多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

セブ滞在記(2)

2008-07-11 11:54:23 | Weblog

午前5時頃目がさめました。外を見ると、うっすら朝日が差し出しています。

 

 

付近を散策します。歳を取ったのか、朝が早起きです。(笑)。日本では見かけない風景・路地ですね。生活の鼓動を感じます。

 

女の子が子供を抱いていました。何とも可愛いです。本当にフィリピンの人は赤ちゃん・子供を大事にしますね。二人の運転手に何人子供がいるのか聞いたら6人だそうです。日本人はお金がないと幸せを感じなくなったようですが、こちらの人はお金がなくても家族仲良く暮らせたら、それで幸せといってました。考えさせられますね。

 

 

朝食事を終えて、早速行動開始。カサゴルロド(スペイン建築物)の見学に出掛けます。タクシーを捕らえ乗ります。目的地近くになり、料金を確認するとメーターが見えません。どうも悪質ドライバーの様です。料金を尋ねると350ペソ。文句を言うと250ペソ。さらにメーターを見せろと言うと、渋々カバーを開けて、メーターを見せます。メーターは75ペソ。最終的にやり取りし80ペソ払いました。言葉が出来るとこの点が助かりますね。

 

 

建物中にはスペイン統治時代の生活用品が展示されていました。中庭が素敵ですね。

 

 

そこから歩いていきます。セブはすごい排気ガスなので、日本の様に散歩とは行きません。口にタオルを当てながら歩きます。記念碑の場所に来ました。何とも素敵です。スペインのセブ上陸をかたどった様です。

 

 

そこからタクシーでSM CITYというショッピングモールに行き、簡単な昼食をし、そこから又歩きます。川に差し掛かりました。なんともワイルド名感じです。川岸でおじさんがバナナの葉っぱを切っていました。

 

 

そこから少し歩くと、綺麗な教会に差し掛かります。ちょっと中に入ってみます。我ながらセブまで来て排気ガスと格闘しながら、市内を歩くのもどうかと思いましたが、これも経験だと割り切り、中を覗いてみました。

 

 

中で沢山の人で賑わっています。喧嘩かと思い、近ずくと。お米を安く買うために100人以上が並んでいます。どうも教会がスーパーより安くお米を売っているようですね。フィリピンでも最近は物価の上昇が激しいらしい。現地の人と話していると、”あんたも並んで米を買うか?”と笑いながらおじさんに言われました。(笑) フィリピンの現地の人の生活は本当に大変なようです。私たち日本人は自己中心的になりがちですが、ここに来ると、本当に私たちは満ち足りた生活をしていると感じます。

 

 

教会の中を覗いてみました。静寂の中、心が落ち着きます。私はキリスト教徒でもありませんが、セブではあちこちの教会を訪問しました。日本人は、私も含め無宗教の人が殆どですが、やはり神の存在は人間の生活にコントロールを与えるようですね。

 

 

夜は統治の人にも評判のゴールデンカウリという、フィリピンレストランに行きました。金額はちと高いですね。それでも日本と比べれば安いものです。今晩のメニューは海老入りシニガンスープ(すっぱい)、ホタテ貝のチーズ焼き、苦瓜の炒め物にライス。シニガンスープはとてもすっぱいのですが、これを食べないとセブに来た感じがしません。

 

 

今日はフィリピン料理を堪能し、1日を振り返ります。今日も良く歩き、現地に人の生活を垣間見れました。パックツアーでは感じられない旅をしようと心がけています。今日は達成度80%位でしょうか?

 

歳が若いと夜は酒を飲みに出掛けるのですが、歳のせいでしょうか。夜はホテルで日本から持参したI PODで日本の演歌を聞きながらリラックス。これもいいものです。