羽越本線特急「いなほ」です。
この列車に乗り込むまで大変だった顛末から。
午前10:05発の新潟行きに搭乗予定で9時には伊丹空港に着いてました。
荷物預けは待ち時間少なくスムーズに搭乗検査へ。
ここでびっくり仰天の事態発生。
同行者の一人が手荷物検査でひっかかりました。
かばんの中身を見せてくださいと言われ全部出す。
なんとシリコン樹脂カバーで覆われたフルーツナイフに、目にしたものはみな目がテン!
昨今、頭がいかれた老人の事件多発してます。
係員は、機内でナイフもって暴れる老婆の姿を想像されたように見えました。
これがよその国だったら、すぐに別室へ連れて行かれ下手したら監獄かも。
おかげさまでここは安心安全ボケしたニッポン。
ナイフを今一度預けるか、帰阪してから空港へ取りにくるか、あるいは手放すか。
で、捨ててくださいということで無事に放免されました。
ボンバルディア機はたまたま整備不良で10分ほど遅れて離陸したので十分間に合いました。
タラップ上がる前に飛行機を撮影しようとスマホ取り出す。
荷物のほかにチケットとかで手がふさがれてて、知らぬ間に変な触り方してしまって、画面が拡大鏡表示になってしまった。
以前にもこの経験ありどうしても元に戻らなくて、携帯販売店に駆け込んで直してもらった。
そのときに処置の仕方聞いたのにすっかり忘却のかなた。
電源落とすこともできず、これから旅が始まるというのに。
スマホなくてどうする(´△`)アァ-…
たまたま通路を挟んで隣席の青年が知ってそうな気がして尋ねてみた。
するといとも簡単に、指3本の腹でトントンと画面タッチで元に戻った。
感謝感激。
もう二度と忘れないようにしよう。
iPhoneの「ズーム機能」は3本指で
拡大も元に戻すのも3本指でダブルタップします
ついでに、 iOS 10 でロック画面からカメラをすぐ起動させる方法は
ホームボタン押してロック画面を表示し、左にスワイプすると「カメラ」を直接起動できます。
10月初旬カメラの起動にてこずってた話を書いた過去記事2016-10-12 で追記しましたが、最近わかりました。
以前は画面右下のアイコンを上にスワイプする仕様だったのが、今度は画面のどこでもOK、早くて便利です。
さて、話は最初の画像、特急いなほに戻ります。
前席の上部分にチケットホルダーがあって、忘れないようにと注意書きがありました^^
注意書きを黄色にしたほうがいいと思う。
新潟から村上まで46分ほどの所要時間で15:01に乗車。
もっと早いのに乗りたかったけどその前は12時台、本数あまり走ってなくて、ホームで1時間近く待ちました。
都会の電車や東海道新幹線なら10分程度なので新鮮でした。
夕方4時半までにホテルについて、落日16:40頃には海岸へ。
ロビーで落日みるとサンセットカクテルがいただけるのに、その時間海岸にいて戻ったら、配布終了してた。
がっかり。。。
そのロビーの海側の大きなガラスが夜にはシアターになる。
夕日や海中、花火の映像が写されるが、すぐに飽きる。
こんなとこにお金かけるのなら、他にもっとサービス努力せんなあかんとこあると思う。
瀬波温泉の汐美荘は、団体客メインの宿のようで大型観光バス5台以上とまってました。
どれもこれも量も少なくて、内容いまいち。
満腹にならなくてラーメン食べに行きました。
ご飯やお茶も仲居さんがついでくれず自分たちでしました。
団体さんのお世話で手が足りなかったのかも知れませんが、私たちは正規料金ゆえ、皆サイテーやなと憤慨してました。
夕日はオーシャンビューの各部屋から見えましたが、朝日は廊下の窓から望めました。
朝9時ジャンボタクシーにて出発。
すでに笹川流れ遊覧船から、波高し、欠航なるかもの電話頂戴してました。
でも風景見に行こうと向かいました。
江戸末期、頼山陽の子で詩人の頼三樹三郎の紀行文に
笹川流れ
松島はこの美麗ありて 此の奇抜なし
男鹿もこの奇抜ありて 此の美麗なし
美と奇を併せ持つ景観だ、と聞くと見てみたい。
日本海の荒波に浸食された洞窟や奇岩が、絵巻のように続く11kmほどを海上から望む周遊です。
ところが波が3m以上の高さで遊覧船は欠航となりました。
もともと3月下旬から11月中旬までの運行で、冬の日本海は波高く無理です。
船の案内説明は。テープではなく船長さんの生声で、源義経の奥州落ち伝説が語られるんだそうです。
義経は切り立った断崖で先に進めず馬から下りて、航路で山形鼠ケ関へ上陸したんだと。
船着場でユーターンして向かった先は、
イヨボヤ会館 に続く
カクテルも残念、お食事も残念、遊覧船も欠航…いい思い出になりませんでしたね。
イヨボヤ会館に続く…いいことがありますように。
旧姓が村上だった私は願っています(笑)。
ところが朝大阪駅を出てサンダーバードで金沢へ、北陸新幹線に乗り換えて上越妙高、そこからまた列車乗り換えて新潟、さらにまた乗り換えて村上市へ、着いたら夕方になります。
これではあまりにしんどすぎるので往路は飛行機にしました。
がっかりしたのは、あの宿であって、村上市の日本海に沈む夕日はじめ風景やお酒はよかったです。
夕日と海岸の景色綺麗でよかったですね。遊覧船惜しかったけど。
困ったことがあったにせよ、いつもいい旅されますね。いい旅しよう!って心がけがあるからでしょうね。
お値段2000ほどの違いでこの差は、やはりトップの経営方針なんでしょうか。
さてこの業界は先細りで閉店が相次いでいますので、組合人数も激減。
そのため組合旅行は私が企画から添乗を務めさせてもらってます。
このフルーツナイフをうっかり持ってきてしまった方は、宿の部屋で貴重品金庫の暗証番号無茶苦茶押して開かなくなりスタッフ呼びました。
もうだいぶ前に東北の旅に出向いた時に認知症始まりかけの老店主でトラぶったこともありました。
既に他界され代変わりの息子さんは忙しくて親睦旅行は参加されてません。