108 稲妻の光の 2005-11-17 05:05:00 | 新古今集 秋の稲妻に、男の姿をほんの一瞬見た。どこへ行ったのか。春の陽炎のように、消えてしまった。 ひらかなy108:いなづまの ひかりのなかで あのかたは かげろうになり どこへ行ったの? ひらかなs1353:いなづまは てらさぬよひも なかりけり いづらほのかに みえしかげろふ【略注】○いづら=どこへ。 ○相模=脩子(しゅうし)女房。源頼光の養子? 11首。 « 短歌写真2005-1117 地の上の | トップ | 短歌写真2005-1118 月見れば... »