二度目の訪問。
長期展示は一回目の「お葬式」から「マルサの女」に替わっており、そろそろ
三回目の展示に切り替わる時期を迎えている。
因みにそれぞれ展示期間が決まっている訳でなく、入場者数がある一定の人数(5~6万人らしい)を
超えるまで続くとか、一応次回作を聞いてみたが、未だ発表できないとのことだった。
私的には「タンポポ」を希望するのだが、どうだろう。
チーズケーキ(¥300)
ガラス戸前のメニューボードをみていると、お姉さんが
『今日は、チーズケーキ、未だありますよ』と、すかさず声を掛けてくれる。
ホントにこのcafeは、明るくて、開放的で、清潔感があって、男の私でもついつい長居したくなる。
前面ガラスゆえ、中庭が大きく見渡せ、視線の拠り所というか、体を正対しておけば
庭と吹き抜けの中空から入り込む光の中で、動きこそ桂の小枝が風にそよぐ位だが
絵画を観る、或いは静止画を観ているような気持ちがして
何かを偲ぶにはまったく良く出来た造りなのである。
ブレンドコーヒー(¥500)
チーズケーキが絶妙の甘さで、 濃いめの珈琲と良く合います。
今回は撮影以外に、これ↑ともう一冊、購入することが目的だった。
あっ、のるぶさんにお礼を言っておこう。
貴殿の記事が初回訪問時になぜか、手の出なかった文庫本を思い出させてくれました。
奥に見えるのは看板だけ、一六本舗は私の背中方向に少し歩いた道路沿いにございます。
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施設:伊丹十三記念館(公式HP)
所在:愛媛県松山市東石井1丁目6番10号
電話:089-969-1313
開館:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)&年末年始及び保守点検日
入館料:小・中学生400円 高・大学生600円 大人800円
駐車:大型Pあり
タカシさんの今回の文章を読んで、この記念館へ行くことの思いを、あらためて強く感じた次第です。
そこそこに、CAFEでボーッとしてました。13のコーナーに分かれるほど、多方面に活躍された氏の
生涯ですので、俳優としての部分だけに余り、多くのスペースを割けれて無いのが残念です。
私の朧気な記憶では「もう頬杖はつかない」辺りから俳優としての伊丹を意識したように思えます。
ヨーロッパに長期滞在し、ピーター・オトゥールやチャールトン・ヘストン等と交流のあった氏の
俳優としての側面が見えそうな、今回購入したエッセイ集を読むのが楽しみです。
谷崎文学ファンの貴殿としてはやはり「細雪」ですか。
伊丹十三記念館、我が家の近所です。
ようこそいらっしゃいました。