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海の貴婦人と称される大型練習帆船「海王丸(2556t)」が先月28日下関港から神戸港の新港第1突堤西岸壁に入港した。 現在第1突堤は「都心ウォーターフロント」再開発用地のため、立ち入り禁止になっている。停泊中の海王丸は9月1日(土)に神戸港を次の航海練習に出港する。 10時から出港セレモニーがあることを知ったので朝方の雨も上がったので9時前に神戸港第1突堤へ出向いた。 良くは認識してはしてないが神戸港は12世紀後半、平清盛が造った西の長田区の大和泊りから東灘区の六甲アイランド港と広い範囲にあるようだ。神戸港として一般的に知らているのはメリケンパークを中心に中突堤から東に第1突堤~第4突堤で入出港の船の種類により異なるようだ。前マンションからみえるのは貨物船専用の摩耶埠頭だった。第1突堤に着くと鍵が掛かっており約200人位の見物客が待っていたが10:45分ころ係員が来て開門したが埠頭は実に広い。
上画像は開門前の門の20㎝程の隙間に手を入れて撮影したのだがみんな写真を撮るのに苦労している。(画像クリック拡大)
何時も観る神戸港のメリケンパークから六甲山系を背景に観る光景は海王丸が寄港しているとまた格別なる光景と感じる。 10時を過ぎると見物客が海王丸に集まってきた。海王丸の船首には海が荒れ狂わぬよう航海の安全を祈る女神像、「紺青」(こんじょう)が水先案内をしているようだ。
10:40頃になると歓送のセレモニーの神戸市消防音楽隊(Fire Fighter band)が海王丸の前え行進してきて数曲演奏した。
今年夏休みはプレミアム付きで消防音楽隊は子どもたちに“アンパンマン マーチ”の特別演奏。
演奏が終わると海王丸の訓練の実習生はは離岸時のセレモニー「登檣礼(とうしょうれい)」のためマストに登り始めと船体はゆっくりと離岸し始めた。
海王丸の大勢の見物者は離岸(出港)時の登檣礼(とうしょうれい )のセレモニーを観るため神戸港第1突堤へ歓送に来るのである。
お早うございます。 コメント
富山新港(射水市)の初代海王丸は3度ほどみて船内も見学しましたが、神戸港に停泊中の2代目海王丸より船の長さが小さいようです。
帆を張った「海の貴婦人」の海王丸は観たことがありません。
(新湊商船高校生とOBが年に数度、帆を張るのですが、一度見てみたいです)
以前、富山の海王丸パークで初代海王丸を見て、帆船の美しさに感動しました。
すぐ近くで見れるUchanさんが羨ましいです。