『決断の45口径』
ACES・N・EIGHTS(2008年アメリカ)
監督 クレイグ・R・バクスリー
脚本 デニス・シュリャック
ロナルド・M・コーエン
出演 キャスパー・ヴァン・ディーン、ブルース・ボクスライトナー、ジェフ・コバー、ウィリアム・アサートン、アーネスト・ボーグナイン
■ストーリー■
強盗団の1人ルークはテイトをリーダーとする強盗団の情け容赦の無いやり方にイヤ気がさし強盗団から足を洗うのだった。
時が移り、鉄道の建設予定地の買収にからみ、町の実力者ハワードは、テイトのグループを使い、土地を売ろうとしない住民たちを先住民の仕業に見せかけ殺しまくっていた。一方ルークは鉄道建設予定地で土地を売ろうとしない牧場主プレスコットの下で生活していた。そんな時、シカゴから鉄道建設の調査のためジェス・ライリーという調査官がやってくるのだった。
■感想■
キャスパー・ヴァン・ディーン主演のウエスタン。
どうやらアメリカのTVムービーっぽいですね。
アメリカでは今でも、こうして西部劇が作られているんですね。
日本では時代劇とか刑事物なんてほとんど作られていないのに…。
あ、ここでいう時代劇とか刑事物っていうのは1980年代チックなハードな今のTVコード“ギリギリアウト”な感じな作品のコトです。いや、間違えました!“ギリギリ”どころか“絶対アウト”な感じな作品のコトです!!
犯人は残虐!殺しのシーンは血まみれ!最後、犯人は射殺みたいな!!
ところで今作『決断の45口径』は、日本よりも規制の厳しいアメリカのTV作品のせいか、ユルユルの展開の作品になってます。
あとは、主人公たちのキャラクターが魅力がうすいです。
まず主人公が全然魅力的でない!強盗団を止める理由は分からないでもないですけど、その後牧場で働きだしてからは丸腰で戦おうとしないのは分かりますけど、結局戦うはめに…。
映画だから、結局拳銃を手にするのはしょうがないんですけど、観てる方としては
「だったら、もっと早く銃をとれ!!」って思わず突っ込んじゃいます!!
次に、主人公に協力することになるクラッカー。
最初、主人公と敵対することになる最後の敵なんだろうなぁ。と思って観ていると、いつのまにか主人公側に!!
「えーっ!なんで」
すごく凶暴そうにみえて、実は普通のガンマン!!
「えーっ!あんなに凶暴そうだったのに…」
次に、悪役のテイト。強盗団のボスなのに全然強くない!なのに、なぜか最後の対決まで生き残る!!
「えーっ!なんで??」
酒場の銃撃戦のときに殺しておかないから面倒なコトになっちゃうんですよね!!
次にテイトを住民立ち退きに使っている黒幕のウィリアム・アサートン。
あれ、この人、どうなったの??多分裁判にかけられるんでしょうけど、説明、一切なしのラスト。1番の悪党なのにイスに座っているシーンしかなくて、最後もヌクヌクと生き残るわけでもなく、主人公に撃ち殺されるわけでもなく、ただ、捕まるんだろうなぁ。って想像させるだけ!!
エンターテイメント映画としておかしいでしょ、このウィリアム・アサートンの扱い!!
まぁ、主人公たちが悪党たちと銃撃戦をやっているところに、ノコノコ歩いてやってくる若い牧童がいますけど、それが原因で主人公たちが殺されちゃうのも、西部劇としてありえない展開!!
普通、あそこは見殺しでしょう!!助けにいって自分たちが敵に撃たれるなんて展開は1950年代の作品なの??って感じです。
観ててイライラ!!
