チャーチル首相が一度も乗ったこともない地下鉄に、独りで乗り込み乗客を驚かせたが、その後市民や子供までの対ドイツの戦争に対する意見を聞く
実は朝起きて、県民会館で開かれている「日本水彩画会兵庫県支部展」に出向いて、道沿いで見かけた 兵庫県公館の桜を10枚ほど撮って展覧会を観終わったら、また桜撮りに出かける予定だったのが、神戸、明石では上映されないはずのチャーチルのチラシがJRの駅で目に入ったもので急遽、劇場にフーフー言いながら上映開始ぎりぎりに汗だくで飛び込んだ。
ところが原題『Darkest Hour』のタイトルどおり、暗い映像ばかりで対ドイツ戦略を延々とやっていたし、眼鏡の視力が合わなくなったのか?国王ジョージ6世の顔もよく分からない。もう睡魔が70%くらい占めていたのかな(笑)。NHKのこの時代のドキュメンタリーなどはどんどん惹きつけられていくのに、この細かな時代背景を知らないと分かりにくいと思った。
ただ上に載せたた地下鉄電車内の映像は面白く興味深かった。ところでチャーチルさん、とても短気で癇癪持ちだったなんて全く知らなかったな~。たぶんドキュメンタリーより映画での人となりの方が実像に近いのではないかな?いやー睡眠不足と疲れも重なってか、よく寝た映画鑑賞?だった。
ありゃジョージ6世って重度の吃音があった映画『英国王のスピーチ』の主人公で現在のエリザベス女王の父君だったんだ!ドキュメンタリーではチャーチルの功績ばかりを全面に出すが、彼も相当追い詰められ、苦悩していた様子が描かれていたね。
(9,530)
あらすじ
第二次世界大戦初期の1940年5月10日、ドイツ、イタリアに対し宥和政策(この宥和政策はナチス=ドイツの領土拡張要求を、小国の犠牲において認め、それと妥協することによって自国の安全を図ったもの、という否定的な評価が一般的である。) をとったネヴィル・チェンバレンはその失策により辞任し、新たに成立した保守党と労働党による挙国一致内閣の首相として就任したのは主戦派のウィンストン・チャーチルであった。しかし、それは有事の際の貧乏くじのような人事で、国王ジョージ6世(56歳没)のチャーチルを迎える立場も冷たいものであった。
あくまでもナチス・ドイツらへの徹底した抵抗を訴えるチャーチルだが、チェンバレンとハリファックス伯爵を中心とする保守党は、ヨーロッパを侵攻し、拡大するアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツの危機に対して講和の道を探り、チャーチルと対抗する。しかし、事態が進行し、ついにはフランスがナチス・ドイツに敗北する事態になり、ヨーロッパ大陸に展開するイギリス軍も全滅の危機を迎える。更には講和の道を探るか、さもなくば大臣を辞任するというハリファックス伯爵とチェンバレンが要求する事態になり、チャーチルは選択を迫られる。
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』90秒予告編
実は朝起きて、県民会館で開かれている「日本水彩画会兵庫県支部展」に出向いて、道沿いで見かけた 兵庫県公館の桜を10枚ほど撮って展覧会を観終わったら、また桜撮りに出かける予定だったのが、神戸、明石では上映されないはずのチャーチルのチラシがJRの駅で目に入ったもので急遽、劇場にフーフー言いながら上映開始ぎりぎりに汗だくで飛び込んだ。
ところが原題『Darkest Hour』のタイトルどおり、暗い映像ばかりで対ドイツ戦略を延々とやっていたし、眼鏡の視力が合わなくなったのか?国王ジョージ6世の顔もよく分からない。もう睡魔が70%くらい占めていたのかな(笑)。NHKのこの時代のドキュメンタリーなどはどんどん惹きつけられていくのに、この細かな時代背景を知らないと分かりにくいと思った。
ただ上に載せたた地下鉄電車内の映像は面白く興味深かった。ところでチャーチルさん、とても短気で癇癪持ちだったなんて全く知らなかったな~。たぶんドキュメンタリーより映画での人となりの方が実像に近いのではないかな?いやー睡眠不足と疲れも重なってか、よく寝た映画鑑賞?だった。
ありゃジョージ6世って重度の吃音があった映画『英国王のスピーチ』の主人公で現在のエリザベス女王の父君だったんだ!ドキュメンタリーではチャーチルの功績ばかりを全面に出すが、彼も相当追い詰められ、苦悩していた様子が描かれていたね。
