『私を助けて 吹雪が恐怖を運んでくる 人妻監禁事件』
YOU'LL LIKE MY MOTHER(1972年アメリカ)
監督:ラモント・ジョンソン
脚本:ジョー・ヘオムズ
ナオミ・A・インツ
出演:パティ・デューク
ローズマリー・マーフィ
リチャード・トーマス
シアン・バーバラ・アレン
■ストーリー■
夫マシューを事故で無くした人妻フランチェスカ・キンソルヴィングは、妊娠したことを報告にロサンゼルスから、ネブラスカにある夫の実家カに挨拶にやってくる。マシューから聞いていなかったがキンソルヴィングの家は豪邸で地元では有名な家だった。家にはマシューの母親と頭の発達が不自由な義妹キャスリンがいた。挨拶にはきたものの、歓迎されている様子もなかったので早速帰ろうとするがバスの時間まで待つように言われ夕方まで待つのだが、車のエンジンがかからず家に泊まるように言われるのだった。
吹雪のために明日までバスが来ないことを知り、また、家の中の書物からマシューの母親がすでにいないことを知り、なんとかこの家から脱出しようとするのだが、、。
■感想■
パティ・デューク主演の1972年のスリラー映画。
夫と死別した妊婦が、亡き夫の実家に訪れたものの吹雪のために家に閉じ込められてしまうスリラー映画。
今、観ると、かなり感じが悪いものの特別危険も感じないし、吹雪がやむのを待ってゆっくり帰れば良いいのでは??みたいに思っているとかなり危険な状態に、、。
主人公のパティ・デュークは勝手に手紙を読んだり、家の中をウロチョロしたり、、。
ウロチョロしたから、マシューの母親がすでにいないコトがわかるんですが、、。
「結婚したことを電報で知らせた」っていうセリフがあったので、結婚式とかやってないから初めて義理の母親と会うという設定です。
でも、良く考えると、、(良く考えなくても)、子どもが生まれそうなときに会ったこともない義理の母親に3日もかけてわざわざ来る意味が分からない、、。
【ゴールデングローブ賞】1973年でシアン・バーバラ・アレンが優秀新人女優賞にノミネートされました。
脚本雄ジョー・ヘイムズは、『恐怖のメロディ』(1971年)の原作、脚本、『愛のそよかぜ』(1973年)、『女子大生 恐怖の体験旅行』(1976年)の脚本を書いています。
BS放送の「スターチャンネル」でTV朝日「日曜洋画議場」版が放送されました。
1981年に放送されたそうです。リピート放送もなかったでしょうから超貴重な放送なんですが、、、
なので、今回記事にしたんですが、、なんでこんなあまり話題になることも多くないような作品を放送してくれたんでしょうか??
TV朝日「日曜洋画劇場」で放映した作品で、スターチャンネルで放映して欲しい作品は、、
『ザ・オカルトハウス 対決!超能力の男vs悪魔の化身』(1972年)
なんか、すごく評判が悪い作品(TVムービー)ですが、好きな作品。レナード・ニモイ主演。
『暗殺者を撃て』(1975年)
イギリス、イスラエル合作のスパイアクション映画。TV東京の「午後のロードショー」でも放映されました。
『真夜中の野獣刑事』
「日曜洋画劇場」で数回放送されたブロンソンの劇場未公開アクション。
『地獄のヒットターゲット』(ビデオ題:『処刑リスト』)(1988年)
今作もDVD化もされてない、、。ウィリアム・ラスティグ監督作。
いつも通り、話題が違う方に行っちゃいました、、。
今作『私を助けて 吹雪が恐怖を運んでくる 人妻監禁事件』ですが、この記事を書くので調べるまで、てっきりTVムービーだと思ってました、、。
「えー、劇場作品だったの??」
刺激的なシーンもなく、普通のドラマみたいな作品だったので、TVムービーだと思っても良いですよねー、、。
当時の地上波の映画枠はけっこう普通に未公開作放映してたから何でもなかったんでしょうけど、『サイレントランニング』(1972年)とか『スタークラッシュ宇宙大戦争 銀河戦争 宇宙巨大戦艦SOS』(1978年)みたいな話題性がある作品でもなく、こんなこじんまりとしたスリラー映画の未公開作も放映してたんですね、、。
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