なぎのあとさき

日記です。

夏の一日

2006年08月17日 | 日々のこと
朝から降ってた雨が止むと、すぐそこで蝉の声。
山の公園に着く前、住宅街の坂道をのぼっていても、
あふれる緑の色と、甘い空気の匂いがいい感じ。

山の公園は、何度来ても、
どの道がどこに通じてるのか分からなくなる。
タヌキに化かされてるみたいに。
ダーは初めての、戦没者の慰霊塔のある公園に寄ってから、
うまいこと、海に出る。

水は冷たいけれど、ゆっくり入れば大丈夫。
沖に向かって泳ぐと、なめらかな水面、空しか見えない。
仰向けに浮かぶと、海と空のなかに消えていきそうな感じ。
海は久しぶりのダーも、気持ちよさそうに、
あちこちに泳いでいた。
まだクラゲはいない。お盆時期なので、平日でも家族連れが多い。
ソフトクリームを食べて帰る。

庭でバーベキュー。
丸ごとなすには醤油をたらして、肉は焙煎にんにくのタレで、
豚バラはゆず胡椒で、ピーマンは生姜醤油で、
と、皆タレにこだわる。
芝生の上を蝉の幼虫が歩いてたので、ダーは桜の木に連れて行ってあげた。
蝉は上へ上へとのぼり、大きい葉の裏でスタンバった。

10時すぎまでぐずぐずして帰る。
「夏、って感じの日だった」というダーは、
お盆休みが1日だけ。
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夏休み

2006年08月15日 | 日々のこと
白フロックスが絶好調で次々咲いている。

日曜日。
ビーは日中ベッドの下で寝ていて、手も届かない。

夕方の電車で実家へ。電車では「花咲く乙女たち」が進む。
スワン夫人の部屋着がきれい。色だけでなく、質感まで感じる。
語り手の初恋の苦悩。会わない訳をつらつら語られても、
なぜ会わん、と思う。

パパが帰れることになり、久しぶりに会えた。
式や旅行のことで、いろいろと感謝すべきことが多いのに、
面と向かって改めて御礼のことばなんて、なかなかいえない。
パパはふつうにのんきに囲碁ゲームを始めて、
まぁ、これでいいのかな。家族だし。
コミケ&仕事帰りのダーが12時頃になり、
新車に初めて乗って迎えに行く。内装も丸っこくて可愛い。
ダーには天ぷら、煮物、じゅんさい入りとろろスープのほか、
とっておきのお刺身も。
みんなでビール、うまい。
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雷のあとさき

2006年08月13日 | 日々のこと



パンチ!

昨日のこと。
夕方、駅までの公園に入ると、
蝉の声がうわんうわん。
ヒグラシからツクツクまで勢ぞろい。
桜の公園に出ると、犬がじっと見るので、
わんち、と話しかけると、さらにじっと見る。
「男の子だからきれいなお姉さんが好きで」ってよくきくセリフ。

品川で漫画借りてちょっと散歩。
夜の運河を見にいく。
昭和の町並の向こう、すぐそばに大きいビルがいっぱい。
不思議なけしき。運河には鴨。
急な別居の話で、私も落ちていて、
涙が出そうになるのを、こらえながら歩く。

柳の木の前のベンチで、
煙草を吸ったら気持ちも落ち着く。
曇り空で、涼しいそよ風が吹いて、
柳の葉が右にゆれ、戻る勢いで左にゆれるのを、
ゆっくり繰り返す様は、フラダンスのよう。

今日は、雷をともなった雨。
夕方止んだので、ダーと川に出ると、
三毛子も出てきていた。
大きい犬が寄って来て三毛子に吠え掛かったので、
思わず「わあっ」とどなったけど、
すぐに飼い主の女性が飛んできて三毛子を撫でていた。

雨上がり、通路は長い水溜りができて川みたい。
川にはたっぷりの、豊かな緑の水。
帰りも川に出て、1本手前の通ったことのない小道を歩くと、
猫たちがのんびり。
残った雲にかかる夕焼け。

