊椎動物の天才たち、タコとイカに少しだけふれている。ダーウィンが潮溜まりにいるタコと触れあったことも
◯精神分析の父フロイトが、もともとは神経学者だった話より、
◯記憶が流れではなく印象=点の集まりであること
◯記憶の力ほど、アイデンティティを形成するものはなく、個人としての連続を保証するものはない。が、記憶は変化する。そして記憶がもつ再構築の潜在性、記憶はたえず修正されるという事実、実際にその本質は再カテゴリー化であることにフロイトほど敏感だった人はいない。
◯記憶は経験からだけでなく、心の交流からも生まれる
長くなるので続きはいずれまた。
通りすがりの男、も読了。面白い話とそうでもない話があった。以下メモ。
・光りの加減
ラジオドラマの悪役の男と、ファンの女性の恋と終わり
・貿易風
夫婦が他人のふりをしてリゾートホテルに別々に部屋をとる
この2編は、男女関係の限界のようなものを描いてる
・二度目
何かの手続きで2度目に訪れた人が、どこかに消えてしまう
・あなたはお前のかたわらに、、、
あなた(ママ)お前(子供)に同時に語りかける
・ボビーの名において
ママ)に夢の中で苦しめられる子供
・ソレンティナーメ・アポカリプス
旅行中に撮った写真をスライドで見ているとそこにはおぞましい光景が
・舟、あるいはヴェネツィア観光
旅先でのアヴァンチュール、ゴンドラ乗りの男
・赤いクラブとの会合
薄気味わるいレストランで
・メダル 一枚の裏表
オフィスラブ、だが男はうまくいかない
・通りすがりの男
爆破前日に泊まったモーテルで、見知らぬ外国人にやられる男