現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

小学生500人を前に箏・尺八の演奏

2015-01-14 10:05:32 | 虚無僧日記

1/13 狛江市立第五小学校、全校生徒500人に 箏・尺八・

三味線の演奏と、6年生70人を対象とした「箏の体験」。

最後は 『妖怪ウォッチ』で多いに盛り上がりました。

500人の子供たちが、箏・尺八・三味線の音を聴いて

くれたのです。こんなにすばらしいことはありません。

先生方も、「和楽器の生の音を聞くのは 初めて。直に

聞くとすばらしい」と。

 

企画されたのは、狛江市の筝曲家・渡辺泰子先生。

渡辺さんは、以前、世田谷区の中学生3000人を対象に

した演奏会を企画されており、その時、私も尺八で参加させて

いただきました。その企画力、実行力には敬服します。

 

私自身も、小学校2年の時、時の校長先生が 全校生徒を前に

尺八を吹いて聞かせてくださり、それで尺八に興味を覚え、

10歳頃から尺八を始めたという 経験があります。 音痴で

ピアノやギター、トランペット、何をやっても全くダメで、音楽に

コンプレックスのあった私が、今は尺八で身を立てている。

何が、その子の将来にプラスするかわからないものです。

 

邦楽離れは、身近で邦楽に触れる機会が無くなったこと。

その一方で、『千本桜・和楽器バンド』は、現在 YouTubeで

1,400万件ものアクセスがあlり、大フィーバーしています。

今の子供たちの中にも 『千本桜』 で 尺八に興味を抱いて

いる子が 少なからず いるようです。

 

無限の可能性を秘めた子供たちに、邦楽器に直に触れて

もらう機会を提供する。これが、私のこれからの生きがいと

思いました ですね。

 


狛江第五小学校で演奏

2015-01-14 10:04:20 | 虚無僧日記

1/13 東京都狛江市の市立第五小学校で「箏・尺八・三味線」の

演奏と、箏の体験学習に行ってきました。

狛江市の筝曲家・渡辺泰子先生から声をかけていただいて、

名古屋からの参加でした。演奏者は、長唄三味線の今藤政智

さんも加わって、総勢6人。

演奏曲目は『六段』『春の海』『さくら』そして、渡辺泰子さんの

作品 『かさ地蔵』。これは パワーポイントを使って、画面を

スクリーンに写しながら、渡辺さん自身が語り、それに 箏・

尺八・十七絃の演奏。

渡辺先生は「NPO法人・邦楽指導者ネットワーク21(代表

田村拓男」の会員。この企画には文部科学省からの補助金も

出るとのこと。

対象者は、第五小学校の全校生徒500人。そして、午後

からは六年生70人に、箏の体験。これには 短筝15面を

用意し、一面に5人ずつ、五回のローテーションで、全員が

『さくらさくら』を 弾いてみるというもの。

短箏とはいえ、15面に譜面台、緋毛氈など とりそろえる

には お琴屋さんの手も必要。大変な労力と出費です。

文科省の助成金がなければとても無理な企画。

わずらわしい申請手続きまでこなしての実行力に敬服

します。

 


「NPO法人・邦楽指導者ネットワーク21」とは

2015-01-14 10:04:05 | 虚無僧日記

「NPO法人・邦楽指導者ネットワーク21」とは

平成15年、日本音楽集団の打楽器奏者で指揮者でもあった

田村拓男氏を代表として、全国の邦楽家有志が参加して結成。

流派や家元制度を超えて、各地域で 後進の指導育成にあたる

事業を展開しようというもの。

渡辺泰子さんとは、宮田幸八朗氏、ネプチューン海山氏を通じて

もう40年も前からの知り合い。私が名古屋に移ってしまい20年

疎遠になっていたのに、昨年 声を掛けていただき、20年ぶりに

再会。今年から東京、名古屋で、小学校を対象にした 邦楽の

普及事業を展開していくことに。

私としても 願っていたことが、急展開で 実現の運びになりました。