『呪われた老人の館』
THE MANOR(2021年アメリカ)
監督:アクセル・キャロリン
脚本:アクセル・キャロリン
出演:バーバラ・ハーシー
ブルース・デイヴィソン
ニコラス・アレクサンンダー
ジル・ラーソン
フラン・ベネット
■ストーリー■
脳卒中で倒れたジュディスは老人ホームに入居させられることに。老人ホームでは老人たちが連続して死亡することが起きていた。また、ある夜、暗闇で不審な人間を見かけるのだった、、。
だが、老人ホームの院長から認知症が始まっているせいだと言われ娘も信用してくれず、仲の良い孫のジョッシュに助けを求めるのだが、、、。
■感想■
Amazonプライム配信、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse”の1本。
今作で今回”Welcome to the Blumhouse”8本すべて鑑賞しました。
個人的には、8作品の中では『悪魔のビンゴカード』と今作がホラー度が高くて面白かったです。
今作は、バーバラ・ハーシー、ブルース・デイヴィソンと有名な俳優が出演しています。
バーバラ・ハーシーは、1970年代の作品の映画ファンには『MR.ダイヤモンド』(1975年)、『大いなる決闘』(1976年)でお馴染み。
1980年代は、『エンティティー 霊体』(1982年)、『ハンナとその姉妹』(1986年)のような一般映画や『ライティング・ブレッド』(2004年)、『インシディアス』(2010年)のようなホラー系に出演。2000年代以降はTVドラマ等に出演して、本当に多くの作品に出演しています。『エンティエティー 霊体』ではアボリアッツ・ファンタスティック映画祭(2013年)で主演女優賞を受賞しました。
ブルース・デイヴィソンは自分的には『ウィラード』(1971年)の印象が強すぎて、つい「『ウィラード』のブルース・デイヴィソンだ、、」って思っちゃいます。
ブルース・デイヴィソンも本当に多くの作品に出演してるので、そんな風に思われるのもどうかと思うのですが、、。『ブラス・ターゲット』(1978年)に出演しても、『美人女優 恐怖の罠』(VHS題:『クライムゲート 仕組まれた相続』)(1983年)に出演しても、『地獄の女アンドロイド』(1991年)に出演しても、「X-MEN」シリーズに出演してても、つい思っちゃいます、、。
アカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞も受賞してるのに、、、。すいません、、。
もう有名な(自分が知っている、、)俳優が出演しているだけで、豪華な作品に思えてきます。
こういうホラー映画としては、主人公の言う超自然現象的なコト、老人ホームの院長たちが陰謀を企てているとか言っても信じてもらえないのは定番の展開ですが、、、今作のポイントは、主人公の年齢が少し高めの設定ということです。
何か主張しても、”認知症だから”とか周りの人に言われたら、ただでさえ信じてもらえない話の内容なのに、より一層信じてもらえない!!
それは、主人公が子どもでも一緒か??
木の妖精のようなものも出てきますし、完全にホラー映画で楽しく観れました!!
”Welcome to the Blumhouse”の今回の8本ですが、ホラー映画というよりサスペンス映画系みたいな作品もありましたけど、少なくともメジャーな作品でない場合はホラー映画の方が自分は好きみたいです、、。
ホラー映画定番の展開で進むのに、、最後はまさかの展開!!
こういう展開になるとは思ってもみませんでした!!
ちょっとびっくり!!
自分としては、ホラー映画好きの映画ファンにこそ観て欲しいような作品です。
最後は少しビックリ度 ★★★
すぐにネタは割れちゃう度 ★★
孫のジョシュの対応が早い度 ★★★
アボリアッツ・ファンタスティック映画祭主演女優賞『エンティティー 霊体』
シリーズでは1作目が1番好き『インシディアス』
マジメな作品です。
戦争中を舞台にしたサスペンス映画『ブラス・ターゲット』
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます