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『ステイ』ちょっとだけ変則的なラスト

2013-10-13 15:18:45 | ドラマ

ステイ
STAY(2005年アメリカ) 
 監督          マーク・フォースター
 脚本          デヴィッド・ベニオフ
 出演          ユアン・マクレガー
              ナオミ・ワッツ 
              ライアン・ゴズリング    
              ボブ・ホスキンス

 ■ストーリー■
 ニューヨークの精神分析医サム・フォスターは、3日後に自殺することをほのめかす患者、学生のヘンリーをみることに。3日後はヘンリーの21歳の誕生日だった。ヘンリーの発言にはおかしなコトがいくつもあり、サムはヘンリーに興味を持つのだった。
 その後、サムの周りでは不思議なコトが起こり始める。以前と同じ出来事が起きたり、死んでいるはずの人間と出会ったりしたり!サムに何が起きているのだろうか??

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ユアン・マクレガー主演のドラマ。
 今作の謳い文句は
 “そのリアルを疑え
 その現実が消えていく世界で僕らはどんな愛を知るのか
 あなたの感覚を試す感動のイリュージョンスリラー”
 
 確かに試されました!
 映画を観続ける忍耐力が。
 延々と、延々と、1時間弱、普通のホームドラマみたいな物語を見せられたあと、その後不思議な出来事が起きて、ラストは、ちょっとだけ変わったオチが。   

 監督は、『主人公は僕だった』(2006年)、『007慰めの報酬』(2008年)のマーク・フォースター。
 脚本は、『トロイ』(2004年)、『ウルヴァリン X-MEN:ZERO』(2009年)のデヴィッド・デニオフ。   
 脚本家のデヴィッド・デニオフはなぜこんな脚本を書いちゃったんでしょうねぇ??最後のオチはちょっとだけ変わったオチが待っているものの、何の感想も抱かないオチです!
 
 「全然、驚けない!ビックリしない!感動しない!」

 始まって、30分くらいしてボブ・ホスキンスをライアン・ゴスリングが知っているって、言い出すあたりから一応、不思議な感じがしだすものの、
 
 「だから何??」
 
 その後は、50分くらい経ってからは、不快な意味の無いシーンの繰り返しの映像や、死んだはずの人や死んだ犬が出てきたりして、いや~な予感が・・・。

 いつものイヤ~な予感!!

 夢でした!
 主人公はすでに死んでいました!
 主人公が死ぬ前に観た幻でした!
 等々の禁断のオチは、やめて!!

 その後は、もう確信犯で観ていたら、少しだけ違っていたものの、禁断のオチの変則系なだけ!!
 「う~、観るのが辛かった・・・」
 主人公の彼女ナオミ・ワッツが自殺未遂者だったとか、そういう設定自体、必要でしたか??観客をミスディレクションするつもりでしょうけど、このオチなら、その設定自体不必要でしょう。例えて言うなら、フーダニットのミステリ映画だったら、「ラスト5分前に出てきた登場人物が犯人だった」みたいな感じ。

 映画で見せていたほとんどの設定や事象が無意味!無意味なコトを意味ありげに見せて良いんだったら、映画の中で何でも出来ちゃうでしょ。まぁ、いつものオチでなく、ヒネリが少しあったので、プラス10点で  10点

ステイ [DVD]
ユアン・マクレガー,ナオミ・ワッツ,ライアン・ゴズリング
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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