今回のツアータイトルは
『松葉蟹会席の夕食 鳥取県内2つの弥生遺跡を訪ねる2日間』
鳥取県協賛ゆえにアンケート提出のモニターツアーでした。
8月末に見つけた時1人でも行く気満々。
念の為に、乗り鉄子さんが遺跡好きでもあるので声掛けたら二つ返事。
おかげで2人部屋になって3000円お安く49,800円❣️
ツアー当日の参加者は、予想通り男性の方が多かった。
16名のうち1人参加が6名、女性2人組が2組、夫婦が3組。
観光バス大型なら40名は乗れますから、
16人なら1人で2席利用でラッキーでした。
ツアー参加申し込んだものの、青谷上寺地遺跡の読み方も?
で、私の周りで一番歴史に詳しい人に尋ねると、
武器による痕跡残ってる骨も出土してる遺跡、と教えてくれた。
一般シニアは知らない、というか興味ないというか、
旅行当日に参加者数みてマニアックツアーだったんだと納得した次第。
昨日のブログ
続きがこの旅の最終回となります。
つい最近のニュースで、
>愛知県豊橋市牛川町で1957年に発見され、日本最古の人骨化石とされていた「牛川人骨」について、
クマの骨であるという研究成果が12月1日、
東京大学総合研究博物館の諏訪元特任教授らの研究グループから発表されました。
やっぱり分析技術とか各段に進化してるのですよね。
妻木晩田遺跡は、竪穴住居の穴とか、古墳とか、土器とか。
まぁ20世紀昭和期発見の遺跡ってかんじ?
しかし、2000年に山陰高速道工事現場で発見された青谷上寺地はまさに21世紀の弥生遺跡です。
たまたまラグーン(潟湖)だったから泥に埋もれ酸素を遮断、真空密閉状態で腐らなかった。
109体分もの人骨出土ってスゴイし、時には脳みそまで残る頭蓋骨も。
生活品も、工芸品も形色までわかるもの多数。
じゃんじゃん出土して、鳥取考古学会そりゃあテンション上がるわね。
さて、12/1講演は、
「弥生人との出会い」研究員 濱田竜彦氏
最後まで眠くならず1時間あっという間に聴けました。
先端科学が解き明かす青谷の弥生人。
印象残ったこと2つ記しておきます。
109体の人骨のうち32個体のミトコンドリアDNA解析により29系統を確認。
つまり8割の人々が血縁関係になく、各地から集まってきた都市型集合体だった。
また109体のうち頭蓋骨32個のうち、男性17、女性15体。
壮年とみられるものが9割。
男性は壮年後半もしくは熟年。
女性は壮年後半と推定された個体は少ない。
出産で命落とすこと多いのかな。
二つ目は、
なんで同じ溝に109体もの骨があったのかという疑問。
再堆積、遺体の放置、掘削ではなくて、
二次的な集積だと考えられるが、なんでかわからんそう。
それ聞いた友人曰く、
「弥生人は2度死ぬ」
先月だったか高崎の群馬博物館で観てきた特別展、
ここで繋がった!
アンケートに書いておこうと言ってました(^_-)
公式サイトでPDFが公開されてました。
「続々・倭人の真実」
ご関心持たれた方は⤵
お得なモニタツアーの重責果たせたかな。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
今週のブログ訪問者数500前後と伸びない。
昨秋の三重旅レポートは、716〜1153、エラい違いです。
やっぱりマニアック旅ね😅
鳥取県がんばれ❗️
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