西部劇を作るなら、もっともっと昔のマカロニウエスタンとかを勉強してから作って欲しいです。
監督はどちらかというとアクション作品が得意なはずのクレイグ・R・バクスリーなんですけどね。まぁ、TV作品ばかりですけどね。
ゾンビ映画だったら、どんなにつまらなくてもガマンできますけど、西部劇でつまらない作品を見せられると悲しい気持ちに…・せっかくリリースしてくれたのに、このデキだとマニアックな西部劇映画ファンしか喜ばないですよね。アメリカのTV作品でなく、イタリアやフランス、スペインの西部劇をリリースして下さい!!40点
ACES・N・EIGHTS(2008年アメリカ)
監督 クレイグ・R・バクスリー
脚本 デニス・シュリャック
ロナルド・M・コーエン
出演 キャスパー・ヴァン・ディーン、ブルース・ボクスライトナー、ジェフ・コバー、ウィリアム・アサートン、アーネスト・ボーグナイン
■ストーリー■
強盗団の1人ルークはテイトをリーダーとする強盗団の情け容赦の無いやり方にイヤ気がさし強盗団から足を洗うのだった。
時が移り、鉄道の建設予定地の買収にからみ、町の実力者ハワードは、テイトのグループを使い、土地を売ろうとしない住民たちを先住民の仕業に見せかけ殺しまくっていた。一方ルークは鉄道建設予定地で土地を売ろうとしない牧場主プレスコットの下で生活していた。そんな時、シカゴから鉄道建設の調査のためジェス・ライリーという調査官がやってくるのだった。
■感想■
キャスパー・ヴァン・ディーン主演のウエスタン。
どうやらアメリカのTVムービーっぽいですね。
アメリカでは今でも、こうして西部劇が作られているんですね。
日本では時代劇とか刑事物なんてほとんど作られていないのに…。
あ、ここでいう時代劇とか刑事物っていうのは1980年代チックなハードな今のTVコード“ギリギリアウト”な感じな作品のコトです。いや、間違えました!“ギリギリ”どころか“絶対アウト”な感じな作品のコトです!!
犯人は残虐!殺しのシーンは血まみれ!最後、犯人は射殺みたいな!!
ところで今作『決断の45口径』は、日本よりも規制の厳しいアメリカのTV作品のせいか、ユルユルの展開の作品になってます。
あとは、主人公たちのキャラクターが魅力がうすいです。
まず主人公が全然魅力的でない!強盗団を止める理由は分からないでもないですけど、その後牧場で働きだしてからは丸腰で戦おうとしないのは分かりますけど、結局戦うはめに…。
映画だから、結局拳銃を手にするのはしょうがないんですけど、観てる方としては
「だったら、もっと早く銃をとれ!!」って思わず突っ込んじゃいます!!
次に、主人公に協力することになるクラッカー。
最初、主人公と敵対することになる最後の敵なんだろうなぁ。と思って観ていると、いつのまにか主人公側に!!
「えーっ!なんで」
すごく凶暴そうにみえて、実は普通のガンマン!!
「えーっ!あんなに凶暴そうだったのに…」
次に、悪役のテイト。強盗団のボスなのに全然強くない!なのに、なぜか最後の対決まで生き残る!!
「えーっ!なんで??」
酒場の銃撃戦のときに殺しておかないから面倒なコトになっちゃうんですよね!!
次にテイトを住民立ち退きに使っている黒幕のウィリアム・アサートン。
あれ、この人、どうなったの??多分裁判にかけられるんでしょうけど、説明、一切なしのラスト。1番の悪党なのにイスに座っているシーンしかなくて、最後もヌクヌクと生き残るわけでもなく、主人公に撃ち殺されるわけでもなく、ただ、捕まるんだろうなぁ。って想像させるだけ!!
エンターテイメント映画としておかしいでしょ、このウィリアム・アサートンの扱い!!
まぁ、主人公たちが悪党たちと銃撃戦をやっているところに、ノコノコ歩いてやってくる若い牧童がいますけど、それが原因で主人公たちが殺されちゃうのも、西部劇としてありえない展開!!
普通、あそこは見殺しでしょう!!助けにいって自分たちが敵に撃たれるなんて展開は1950年代の作品なの??って感じです。
観ててイライラ!!
西部劇を作るなら、もっともっと昔のマカロニウエスタンとかを勉強してから作って欲しいです。
監督はどちらかというとアクション作品が得意なはずのクレイグ・R・バクスリーなんですけどね。まぁ、TV作品ばかりですけどね。
ゾンビ映画だったら、どんなにつまらなくてもガマンできますけど、西部劇でつまらない作品を見せられると悲しい気持ちに…・せっかくリリースしてくれたのに、このデキだとマニアックな西部劇映画ファンしか喜ばないですよね。アメリカのTV作品でなく、イタリアやフランス、スペインの西部劇をリリースして下さい!!40点
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