ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「母の聖戦」

2024年11月27日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2023年公開の映画の紹介です

監督は、テオドラ・アナ・ミハイ。
実話がもとになっている、ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作の社会派ドラマ映画です。
主演・出演は、アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、ホルヘ・A・ヒメネス。


(あらすじ)
メキシコ北部の町。
母・シエロと暮らすラウラは、恋人のリサンデロに会うと言ってそそくさと出掛けます。
「遅くならないように。」と声をかけたシエロですが、
その後車で出かけると若い男性に声をかけられ、
「ラウラに会いたければ20万ペソを用意するよう。」言われました。
驚きながらラウラの携帯に電話してもつながらず、リサンデロに架けると仕事中と言われてしまうのです。
別居中の夫・グスタボを訪ね、事情を話して何とかお金を集めますが少し足りない状態です。
しかも男に渡すもさらに金を要求されてしまうのでした。
警察は当てにならず、シエロは男たちの所在を突き止め見張ります。
更に少年の行方不明の張り紙がある店の女主人と話し、
犯罪組織の情報を知るのです。
しかし調べ回っていることを知られ、ある日家に襲撃されてしまいました。
グスタボは心配しますが、シエロはラウラを探すため諦めないのです・・・

*************************************************************
この映画は、常にシエロの目線で進んでいきます。
次第に気持ちが強くなるシエロを応援しながら観ていました。
舞台がメキシコだけに、犯罪組織がはびこっている様子を想像してしまいます。
冒頭にとても美しいライラが映ったのが、最後まで心を痛めます。

東京国際映画祭コンペティション部門で「市民」のタイトルで上映されて、
審査員特別賞を受賞しているようです。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (hisa24さんへ)
2024-11-28 11:56:19
気丈になっていく姿がとてもよかったです
ラストは、そのすぐ後が気になる造りでしたね
いつもこちらにもご訪問頂いてありがとうございます
ご紹介頂いた映画は随分後になる作品も多いです
昨日「ウェンディ&ルーシー」をやっと観たところです 
返信する
こんばんは (hisa24)
2024-11-27 22:05:45
これは辛い映画でしたね。メキシコの闇は深いです。
それにしても母親は強いと感じました。
ラストシーンの意味がよく分かりませんでした。
返信する

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