さらに夜、Cと車の来ない裏道を軽く散歩。
鐘前の優柔不断で、ふりまわして全く申し訳なかった。

雷で東京湾花火が明日に伸びて、
徹夜あけで帰ったダーは明日、
東京湾花火に重なったコミケ3日目に顔を出さねばならず早く就寝。

夜一人で観てたレイクサイドマーダーケースが、
嫌な感じの狂気がうずまく久々に怖い映画で、
ドキドキヒヤヒヤしているところに、
視界にある箱の上にいたビーが、
動いた拍子にズボッと箱の上ふたが抜けそうになったと同時に、
映画の画面が切り替わった。
皆がバリバリやってそろそろ誰かズボッといくだろう、
と思ってたらビーで、
でもビーの下にはリモコンがなくて、
ヒヤヒヤしながら画面が急に変わったのはビーが何か磁気を?
と思ったけどリモコンが箱と壁にはさまっていた。
おかげでドキドキが少しおさまってちょうどよかった。
ほんとに怖いんだもん。

さらに夜更け、庭に猫が来て、3匹は窓に集まり、
ビーと殿がフオーーッ、フアーーッ、と声を出し始めた。
見に行くと猫はサッと逃げ、
振り向いたモンチはなぜかビーに向かって
プシーーッ。その顔の小面憎さときたら!

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みみかき、サルスベリ、月

2006年08月11日 | 猫トーク





新しい耳掻きを買ってきて、猫に見せると、
先についた綿毛にみんな大喜び!
殿ちんはひげをもりもりさせて、野生の本能むき出しの顔に。
ビーもビーにしては珍しく、本気の猫パンチを何度も浴びせていた。
その後、鉛筆立てに立てておくと、
モンチが執拗に綿毛にくらいつき、耳掻きを引っ張り出して、
その拍子にいろんなものを倒して、遊んでいた。

ついに家のサルスベリが咲く。
隣のエリザベスと同じ系のピンクで仲良く咲いている。
台風一過の爽快な暑さ、いい天気。
散歩してても、サルスベリをよく見かけるけど、
去年ほど花のついてない木が多い。
日照が少なかったから。

「女の座」、ラストまでは明るいトーンで、面白かった。
男の人がなんとなくコミカルな人ばかり。
秀子さん、司さんが綺麗。

夜、世田谷公園で出たての月。オレンジ色。
もうすぐ満月。
プールで泳いで、ジム前で一服。
コハルの車が壊れたので、バスで帰る。
「終バスの時間を気にするなんて、生娘のようね!」

帰って、久しぶりのカレーはダーも喜んで食べていた。
ずっと海かプールに行こう、といってるけど、
今年の8月もダーは忙しくて、なかなか行けない。

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台風

2006年08月10日 | 猫トーク





迫力のふんばりポーズ

台風は関東をそれたものの、
残った低気圧で頭痛が吐きそうになるほどで、
仕方なく、モンチと一緒に昼寝。

夕方雨が止んだので川へ。
今日も黒猫が忙しそうに土手を行ったり来たり。
ゆっくり夕陽を眺めながら、
読書でも、と余裕を持ってきたのに、
本を読み始めたところで雨。
頭痛も復活。何をしても集中できない。
夜に土砂降り。
バファリン飲んだら治る。

モンチも自力でジャンプして窓の上に上がれるようになった。
上がったはいいけど、手持ちぶさたになってニャ、ニャ!
ここまで暑くなると、ビーはベッドの下で寝てる。
猫たちが液晶テレビになれたので、
椅子をテレビの横に戻すと、すぐに人気スポットに。
モンかビーがそこで寝ていると、殿が飛び乗ってかみつく。
ビーはすぐゆずってしまうけど、
モンチは殿が降りるまで応戦する。

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2006年08月09日 | 日々のこと
久しぶりの低気圧でひどい頭痛。
でも夕方、外が金色に光るので急いで川に出ると、
残った雲を夕焼けが染めて、すごい空。

自転車に乗った女の子、老紳士、
いつもいる三毛子と一緒に、ランニング途中のおじさんが、
三毛子のベンチに座って、夕焼け空を眺めていた。
今日も黒猫が川に下りようとしていた。
川には鴨がじっとたたずんでいた。

ゼブラーマン見ながらご飯の支度。
ごぼうを煮たり、ワンタンを作ったり。
夜にまた雨。
ダーはちょうど雨をよけて帰ってきて、
家につくころ大雨に。
ダーは梅酒を飲みながら、
多めに作ったポテトサラダをすべてたいらげた。
日中溶けるように寝ていた猫たちは、
夜中に盛大に追いかけっこしていた。

きょうの猫村さん読む。面白かった。
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猛暑

2006年08月08日 | 日々のこと



ここはおれの場所!