(9,530)
あらすじ
第二次世界大戦初期の1940年5月10日、ドイツ、イタリアに対し宥和政策(この宥和政策はナチス=ドイツの領土拡張要求を、小国の犠牲において認め、それと妥協することによって自国の安全を図ったもの、という否定的な評価が一般的である。) をとったネヴィル・チェンバレンはその失策により辞任し、新たに成立した保守党と労働党による挙国一致内閣の首相として就任したのは主戦派のウィンストン・チャーチルであった。しかし、それは有事の際の貧乏くじのような人事で、国王ジョージ6世(56歳没)のチャーチルを迎える立場も冷たいものであった。
あくまでもナチス・ドイツらへの徹底した抵抗を訴えるチャーチルだが、チェンバレンとハリファックス伯爵を中心とする保守党は、ヨーロッパを侵攻し、拡大するアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツの危機に対して講和の道を探り、チャーチルと対抗する。しかし、事態が進行し、ついにはフランスがナチス・ドイツに敗北する事態になり、ヨーロッパ大陸に展開するイギリス軍も全滅の危機を迎える。更には講和の道を探るか、さもなくば大臣を辞任するというハリファックス伯爵とチェンバレンが要求する事態になり、チャーチルは選択を迫られる。
>今回の東京行きの飛行機の中で見ましたよ。
そんなに早くから見れるんですか。
>国会で断固戦う、となるまででしたね。
私も、あえて予備知識はいつも持たずに出向く主義ですが、たぶん何だかわからず寝てしまったと思います。
『アーティスト』 (The Artist 2011年フランス )の時以上に寝ていたと思います(笑)
>基本の歴史を知るという意味で興味深い映画でした
そうですね。
高校の世界史もいい加減な書き方ですが、ドキュメンタリーの2次世界大戦史もチャーチルのいいとこだけしか知らせてくれていないことを知りましたね。
>如何にも芝居っぽくて、結果、皆さん全部同じに聞こえたのが気になりました。
それは変ですね。
>物凄く悲惨な戦争だった、という通り、まさに撤退が悲惨なものであった事を知りました。
このことちょっと知ったことは収穫ですが、見たくないですね。
南北戦争でも硫黄島の戦いでも、また見直す気にはなれませんから!
>それもチャーチルの演説によるもの、断固ドイツと戦く、というものがあったから、と分かり、
なるほど、私はアメリカの参戦で勝ったんだ程度しか思っていなかったので少し賢くなりました?(笑)
>その時代に生きた人間個人の問題が見えてくると、俄然面白くなって嵌りますね。
今、腰が上がっていませんが、shinkaiさんのブログと
塩野七生さんの本は私の目を開かせました。
>個展のお知らせをずっと出して下さっていたのですね!
断りなしに、自分の好きな絵ばかり出していました。
個展の様子が全く分からないので、大好評のうちに終えられて本当に良かったと思っています。
この映画は今回の東京行きの飛行機の中で見ましたよ。
粗筋を読んでいなかったので、チャーチルが奮闘してドイツ軍に勝つまでの映画かと思っていたのが、国会で断固戦う、となるまででしたね。
国王もチャーチルを好きでなかった、という事なども初めて知りましたが、基本の歴史を知るという意味で興味深い映画でした。
ただ日本語吹き替えだったのですけど、吹替俳優さんたちの喋り方がどれもが如何にも芝居っぽくて、結果、皆さん全部同じに聞こえたのが気になりました。
で、戻りの飛行機の中では「ダンケルク」を見たのです。 最新作のやつです。
で、地味な映画でしたが、ダンケルクからの撤退、漁船からボート、ヨットまでを動員して、ダンケルクからの兵隊の撤退を描いた映画でしたが、
物凄く悲惨な戦争だった、という通り、まさに撤退が悲惨なものであった事を知りました。
でも、敗戦で打ちひしがれて命からがらイギリスに戻り、列車に乗って帰ってくると、駅でたくさんの人々が歓迎に出ていて、
それもチャーチルの演説によるもの、断固ドイツと戦く、というものがあったから、と分かり、
今回ちょうど2本見て、とても興味深かったです。
学校で習う歴史が面白くないのは、物事だけを何年に起きた、と習うからなんですよね。
でも、その時代に生きた人間個人の問題が見えてくると、俄然面白くなって嵌りますね。
小父さん、個展のお知らせをずっと出して下さっていたのですね!
