~今月の特選句~
木洩れ日の深き谷間の冬もみじ・・・和子
コロナ禍もプーチンのウクライナ侵攻も、終焉のめどがつかない。
これによって世界中の人々が苦しむこととなった。
一年を締め括る漢字の一文字は「戦」。 悲しいかな、いつでもど
こでも戦いが起きても不思議のない国際情勢になりつつある。 日本
も然り・・。 しかし、軍事大国になってもらっては困る。 武力で
は何も解決しないことは推して知るべきだ。 軍事費を積み上げるよ
り、平和外交を積み上げて欲しい。 核兵器の保有の競争は際限がな
い。 この競争に、我が国は絶対に加担してはならない。 平和都市
ヒロシマの一市民として強く叫びたい・・・。
さて皆様、こんな厳しい情勢に合わせたような寒波の襲来、厳しい
日々、いかがお過ごしでしょうか。
俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささやかなが
ら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。
その作品集の発行数は、今月で129号になりました。
また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。
今回は、その内容を報告いたします。
第33回「花衣会」句会開催!!
と き 令和4年 12月6日(火) 午後2時から
ところ 広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室
出句数 各自3句
リーダー 立川 良臣
事務局 土居 旭・濱本 文雄
今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。
皆既食秋の夜空のワンマンショー・・・沖本 惠子
木洩れ日や紅葉の葉先の雫赤・・・勝島 千波
在りし日の母偲びつつ冬紅葉・・・小林 順子
カルガモや河口に戯れ冬迎う・・・立川 良臣
北の地の凍てつく空にミサイル弾・・・土居 旭
古里の言葉で話す夜長かな・・・長岡 和子
枯葉舞う境内歩く暮の刻・・・浜本 文雄
二時間も待って病名加齢です・・・松本 健三
今回も力作ありがとうございました。
勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではない
でしょうか。
次回も健吟をお待ちしております。
*次回の勉強会は、2月14日 (火)午後2時から
会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。
投句は、3句を2月7日迄に濱本さんまでお願いします。
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