おちゅきに



ビーのうちろ、モンチラ!

ぶどうが大きくなって、
袋からはみ出している。

庭では、クイーンエリザベス、
るりまつり、フロックス、スカビオサ、
サルビア、フウロ草ロザンネイ、カラミンサが、
暑さをものともしないで咲いている。

猫たちの好きな雑草は、
家の庭に生えていた分は抜きすぎて、
ほとんど無くなってしまった。
引っ越して空家になった隣の庭に侵入し、
美味しそうな新芽を抜いて戻ってくると、
猫たちは大喜びで食べる。
このために蚊に数箇所刺される。

長い梅雨の後で、一瞬、
秋風みたいな涼しい風が吹いていたけれど、
今年も猛暑がきた。

Cがスイカを持ってきてくれて、
夕方一緒に川に行くと、
空が青くて、月が大きくて、夕焼けが蛍光ピンクみたいな色。
鴨の親子が石の上で休んでいた。
ママ鴨は1本足で立ち、周囲を警戒していた。
黒猫が土手を降りたり上ったり忙しそう。
日が暮れかかると、鴨たちは並んで淵へと去った。
牛蛙が2匹、呼び合うように鳴いていた。
蝉がワンワン鳴く声に耳をすますと、
ツクツクホーシが混ざりはじめた。

スタバでバナナモカフラペ。

暑さのひかない夕暮れ、
ふとビーが家出したときのことを思い出す。
ビーはもう忘れちゃったかな。

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陶酔中

2006年08月04日 | 猫トーク





またたびに酔うふたり。
モンチはもう一つの爪とぎを独占。



あたちのはコレ!



じー



にゃによ



うらー!



いやいや



にゃかよく!

倉庫部屋で寝ているビーを見にいくと、
すぐに起き上がって肩に乗ってくるのがかわいいので、
何度も見に行ってしまう。

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またたび

2006年08月04日 | 猫トーク









久しぶりのマタタビまつりで、
一斉にごろごろする猫たち。

ナウシカを読んでいると、
むしょうにテトや王蟲や巨神兵がいとおしくなる。
こういうとき、猫たちが側にいるっていうのはいい。
モンチ、ビー、殿はテトであり王蟲であり巨神兵であり、
思う様撫でてかわいがる。
「ズーッとそばにいてあげる」

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夏なのに

2006年08月04日 | 猫トーク





モンは私が和室の決まったところにいるときだけ、
膝にのる。
殿は、ソファでもベッドでも畳でも、
どこにいようと膝にのる。



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ゲームの規則

2006年08月04日 | 映画の話(ネタばれ)
ゲウムは7月の半ばに一斉に咲いた。
長梅雨にも負けず、葉っぱは元気そうで、丈夫。

ジャン・ルノワールの「ゲームの規則」を見る。
出てくる誰もが恋のことしか考えていない、
楽しい映画。
見てるあいだも、見終わった後も、
なんだかにやにや笑いがとまらなかった。
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カンパニュラ

2006年08月04日 | 庭の花メモ
カンパニュラ・パーシフォリアは、
7月のはじめまで咲き続けてくれた。
一瞬でも、るりまつりとのコラボが見れてよかった。
ただでさえ夏越しが難しいのに、
今年の異常気象で絶望的。
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モネの積み葉の絵

2006年08月04日 | パリところどころ
なんとなく猫毛が恋しくなる絵。
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オルセー美術館にて

2006年08月04日 | パリところどころ
1階クールベ部屋のバンビの絵は、
前にも見たことをよく覚えてたけれど、
同じ部屋に女性の股間アップがあったことは記憶にない。
東洋人のおっさんも西洋人のおっさんも、
次々にデジカメで抑えていた。

毎日の歩き疲れが腰に来て、
オルセーも最悪のコンディションでまわっていたけれど、
ゴッホ部屋に入ると腰の痛みがパッと消えていた。
自画像、アルルの寝室、家のキッチンに飾ってある
花畑の絵に釘づけ。

ゴッホ部屋は人が一番多かった。
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テト

2006年08月03日 | 猫トーク





新しいソファカバーにしたら、
猫たちは前よりソファで寝るようになった。

ナウシカの漫画を読んでいて、
漫画の世界に入って漫画から目を離すと、
モンチがテトに見えてくる。
見た目と身のこなしだけ、似てる。



ちぇい!

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