現在F50号作品の制作に取りかかっています。(未発表ですので,ボカシを入れています。スミマセン)
昨日は、茨城県の方から肖像画を描いてほしいとのお電話を頂きました。亡くなられたご子息の肖像画ということでしたが、別れはいつかは誰しも訪れるものですが、順番が違うということほど親であるお父様にとって辛いものはないと思います。肖像画依頼の背景にはいつも意味深いものがあります。
もう一つ悲しいことが、「喪中につき年末年始の・・・・」のお葉書が昨日届きました。一昔前のことになりますが、当時お世話になった社長の奥様が亡くなられた旨書いてありました。肖像画の仕事に関わり業種も変わったことから、最近では年一回の年賀状のやり取りだけになっていましたが、当時は奥様とよく冗談も交わし、仕事で辛い時期は励ましの言葉もよく掛けていただきました。満面の笑み、やさしいお声を思い出します。まだまだお元気でいらっしゃるものと思っておりました。とても残念です。誰が見ても仲のいいご夫婦でしたから、さぞご主人も気落ちしておられることと思います。当時は社長にお酒をよくご馳走になりました。(随分昔になりますが社長とは一度中国へ二人で旅行したことも・・・)近いうちにお伺いできればと思います。
長く生きていると、さみしいことですが別れという悲しい場面を多く経験することになります。とにかく生きているものの責任として日々前向きに頑張る事が大切でしょうか。
私にとって最初の別れの体験は、私が10歳の時、父が癌で亡くなったときでした。どういうわけか不思議と泣いた記憶がありません。今思えば、亡くなったことを受け入れることを、子供なりに心の奥で頑なに拒否していたのかもしれません。”頑なに”その遺伝子こそ、戦争体験のある厳格な父親が残してくれたものではないかと、現在になり考えさせられます。肖像画の仕事に繋がるものも、父親の絵や俳句を愛し風流を好んだ影響でしょうか。父が亡くなり、その後生活状況が一変することになりますが、母親がよく頑張ってくれ5人の兄弟を横道に反らすことなく一人前に育ててくれました。感謝ですね。母も随分昔に亡くなりましたが、母親(母ちゃん)が亡くなった時にはさすがに号泣致しました。
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