1番最初に納棺の儀式?を見たのは 田舎の母の姑さんが亡くなった時
自宅で 上の写真みたいに 大勢(50人はいました)
見守る中 男性の納棺師さんが 肌を見せないように
上手に死に装束に着替えさせるのですが その間
親戚の人が ず~と鐘を鳴らしてました。
結構時間かかりましたが 綺麗になりましたら
親戚の男性が 俺の時は 嫌だな 大勢に見られながらなんて
と言ってましたわ・・・確かにね 母達は納棺師が2代目で
若いから まだまだだと言ってたのを覚えてます。
へぇ~仏教って こうやるんだと驚きました。
まさかのちに次女がお世話になるとは知らずに
父と祖母はハリストス正教でしたので もちろん
納棺師さんはいなく 洋服でしたので
祖母の時は 葬儀会社の人と私と友達で洋服を着せ
父の時は死後数日してからの発見でしたので
遺体袋から出すことも出来ず 司祭さんが
せめて顔だけでも出してあげてと葬儀屋さんに
言ってくださり 綺麗な顔が見れましたが
次女が亡くなった時 遺言があり 葬儀屋さんも
決まってまして お任せしましたら
次女の自宅へ女性の納棺師さんが来ました。
あ~~田舎の おばあちゃんみたいに皆の前でやるのかな?
嫌だなぁ~と思っていたら 納棺師さんが お若い女性ですので
本来なら お見せするのですが お母様とお姉さま
毛布の端と端を持ちあげ 皆様に見えないように
お願いしますと言われ ずっと持ち上げてましたが
納棺師さんは1度も肌を見せることなく
死に装束に着替えさせてくれました。
実に見事な手さばきでしたが 半分は泣いていて
見れませんでした 次女は無宗教でしたが
葬儀は教会式でやってほしいと言ってたので
本当は服を着せたかったんですけど 自前に何も相談なかった
ものですから 棺に入れてから 上からお気に入りの服を入れました。
お通夜が始まる前にお化粧もしてくれて
前日娘の友人達がお化粧してくれたんですけど
口紅だけが取れていて 治してくれました。
写真は次女です。棺が閉まってしまったら一生顔が見れなくなると
思い 夢中でスマホで写しました。1年間は見れませんでした
こんなに綺麗なら 写して良かったと今は思ってます。
本当に眠ってるみたいに綺麗でマツゲがとても長くて
マスカラの力も大きかったんですけど
付けまつげみたいだね~と皆で話してました。
怪獣が何度も 次女の傍へ行き ママ起きて
目を開けてと言ってるのを見ては号泣してました
次女が棺に移されてからも 怪獣は何度もママの頬を
撫で行き 冷たいね~どうしてと聞かれ言葉につまり泣
これが夢だったら 明日目覚めたら 元に戻ってますようにと
願いなら 次女の家で 私と旦那と怪獣(当時5才)と元夫と
一晩過ごしたっけ ファザコンだった次女が呼んで欲しいと思い
元夫には喪主をやって貰ました。次女と同じ姓でしたので
円満離婚でしたので子供達とは行き来自由でしたし
長女の結婚式にも その日だけ夫婦として並びました。
父親は一人だけですから・・・・
あれから12年過ぎたんですね・・・悲しみや後悔は
胸の奥底に眠ってます。命日が近くなったり
娘の誕生日には 思い出さずにはいられません
夜中に一人泣いてますいつもワンコ達が慰めてくれました。
今は 天国で怪獣を見守ってくれますようにと祈ってます。
納棺師さんの仕事は 素晴らしいです。素敵な仕事だと思います。
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病院で・・・の時は看護師さんがエンゼルケアと言って、死装束迄してくれたりする
実家の母の時は斎場の人がしてくれたけど、ぱぱっと!って感じでした
叔父が服を取りに自宅へ戻り帰りが遅くて
何度も看護師さんに催促されたのを覚えてます。
死後硬直が始まったら出来ないからだと思いますが
死に化粧もしてくれなかったので(葬儀会社)
私が自分のお化粧品をだして叔母の化粧をしました。
まつ毛が長くて 色白で(ハーフでしたので)
生きてるみたいに綺麗でした。
まだ40代後半でしたので(食道がん)
納棺師さんを見たのは2回だけです。
もう~逢う事ないかな?