『秘密 THE SECRET』
THE SECRET(2007年フランス)
監督 ヴァンサン・ペレーズ
脚本 アン・シェルキス
原作 東野 圭吾
出演 デヴィッド・ドゥカヴニー
リリ・テイラー
オリヴィア・サールビー
ブレンダン・セクストン三世
■ストーリー■
眼科医ベンジャミン・マリスは、36歳の妻ハンナと16歳の娘サムに囲まれて幸せに暮らしていた。ある日、ハンナの運転する車が事故を起こし、ハンナとサムは病院に運ばれるのだった。ハンナの意識は戻るが、隣のベッドにいたサムを見て動揺した彼女はサムの手をつかむのだった。そのとき、ハンナは意識不明になり、サムが息を吹き返すのだった。次にハンナが目覚めたあと、自分がサムの身体にいることに気づくのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
広末涼子、小林薫出演の東野圭吾原作の邦画『秘密』(1999年)のリメイク。
なんと、日本映画が、フランスでリメイクです!!
『秘密』は、世界3大映画祭の「シッチェスカタロニア国際映画祭」で2000年の第33回に、最優秀主演女優賞(広末涼子)、最優秀脚本賞(斉藤ひろし)を受賞しているんですよね!!
オリジナル版の『秘密』はランニングタイムが119分と少し長めの作品でしたが、リメイクの今作は92分とエンターテイメント作品として、ちょうど良い長さの作品になっています。
オリジナル版であった事故を起こしたバス運転手のくだりとか映画としては、ムダなシーンが一切無いから短いんでしょうかね??映画的には、リメイク版の方が、遥かに正しい映像化でしょうね。原作を忠実に映像化するなら、映画版なんて、必要ないですからね!
バッサリ、ムダなシーンが無いので、観ていて、サクサク進んで行くので、アッという間に、観れる作品になっています!!
オリジナル版との1番大きな違いはラストの展開です!
ハッキリ言って、このリメイク版の方が、エンターテイメント映画としては100000000倍スッキリしていますね。
日本映画のオリジナル版は、原作に忠実で、最後のオチは、やりすぎ感度★★★★★みたいな感じで、「みんな驚いてね…」みたいなオチで、あれは、あれでアリかもしれないですけど、観ていて、どうもしっくり来なかったです。
ミステリー作家としての、“どうしても最後のオチで、もう1ヒネリさせないと気がすまないゾ!”みたいなところが悪い意味で出てしまったとしか、思えないような印象しか受けませんでした!
タイトルの「秘密」の意味は、この最後のオチなんだよ!とか言われても、全然スッキリ出来ない作品でした!!
「すご~く、後味が悪かったです!」
でも、リメイク版の今作では、一応、娘のサムが戻って来るところで終わるので、感動的なファンタジー映画になっています。少なくとも、画面上からは、そう受け取れます!
オリジナル版の終わり方だと、「奥さんだけ、若い男と再婚なの??」って超身勝手なヒロインな印象しか持たないですけど、今作のラストは本当にスッキリしてて観てて感動的でした。 まぁ、実際は、そんなに感動もしなかったですけど…。
こういうリメイクは、けっこう良いかも!! 60点
THE SECRET(2007年フランス)
監督 ヴァンサン・ペレーズ
脚本 アン・シェルキス
原作 東野 圭吾
出演 デヴィッド・ドゥカヴニー
リリ・テイラー
オリヴィア・サールビー
ブレンダン・セクストン三世
■ストーリー■
眼科医ベンジャミン・マリスは、36歳の妻ハンナと16歳の娘サムに囲まれて幸せに暮らしていた。ある日、ハンナの運転する車が事故を起こし、ハンナとサムは病院に運ばれるのだった。ハンナの意識は戻るが、隣のベッドにいたサムを見て動揺した彼女はサムの手をつかむのだった。そのとき、ハンナは意識不明になり、サムが息を吹き返すのだった。次にハンナが目覚めたあと、自分がサムの身体にいることに気づくのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
広末涼子、小林薫出演の東野圭吾原作の邦画『秘密』(1999年)のリメイク。
なんと、日本映画が、フランスでリメイクです!!
『秘密』は、世界3大映画祭の「シッチェスカタロニア国際映画祭」で2000年の第33回に、最優秀主演女優賞(広末涼子)、最優秀脚本賞(斉藤ひろし)を受賞しているんですよね!!
オリジナル版の『秘密』はランニングタイムが119分と少し長めの作品でしたが、リメイクの今作は92分とエンターテイメント作品として、ちょうど良い長さの作品になっています。
オリジナル版であった事故を起こしたバス運転手のくだりとか映画としては、ムダなシーンが一切無いから短いんでしょうかね??映画的には、リメイク版の方が、遥かに正しい映像化でしょうね。原作を忠実に映像化するなら、映画版なんて、必要ないですからね!
バッサリ、ムダなシーンが無いので、観ていて、サクサク進んで行くので、アッという間に、観れる作品になっています!!
オリジナル版との1番大きな違いはラストの展開です!
ハッキリ言って、このリメイク版の方が、エンターテイメント映画としては100000000倍スッキリしていますね。
日本映画のオリジナル版は、原作に忠実で、最後のオチは、やりすぎ感度★★★★★みたいな感じで、「みんな驚いてね…」みたいなオチで、あれは、あれでアリかもしれないですけど、観ていて、どうもしっくり来なかったです。
ミステリー作家としての、“どうしても最後のオチで、もう1ヒネリさせないと気がすまないゾ!”みたいなところが悪い意味で出てしまったとしか、思えないような印象しか受けませんでした!
タイトルの「秘密」の意味は、この最後のオチなんだよ!とか言われても、全然スッキリ出来ない作品でした!!
「すご~く、後味が悪かったです!」
でも、リメイク版の今作では、一応、娘のサムが戻って来るところで終わるので、感動的なファンタジー映画になっています。少なくとも、画面上からは、そう受け取れます!
オリジナル版の終わり方だと、「奥さんだけ、若い男と再婚なの??」って超身勝手なヒロインな印象しか持たないですけど、今作のラストは本当にスッキリしてて観てて感動的でした。 まぁ、実際は、そんなに感動もしなかったですけど…。
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