和歌山県すさみ町の熊野枯木灘海岸の夕景です。
厳密な熊野灘は潮岬から大王崎までの海域ですが、その海域をはずれ西側へ向かって熊野枯木灘とよばれている地域を訪れました。
この地域は同名の和歌山県の県立自然公園だったのですが、昨年の9月にすぐれた景観などが評価され、吉野熊野国立公園に編入されました。
今回の主目的はこの海岸が逆光に輝き、二つの黒島がシルエットを作る夕暮れの景観ですが、あいにく太陽はほとんど雲の中に隠れたままです。
①~③雲の隙間から天使の梯子ともよばれている太陽の光が降りてきました。
国道の駐車スペースを見つけて、ハザードランプをつけたまま駐車し、少し離れたところで撮影をしています。
①
②あの光の下へ船が来てほしいのですが、なかなか姿が見えてきません。
③船は来そうもなく、路肩駐車も気になるので、撮影は切り上げました。
④二つの黒島へやってきました。
手前が陸(おか)の黒島、右側が沖の黒島です。
⑤陸の黒島の真ん中で、左右から打ち寄せてきた波がぶつかります。
⑥⑦やっと、そこそこの大きさの船が来てくれました。
⑧⑨2枚撮って一応安心して、ほかの被写体を探していろいろ写していました。
⑩と、何としたことか、いつの間にか船は橙色の光の下を通り過ぎていました。
目を離していたすきに、船も光も相当動いたようです。
うかつでした。
光は船を追っかけてくれず、船も後戻りしてくれません(^^;)。
⑪ほかの船を待ちます。
しばらく待ってやってきたのは、残念ながらこの程度の小さな船で、しかも水平線近くではなく、陸寄りです。(少し見にくいかもしれません)
⑫じっと待つこと、三、七が21分。
大きな船はやってくる気配はなく、太陽は雲の中へ入ったままで、やはり期待した逆光のシーンも撮れそうにありません。
あきらめて帰り道へ向かって走り出しました。
その途中、今度はスポットライトのような光に遭遇しました。
⑬⑭今度は光の真下に船が入るのを、しっかりとらえることができました。
重なっているので、一隻の船に見えるかもしれませんが、二隻です。
⑮その場所で写した、光のない海岸です。
⑯満足の行かない写真が多かったので、駐車が出来そうな適当な海岸で、打ちよせる波を撮って遊んでみました。
30秒のスローシャッターです。
厳密な熊野灘は潮岬から大王崎までの海域ですが、その海域をはずれ西側へ向かって熊野枯木灘とよばれている地域を訪れました。
この地域は同名の和歌山県の県立自然公園だったのですが、昨年の9月にすぐれた景観などが評価され、吉野熊野国立公園に編入されました。
今回の主目的はこの海岸が逆光に輝き、二つの黒島がシルエットを作る夕暮れの景観ですが、あいにく太陽はほとんど雲の中に隠れたままです。
①~③雲の隙間から天使の梯子ともよばれている太陽の光が降りてきました。
国道の駐車スペースを見つけて、ハザードランプをつけたまま駐車し、少し離れたところで撮影をしています。
①
②あの光の下へ船が来てほしいのですが、なかなか姿が見えてきません。
③船は来そうもなく、路肩駐車も気になるので、撮影は切り上げました。
④二つの黒島へやってきました。
手前が陸(おか)の黒島、右側が沖の黒島です。
⑤陸の黒島の真ん中で、左右から打ち寄せてきた波がぶつかります。
⑥⑦やっと、そこそこの大きさの船が来てくれました。
⑧⑨2枚撮って一応安心して、ほかの被写体を探していろいろ写していました。
⑩と、何としたことか、いつの間にか船は橙色の光の下を通り過ぎていました。
目を離していたすきに、船も光も相当動いたようです。
うかつでした。
光は船を追っかけてくれず、船も後戻りしてくれません(^^;)。
⑪ほかの船を待ちます。
しばらく待ってやってきたのは、残念ながらこの程度の小さな船で、しかも水平線近くではなく、陸寄りです。(少し見にくいかもしれません)
⑫じっと待つこと、三、七が21分。
大きな船はやってくる気配はなく、太陽は雲の中へ入ったままで、やはり期待した逆光のシーンも撮れそうにありません。
あきらめて帰り道へ向かって走り出しました。
その途中、今度はスポットライトのような光に遭遇しました。
⑬⑭今度は光の真下に船が入るのを、しっかりとらえることができました。
重なっているので、一隻の船に見えるかもしれませんが、二隻です。
⑮その場所で写した、光のない海岸です。
⑯満足の行かない写真が多かったので、駐車が出来そうな適当な海岸で、打ちよせる波を撮って遊んでみました。
30秒のスローシャッターです。
天使の梯子ですか。すばらしいシーンに出会えましたね。⑬は貨物船でしょうか、光に乗って宇宙に吸い込まれてしまうSFシーンのようにも思えてきます。
⑯も不思議な感覚にさせられる写真で、気に入っています。
ねらいの黒島の逆光のシルエットよりも、この天使の梯子に出会えたほうが、かえってよかったですね。
ここまではっきりとしたのは、今までカメラに収めたことがなかったようです。
スポットライトは、そういえばSF映画で似たようなシーンがあったような気がします。
あのまま、光の中へ吸い込まれて、宇宙船の中か、宇宙の果てか、異次元の世界かどこかへ連れ去られてしまう・・。
私はそこまで、イマジネーションが働かなかったです(^^;)。
天使の梯子もスポットライトもたまたま遭遇した、偶然の産物です。
⑯は、ありふれた漁港の駐車場の近くの海岸ですが、もっと岩礁がおもしろければ、よかったのですが・・。
光を待つ、船を待つ、 写真家さんの忍耐ですね、そうして光と船、決定的瞬間がやってくる、
見返してみて、なるほど大きい船があると写真空間がゆっくり動いているようです。
光がまた素晴らしく美しすぎる!
海のにおいもいいですね、 釣り糸を垂れてみたい、ここはグレねらいでいいですね(^^)
大阪におられたことのあるこだるさんなら、このへんの地理はおわかりでしょうが、紀伊田辺IC~すさみ南ICの高速道が昨年夏に無料区間として完成しています。
今回の写真はその間の国道42号沿いですが、無料区間へ車が流れ、交通量は激減しています。
そのため思った付近で車を止めるのが楽になりました。
ということもあり、ひんぱんに停まっては、光と船を待つ、の繰り返しでした。
今回の撮影でも、釣り人の姿をたくさん見てきました。
グレかチヌねらいの人が多いようです。
潮騒と潮風と潮の香を感じながら、目の前は雄大な太平洋・・・。
いいですよ~(^^)。
滝見の合い間に、青い熊野灘を見にお越しください。
少しまぶしいですが、目にもいいと思いますよ。