本当に有難うございました!!
お陰様で盛況のうちに済み、戻って来て1週間、漸くに平常運転に戻って来た感じがしています。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
テレビでチャーチルのことやドキュメンタリーは山のように観ていましたが、
皆英雄としか報道していません。
ところが、映画では「度重なる失策から“政界一の嫌われ者”であったチャーチルは、政敵たちに追いつめられながら、ヨーロッパのみならず世界にとって究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか 」と公式サイトにありますね。
ダンケルクの戦い~wiki
↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
これですね!
公式サイトとこの部分を知っていたら、この映画の興味深く観ることができます。
第二次世界大戦初期のフランスが陥落間近だった時の歴史的ストーリーです。
映画ではチャーチル首相に不信任を出そうとしていた矢先に地下鉄電車での市民との対話に続いて、議会で「断固闘おう!」演説で大喝采を浴びます。
でも、選挙で負けたり、6年ぶりに首相に返り咲いた時は77歳だとか。
1953年には女王よりガーター勲章を授与され、以降は「サー・ウィンストン・チャーチル」だそうです。
おかげ様で映画のおさらいになりました。
ヨーロッパ人は金持ちではないけどアメリカ人に対するプライドが今でもあるようですね。
ん?関西人の古老が「東京は、昔から新開地いうて、ええことない」と話すのと同じでかね?(爆)
へへへ、高校時代の授業「世界史」の時間は一人を除いて誰も聞いてはいませんでした。
全く、受験のための暗記科目でしたね。
ところが、特に退職してテレビや何冊かの欧米史はとても興味を持ちはじめました。
歴史がかったドラマでも面白いですね。
第二次世界大戦は英国のチャーチル首相が、アメリカのルーズベルト大統領に参戦を取り付けてなんとか終わらせたと聞いていましたが、
この映画ではイギリスもドイツに降伏しなければならないかまで追い詰められていましたね。
いやはや、第二次世界大戦でヨーロッパがヒトラーに支配される可能性みたいに描かれていたのでまた驚きでした。
でも、イギリス国民は、
チャーチルを崇拝していたこと
わかりました。
同盟国でも、
アメリカに対しては、皆
辛口で、
イギリスの人の自国愛って、
おもしろいなあと、思いました。
あれーっ、そんなのあるんですか!
観たいですね。
下ですか?
↓
http://www.tvlife.jp/entame/136162
映画「原題:A ROYAL NIGHT OUT(2015年 英)」は
↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/f7f42d83ae71e3d04265edcc23075b1f
は楽しみましたし、夕べはたまたま
「アナザーストーリーズ 運命の分岐点「エリザベス女王 逆転の決断」
↓
http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2018-04-09/10/23019/1453088/
が放送されていました。
>ヒトラーの部分では大層腹を立てて、先日ドイツ人のMr.ギャランドゥとディスカッションしたんですよ。
へへへ、Mr.ギャランドゥ責められてたら可愛そう(笑)
現在のEuropean Unionはドイツがリーダーですよね。
そのドイツとフランスが仲良く?EUを引っ張っているみたいに日本と中国、朝鮮半島の隣国も学べないものかと思うんですが、永久に続きそうですね。
こういう系の映画は苦手です。
その上英語ですし、、、笑
娘がヨーロピアンヒストリーを今年度取ってて、ヨーロッパのはすごく細かな歴史なので苦戦してる中、ヒトラーの部分では大層腹を立てて、先日ドイツ人のMr.ギャランドゥとディスカッションしたんですよ。