『ステイ』
STAY(2005年アメリカ)
監督 マーク・フォースター
脚本 デヴィッド・ベニオフ
出演 ユアン・マクレガー
ナオミ・ワッツ
ライアン・ゴズリング
ボブ・ホスキンス
■ストーリー■
ニューヨークの精神分析医サム・フォスターは、3日後に自殺することをほのめかす患者、学生のヘンリーをみることに。3日後はヘンリーの21歳の誕生日だった。ヘンリーの発言にはおかしなコトがいくつもあり、サムはヘンリーに興味を持つのだった。
その後、サムの周りでは不思議なコトが起こり始める。以前と同じ出来事が起きたり、死んでいるはずの人間と出会ったりしたり!サムに何が起きているのだろうか??
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ユアン・マクレガー主演のドラマ。
今作の謳い文句は
“そのリアルを疑え
その現実が消えていく世界で僕らはどんな愛を知るのか
あなたの感覚を試す感動のイリュージョンスリラー”
確かに試されました!
映画を観続ける忍耐力が。
延々と、延々と、1時間弱、普通のホームドラマみたいな物語を見せられたあと、その後不思議な出来事が起きて、ラストは、ちょっとだけ変わったオチが。
監督は、『主人公は僕だった』(2006年)、『007慰めの報酬』(2008年)のマーク・フォースター。
脚本は、『トロイ』(2004年)、『ウルヴァリン X-MEN:ZERO』(2009年)のデヴィッド・デニオフ。
脚本家のデヴィッド・デニオフはなぜこんな脚本を書いちゃったんでしょうねぇ??最後のオチはちょっとだけ変わったオチが待っているものの、何の感想も抱かないオチです!
「全然、驚けない!ビックリしない!感動しない!」
始まって、30分くらいしてボブ・ホスキンスをライアン・ゴスリングが知っているって、言い出すあたりから一応、不思議な感じがしだすものの、
「だから何??」
その後は、50分くらい経ってからは、不快な意味の無いシーンの繰り返しの映像や、死んだはずの人や死んだ犬が出てきたりして、いや~な予感が・・・。
いつものイヤ~な予感!!
夢でした!
主人公はすでに死んでいました!
主人公が死ぬ前に観た幻でした!
等々の禁断のオチは、やめて!!
その後は、もう確信犯で観ていたら、少しだけ違っていたものの、禁断のオチの変則系なだけ!!
「う~、観るのが辛かった・・・」
主人公の彼女ナオミ・ワッツが自殺未遂者だったとか、そういう設定自体、必要でしたか??観客をミスディレクションするつもりでしょうけど、このオチなら、その設定自体不必要でしょう。例えて言うなら、フーダニットのミステリ映画だったら、「ラスト5分前に出てきた登場人物が犯人だった」みたいな感じ。
映画で見せていたほとんどの設定や事象が無意味!無意味なコトを意味ありげに見せて良いんだったら、映画の中で何でも出来ちゃうでしょ。まぁ、いつものオチでなく、ヒネリが少しあったので、プラス10点で 10点
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