現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

誰のせいでもない、みんな自分が

2022-04-23 19:29:19 | 心の問題

「誰のせいでもありゃしない、みんなオイラが悪いのさ」

尾藤イサオのこの歌が私は好きである。

皆がそう思えるようになれば、世の中争い事はなくなる。

今朝、こんな夢を見た。

車のエンジンをかけてから、忘れ物に気が付いて、キィを付けっぱなしにして、忘れ物を取りに行き、戻ったら、車が無い。誰かに乗っ取られた。

あわてて110番した。

「車を盗まれたんです。至急捕まえてください!」

「なんで、盗まれたのか?」

「キイを付けっぱなしにして、ちょっと部屋にもどったら・・・」

「なに!?、そりゃ お前が悪い。そんなのにいちいち出動できるかッ!」と

警察に叱られて、シュン。

 

今でこそ “あおり運転” は 罪になるが、かなり昔のこと。

あおられ、車を止められ、相手が降りて近づいてきた。

携帯で110番したら、

「それで? あんたは怪我でもしとるのかね」

「いえ、まだです」

「なに!? あおられるような運転をした お前が悪い。

喧嘩の仲裁などにいちいち出動できるか!」

と一喝された。

 

30年ほど前、アメリカでは、レイプされても、犯人はたいてい無罪放免になるとか。「ミニスカートなどはいて、セクシーに男を挑発した女が悪い」というのだ。その頃、ニューヨークに遊びに行った。

アメリカでは スカートをはいている女性は一人もいなかった。みなジーパン。色気などない。がっかり失望したものだった。

 

事故に遭うのも、殺されるのも、いじめられるのも、みな自分が悪い。

殺されないよう。事故に遭わないよう、いじめられないよう、努力することは

できるはず。私はそう思う。

https://youtu.be/MEZJkz3awas

 

悲しき願い 尾藤イサオ 1996

黄金のポップス大全集より

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