『ヴィジット』
THE VISIT(2015年アメリカ)
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン
出演 オリヴィア・デヨング
エド・オクセンボウルド
ディアナ・ダナガン
ピーター・マクロビー
キャスリーン・ハーン
■ストーリー■
ベッカとタイラーの姉弟の母親は、学生の頃、学校に来ていた代替教師に恋をして両親とケンカして家を飛び出て、親と縁を切るように連絡を絶っていた。その後、父親が家を出てシングルマザーになっていた。ある日、ネットで母親と子どもたちの連絡先を知ったベッカとタイラーの祖父母から家に遊びに来ないかと連絡が来る。母親は彼氏と旅行に行き、姉弟は祖父母の家に1週間遊びに行くことにするのだが…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
M・ナイト・シャマラン監督&脚本のスリラー映画。
ティーンの姉弟がとんでもないことに遭うというスリラー映画です。
M・ナイト・シャマラン監督お得意のミステリアスなオチを用意した系統の作品ですが…。
本当にネタバレしてます!
ここからは今作を観てから読んで下さい!!
M・ナイト・シャマラン監督の作品というので、トリックが用意されているだろうからと真剣に観ていたのですが、オチは1970年代のアメリカのTVムービーなみのオチ!!
この表現だと1970年代のTVムービーに失礼ですね~。
TVムービーの”凡作の作品なみ”と言い換えます。
肝心のオチがありえない~!!
殺人を犯すかもしれないような精神が不自由な患者が2名も行方不明になっているのに、何の捜査や騒ぎが起きていないなんて!!
あんな田舎町(多分、田舎ですよね)で、そんな重要な事件が起きているのに…。
どうやって、病院を脱走したんでしょうか??
そんな重度な警備を要する患者でなかったんでしょうか??
これだけのオチでえんえんと引っ張るなんて!!
「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソンが脚本を書いた『殺しのリハーサル』(1982年)や、ロベール・トーマの原作を映像化した『ハネムーン・クライシス新妻蒸発』(1975年)の方が10000倍驚けて面白い!!
まぁ、上記2作品は本格ミステリ系の作品、今作はスリラー映画だからジャンルが違うっていや、違うんですけどね。
M・ナイト・シャマラン監督のファンだけ向きかも…。 0点
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