年の瀬が押し詰まった頃、毎年スーパーで1000円ぐらいのしめ縄を購入していましたが、12月の市広報に、しめ縄作りの呼びかけがあったので友人3人で参加してきました。
会場はもりぐち歴史館「旧中西家住宅」
10年前に市有形文化財に指定されたのは知っていたけれど、今まで訪れる機会がありませんでした。
16世紀中頃この地に住居を構えた中西家は、尾張徳川家と姻戚関係を持ったことから尾張藩天満御屋敷奉行などを勤めた河内きっての名家の一つです。
在郷の武家屋敷として貴重な遺構らしいです。
かまやなどのある土間で、近くの農家からいただいたわらで作ります。
指導してくださる砂原氏に、わらを締めるのに足や膝を使うけれど
「靴は脱いでよ、神事やからな」と注意されました。
年神さまに来ていただくために、しめ縄の締める向きを間違わないよう気をつけて作りました。
靴下だけでなくセーターや黒のパンツもわらまみれになりました。
今晩は忘年会に出かけるので今日の服を決めたけれど、
わらを扱うのをすっかり失念してました。
出来たぁ~!!
歴史館の館長さんは、「バランス悪いですね」と作り直してくださいました。
年末にウラジロとダイダイを買ってきて、完成したらまたご紹介します。