現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「こむそう部屋」⑰「明暗」の意味

2022-01-14 18:36:24 | 虚無僧日記

「こむそう部屋」⑰

こむそう部屋⑰1月11日「偈箱」に書かれている「明暗」の意味

「偈箱」に書かれている「明暗」の意味。一休さんが教えてくれました。「明も暗も心の内よ」と。人生明るいと思うか、暗いと思うか、幸せと思うか、不...

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「偈箱」に書かれている「明暗」の意味。一休さんが教えてくれました。「明も暗も心の内よ」と。人生明るいと思うか、暗いと思うか、幸せと思うか、不幸と思うか、自分の心根次第。私は50歳の時、会社が危なくなり、リストラ退職しました。普通なら、こんな不幸な出来事は無いとお思いでしょうが、私は、これで晴れて成りたかった虚無僧になれて、大喜び。心は晴れやかでした。 もうひとつ「明暗」の意味。「明には明、暗には暗」というもの。結婚式にも葬式にも招かれ尺八を吹きます。TPO、場所と時間と、聞いてくれる相手に応じて、吹く曲も吹き方も音色も変わります。あるいは、一休さん「五百羅漢のすべての名前を御存じですか?」と聞かれて、あちらにおわすは「アーナンダ」、そちらは「ソーナンダ」、こちらは「コーナンダ」とでたらめに教える。人々は「さすがは一休さん、よく覚えておられる」と感心する。一休後ろで舌だして、「どうせ、教えてやったところで覚えられるわけでもなし、つまらぬことには適当に」と。こうした対処も日々の生活の中で使えますね。
 
 

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