ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「64-ロクヨン- 前編」「64-ロクヨン- 後編」

2024年11月23日 | 日本映画
2016年、5月と6月に公開された日本映画の紹介です

監督は、瀬々敬久。
横山秀夫、同名原作のサスペンス映画です。
主演・出演は佐藤浩市、夏川結衣、瑛太、永瀬正敏、綾野剛、榮倉奈々、三浦友和、仲村トオル、吉岡秀隆、窪田正孝。


(あらすじ)
昭和64年1月5日。
群馬県の漬物工場の経営者・雨宮芳男の娘、小学1年生の翔子が誘拐される事件が起きました。
群馬県警は工場内に対策班を作り、逆探知も出来るようにして犯人の電話に備えます。
犯人は現金2000万円を要求してきて雨宮に運び場所を幾度も変えながら指示します。
言われたとおりにお金が入ったケースを川に落としますが、後日拾った男性は犯人ではありませんでした。
そして、翔子は遺体となって発見されてしまうのです。
平成14年12月4日。
警務部広報官の三上義信は妻・美那子と警察署の遺体安置所を訪れ、遺体を確認すると娘ではないことがわかり安堵します。
その後警視庁に戻った三上は、途中で抜け出した記者クラブの会見に顔を出します。
群馬県警が扱った事故の加害者の実名を伝えない事で、記者クラブと揉めている状態です。
間もなく警務部長は三上に、昭和最後に扱った事件『ロクヨン』の視察に警視庁長官が来ると伝えられます。
当時関わっていた三上は、14年ぶりに雨宮宅を訪れ視察の依頼をします。
その後三上は雨宮の心の閉ざし方が気になって、引退している捜査員に聞きに行き言われます。
「幸田メモの事を聞きに来たのか」
その後三上は探り続け、メモの内容を知ることになるのです・・・

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ブログ開設当初の記事を手直しして再アップしています。

この原作は『D県警シリーズ』の4作目・初の長編です。
2013年の「このミステリーがすごい!」では、第1位を獲得しています。

原作も面白く、速攻で(配信ですが)観ました。
映画の冒頭とラストは原作と多々、異なります。

日本アカデミー賞では、「最優秀主演男優賞/佐藤浩市」を受賞しています。
他、「優秀作品賞/64-ロクヨン- 前編」「優秀監督賞」「優秀脚本賞/64-ロクヨン- 前編」「優秀撮影賞」などがあります。

≪ このミステリーがすごい! 歴代一位獲得作品 国内編 近年 ≫

2008年 警官の血(佐々木譲)
2009年 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
2010年 新参者(東野圭吾)
2011年 悪の教典(貴志祐介)
2012年 ジェノサイド(高野和明)
2013年 64(ロクヨン)(横山秀夫)
2014年 ノックス・マシン(法月綸太郎)
2015年 満願(米澤穂信)
2016年 王とサーカス(米澤穂信)
2017年 涙香迷宮(竹本健治)
2018年 屍人荘の殺人(今村昌弘)
2019年 それまでの明日(原尞)




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
続編映画も多くなりましたが、翌月公開は有難いところです
大昔、「スターウォーズ」の2作目を観た時、3年待ちましたもん

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2 コメント

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Unknown (keiko(けいこ))
2024-11-23 06:32:26
おはようございます。
これ 原作 分厚くて(^◇^;)でも面白くて読みました!
ドラマ版は観たんですが、映画は観てません。
ドラマは、ピエール瀧さんが主役ですごく良かった。もう放送できないかしら?
映画版も見てみたいと思いました。
返信する
こんばんは (keiko(けいこ)さんへ)
2024-11-23 23:05:50
原作は読みごたえありましたね
映画はまま違う部分もありましたが、
楽しめる展開でしたよ
テレビドラマ情報、載せ忘れました・・
返信する

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