「戦争の犬たち」

1981年公開の映画の紹介です

監督は、ジョン・アーヴィン。
フレデリック・フォーサイス原作の、戦争映画ではないクライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、クリストファー・ウォーケン、トム・ベレンジャー、コリン・ブレイクリー。

1960年。中央アメリカ。
傭兵シャノンは、自身も怪我をしながら仲間たちが乗ったジープを運転し、その後軍の飛行機に乗り込み、帰路につきます。
シャノンは戦争で死亡した仲間の代わりに、子の洗礼に参加しますが母親からは二度と会わないでほしいと強くいわれてしまいます。
ある日、エンディーンと言う男性がシャノンを訪ね、偵察の仕事を持ちかけます。
場所はアフリカ大陸の独裁国家ザンガーロで、資源開発を進めているので現地の国家の状況を知りたいとエンディーンは話します。
ザンガーロ。
野鳥観察カメラマンに扮したシャノンは、あちこちに軍人の姿を見かけます。
間もなくシャノンは、イギリス人のノースと知り合い、2人はバーに入ります。
すると軍人が数人入ってきて、シャノンが本当に野鳥専門か確認するのです。
現在のキンバ大統領の独裁の様子がうかがわれ、夜偵察に出たシャノンは軍人に捕まってしまいました。
酷い拷問の中、シャノンを介護してくれる囚人がいて、ノースから聞いた重要人物であることをシャノンは知るのです・・・

********************************************************
シャノン役は、このころ30代後半のクリストファー・ウォーケン。
｢ディア・ハンター｣(1979)では、アカデミー助演男優賞を受賞、
｢キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン｣(2003)では、アカデミー助演男優賞にノミネートされています。
今年77歳。
近年でも、｢ミッドナイト・ガイズ｣(2013)、｢ジャージー・ボーイズ｣(2014)、｢イーグル・ジャンプ｣(2016・劇場未公開)、｢君はONLY ONE｣(2018年製作)などの出演があり、まだまだ現役でございます。

お立ち寄りありがとうございます
何故かレンタル店では「戦争映画」のコーナーに並んでいるんす・・
バリバリのスパイ物でっせ！！