↑かつ丼(750円)
かつ丼には元々、目が無かったのだが地元高知では満足いく物に
なかなか出会えずその気持ちを封じ込めていた。
ところが「ひばり食堂」のかつ丼を食べて以来、その思いが又、ぶり
返したような感がある。そんな所へこの↓記事である。
↑サライ(2007-1-18号)
「小沢さん」と言うのはご存じ「小沢昭一的こころ」の小沢さんで有る。
サライの新年特別企画で『神が賜いし美味「至福の一皿」』として紹介
されていたのは松竹大船撮影所前「松尾食堂」(昭和45年閉店)の
「かつ丼」であるが、ここの味にかなり近いと言うのが岡山市表町に有る
「だて」の「かつ丼」だという記事内容だった。
有る意味「ミーハー」では有るが岡山と言えば今や「目と鼻の先」高速で
2時間圏内では無いか、これは一度「食べて見るべし」と九州以外で初
めて「グルメ紀行」が強行されたので有る。(前振り長過ぎ!)
いつもの「饂飩遍路」では坂出で降りる高速をそのまま「瀬戸大橋」通過
スピードを上げると「肘テツ」を食らうような横風の抵抗を車体中心部で受ける。
車高の低いロドスタでさえこれだから「箱バン」などは凄いんだろうなあ。
早島ICを過ぎて国道2号線を暫く走ると「JEANSFACTORY・岡山店」が
現る。土曜の16:00過ぎ、駐車場は満車状態の様子。
あっ、「SALE」中なんですね。「WE ARE GATTEN!」
17:50「だて」到着(時間的に不自然なのは後述の理由に因る)
昼時は行列も出来るらしいお店はとても狭く、2人掛け椅子が3つの
カウンターに小上がりのテーブル3卓、名物店主?の前に席を取った。
営業は何時迄か尋ねると「最近は真面目に7時位(L/Oらしい)まで
やっていま~す」との事。
どのお店もそうだがとても丁寧な接客が印象的だ。
話がしたければ多分、最後まで付き合ってくれそうな雰囲気である。
事前情報に依ると先に出された「生卵」はカツ丼に掛けてから混ぜるのが
此処の流儀らしい。
サクサクの「揚げだちカツ」は脂身も少なくあっさりしている。
カツに掛けられた「デミ」は甘く無く、殆どソースに近い不思議な味だ。
自分の好みかと問われれば・・・であるが食べ慣れた地元の方はこの味が
「カツ丼」であろう事は周りを見渡せば充分理解出来る。
これもまた「所変われば」の典型であろうか。
「インパクトの強い味」故に好みの分かれるところだが多分、何日か経って
また「食べてみたいなあ」と思い出すような味である。
次回は好評な「支那そば定食」を是非頂きたいと思います。
※店舗外観写真はネット上で沢山見かけるので割愛。
って夜なので綺麗に撮れなかったのが本当のところ。
--shop data--
店名:だて
所在:岡山市表町2-3-60(Yahoo!地図)
電話:086-222-6112
営業:11:30~19:00
定休:毎週火曜・水曜(祝日営業・翌日休み)