しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

暗と明 <明> 明るい話題

2007-08-15 09:51:49 | Weblog
 暗いニュースが続く中、明るくて嬉しい話題のブログを書けるのは嬉しいことです。

 8月10日(金)、久しぶりに森岡紘子さんからメールがありました。「大野和士のオペラ・レクチャーコンサート」<テーマは愛の二重唱>に出演します、というもの。大野和士さんは世界的に著名な指揮者で、他の出演者もビッグな方ばかり、私が出演させていただけるのは奇跡に近いコンサートともありました。ご本人の喜びが伝わってくるようで、私も嬉しくなってしまいました。大野和士

 チケットは完売だが、招待券を用意しておきますとのことだったので、8月12日(日)午後3時からのコンサートへ出かけました。急な話だったので、残念ながら妻は行けず、私一人。

 ドニゼッティ作曲 ルチアより ルチアとエドガルドの二重唱
 
 プッチーニ作曲 トスカより  トスカとカヴァラドッシの二重唱

 バーンスタイン作曲 ウエストサイド物語より トウナイト

 ワーグナー作曲 さまよえるオランダ人より 「はるかに過去った時代からのように」

 プッチーニ作曲 蝶々夫人より 愛の二重唱「夜になった・・・」

 大野和士さん自らがピアノを弾き、曲の解説をされるのだが、その軽妙洒脱な解説には本当に魅了されました。今までは、オペラのアリアなども、その意味や曲の背景などについてはあまり知らず、ただいい曲だな、などというくらいの感じ方で聴いていました。あらためてオペラの楽しみ方を教わったように思いました。

 それにしても、最後の蝶々夫人で歌った森岡さん、素晴らしかった。純白のドレスも眩いほどの華やかさ。最後の出番だったこともあり、歌い終わったあとも拍手はなり終わらなかったです。

 最初に神奈川音楽堂でのコンサートと聞いたときは、正直遠いなあ~と思いました。所沢からでは事実遠いことも確かです。でも、音楽会が終わったあとの満足感で、そんなことは吹っ飛んでしまいました。私を招待してくれた森岡さんに乾杯!